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校長室から
212 脚本家(23.5.12)
4K、8Kの映像はビューティフォー!さらにこれが大型画面に映し出されると圧巻!そういう意味で大型電気店のテレビコーナーは魅力的です。ただ、とても小さな画面かつ粗い画質であっても、白黒テレビがカラーテレビになったときの喜びには及びません。
さて、春の新ドラマが始まってひと月が経ちます。正直、ワクワクする番組は決して多くありませんが、時々「これはいいなぁ」と思ってエンディングまで見ていると、決まって知った脚本家の名前が登場します。過去に遡ると、「このドラマも、この人の脚本だったんだぁ」と思うこともあります。
私の好きな脚本家は、例えば森下佳子さん。『義母と娘のブルース』『仁』『世界の中心で愛を叫ぶ』で有名ですが、25年のNHK大河ドラマ『べらぼう』を担当するようです。そして、中園ミホさんは『Doctor-X』『七人の秘書』『ハケンの品格』などで知られ、岡田惠和さんの作品には『虹色カルテ』『ひよっこ』『ビーチボーイズ』などがあります。最近では『ブラッシュアップライフ』などを手がけたバカリズムさんも好んで観ます。
『大豆田とわ子と三人の元夫』『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、古くは『東京ラブストーリー』などを手がけた坂元裕二さんが、春の褒章受章者に名を連ねていました。自分でも「『月9』、つまり月曜九時のドラマに鍛えられて育った」と語っています。今もトレンディードラマの作り手としての誇りをもって、新しいものを生み出すために挑戦を続けているそうです。
2年前の日曜劇場『TOKYO MER~走る救急救命室~』も毎週観ていました。重大事故や災害・事件の現場に駆けつける大型のERカーも格好よいのです。GW前から映画が公開されていますが、映画では横浜ERカーも登場します。これが街中を走っていたらすごいだろうなぁと思っていると、6年生の子が「竹下通りで走っているのを見ました」と教えてくれました。羨まし~。というか、竹下通りなんて歩いたことのない私は田舎者?