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校長室から
019 缶飲料の容器(5/19)
自販機で飲み物を買うことは滅多にありませんが、缶とペットボトルが半々の割合くらいでしょうか。これから暑くなってくると、ビールが待ちきれなくなります。このビール、昔は瓶が主流。酒屋さんがケースで運んできてくれたものです。コカ・コーラも瓶を目にする機会がほとんどなくなりました。高校時代によく飲んだ緑色の瓶の清涼飲料「pop400」を知っている人はどれほどいるでしょう?
さて、去る4月28日は「缶ジュース発売記念日」だったそうです。1954(昭和29)年に明治製菓が日本発で発売したのがオレンジジュース。現在は350㎖や500㎖、あるいは増量ヴァージョンが大半ですが、元々は250㎖でスタートでした。義母がよくくれた三ツ矢サイダーもこのサイズ。スーパーで見かけると手に取りたくなります。
いま流通しているすべての缶飲料が「ステイオンタブ(Stay-on tab)」で、本体にタブがくっついたままのタイプですが、少し遡ると「プルトップ式」、さらに私の子供時代はジュース専用缶切りがあるタイプでした。缶に2つの穴を開けるのです。一つは飲み物が出てくる吸い口用の穴。そして、もう一つは缶の中に空気を送り込む穴なのです。上手に開けられないと、中身が噴き出すなんてことも…。今とは比べものにならないような小さな穴でした。缶詰だって缶切りが必要でしたから、どこの家庭にも必ずあったはずです。
こうした物が懐かしく思い出される方は、私と同年代かそれ以上?ただ、こうした缶の開け方や構造などに工夫や進歩がたくさん隠されています。当たり前になっていることの中に疑問や不思議を感じる心を研ぎ澄ましていきたいものです。ペットボトルにだって秘密がいっぱい!漫然と見過ごしてしまわないようでありたいと思います。
今日はさらに暑くなりそうです。熱中症予防の水分補給は、学校でも家庭でもこまめにしていきましょう。
018 自分の成長を喜ぶ(5/18)
私は、知らず知らずのうちに相手を傷つけてしまう言葉を発していることがあるようで、家族からよく指摘を受けます。言葉だけでなく、言い方が強かったり自分本位の考えで突っついたりするようで攻撃されているような感覚になってしまうとのことです。全然悪気はないのですが、相手は非難されたと勘違いする場合もあるでしょうから、気をつけるように念を押されています。
さて、もうすぐ3歳になる孫が歌ったり踊ったり色々やって見せてくれます。子供って今まで出来なかったことが出来るようになるとうれしくてしかたないのでしょう。それを大人の前で一生懸命披露しているのだと思います。年齢にかかわらず、人間は成長することが喜びなのだと思います。周りの者も、出来たことを喜んでいる姿を見るのはうれしいものです。家庭・地域・学校で、たとえ小さなステップであったとしても、それに気づき、認めていくことは意欲や自信になるはず。その積み重ねが自己肯定感の高まりになると信じています。
褒めたつもりが相手を傷つけたりやる気を失わせたりしてしまうことのないように、細心の注意を払って今日も過ごします。
017 紫外線(5/17)
日焼けが格好いいと思う私の感覚はもう古い。夏場のサッカー指導は炎天下。半日でも屋外にいようものならこんがり小麦色。「ザ・夏!」と思っていましたが、紫外線への意識が高まってからは…。代償として、今では腕や背中が染みだらけです。
コロナ禍前の水泳指導では、ラッシュガードを身に着ける子供が半分近くいることに旧タイプの私は驚きを隠せませんでした。でも、随分前からUVケアの化粧品やクリームが薬局の棚にたくさん並んでいたのを見て見ぬふりをしていただけかも。昔は、コパトーンなど日焼け用オイル主流だったのに、真逆にスイッチです。
いずれにせよ、5月は外出を控えるほど強い紫外線ではないにしても、そろそろ意識し始める時季かもしれません。特に注意すべき時というのが、①雨上がりの翌日の澄んだ青空の日、②太陽高度が高くなる梅雨の晴れ間、③一日の中では11~13時頃、の3つ。私の頭も帽子を忘れると皮がむけます。
さて、秋山教頭が出張に出た日は、歩数稼ぎも兼ねて校内の戸締り確認をして回ります。これまで屋上に上がったことがないことを思い出し、第2校舎の屋上へ行ってみました。なかなか広いじゃないですか。奥には第1校舎の屋上が見えます。フェンスに鍵がかかっているので、そのまま行けず断念。でもよく見ると、狭いし汚れがひどい。管理棟でない方が第1校舎とされる訳がわかった気がしました。一方、屋上も活動の場になりうることが確認できたのは収穫!ただこれからの時期、紫外線には要注意?!
016 命をはぐくむ(5/16)
私はホームセンターが大好きです。だから、新聞の折り込み広告があると隅から隅まで眺めます。春先から初夏にかけてホームセンターでは様々な植物を扱いますが、そうしたものを見て回るだけでワクワクします。植物以外でも夢がいっぱい詰まっている場所のような気がして、自然と足が向いてしまうのです。
さて、4月中旬、我が家で鉢植えした銀杏が発芽しました。その後、日陰でも順調に育っていく姿が健気でかわいい。この銀杏は、昨秋に市川霊園で大量に拾ってきたもの。落ちている比較的大きな実をたくさん集めて水に浸し、臭さに耐えながら実を剥いていきます。後日調理して食べてみると小粒でもおいしい。ただ、店で買った大粒の銀杏を食してしまうと貧弱に見え、食べずに放ってしまいました。あるとき、もしかしたらと思って鉢に植えてみたのです。その生命力には「お見事」と言わざるを得ません。
子供たちも一鉢栽培を始めるころです。毎日欠かさず水やりして成長を見つめる姿は微笑ましく見えます。私もプール入り口そばの一角をもらって栽培活動を始めようかと…。また、赤門を入った桜の木の下にはクリスマスローズの飛び種で育った苗を植えることにします。来年の冬をお楽しみに…。
015 安全・安心のために(5/13)
13日の金曜日、しかも雨!
息子と20年以上も前に遊んだポケモンカードや遊戯王カード。全然ルールを知らない私が適当にやるので、よく息子が怒っていた思い出があります。こうしたトレーディングカードが、時計や美術品と並んで、投資家の投機の対象になっているといいます。例えば、遊戯王カード。5~6年前に20~30万円といい、それだけでも驚きなのに、現在300~400万円で取引されるまで価格が跳ね上がっているらしいのです。モノによっては数億という言い値がつく場合もあるとか。こんな記事を目にして、息子に「やっぱり捨てたよね?でも、どこかに隠してあるとかしない?」とメールする私は、億万長者を一瞬夢見てしまいました。だって老後が安心でしょ?
さて、4月しばらくしたある朝、安全指導をしているときに保護者の方からツイタもんに関する相談がありました。学童への通所が不規則らしく、「白門を出れば当然着信があるが、学童に行っても着信があるので、どの時間に本当に下校したのかわからない」と言います。導入当初はそうした説明があったようですが、訴えを聞いて初めて知った次第です。調べると、白門手前にセンサーがあるため、どういう経路を通っても反応してしまうようです。そこで、16時までは第1校舎4年生昇降口を学童入口とするように変更しました。ただし、活動日の吹奏楽部員は従来どおりの入室方法となるためセンサー反応があることをご承知おきください。(※ブログを見ていない方もいらっしゃるので、お知り合いにも教えてあげてください)
このほかにも、児童の安全・保護者の安心に関して気になる点がありましたら教えてください。何でも学校が対応できるわけではありませんが…。