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校長室から

234 傘が危ない(23.6.13)

 創立70周年記念の空撮はまた延期。次は16日(金)を予定していますが、やっぱり天気が心配です。

 朝は自宅の最寄り駅から始発電車に乗ります。混雑を避けられて座ることもできます。ホームに電車が滑り込んできて、目の前でピタリと止まります。すぐにドアが開くことを想定して、1,2歩前に進みます。「あれっ?開かない」10秒もないであろう空白の時間が、なぜか格好悪い!まるでお預けを食らった飼い犬のようで…。そんな経験はないでしょうか。

 以前1年生の国語で『おじさんのかさ』という単元がありました。おじさんは立派な傘を持っていますが、大事な傘を濡らさないためにささないのです。でも、「あめがふったらポンポロロン…あめがふったらピッチャンチャン…」と歌う子供の声を聞いて、「本当かなぁ」と確かめてみると…。そんなお話でした。先週梅雨入りして、傘の出番が増えそうです。私も古くなった傘に防水スプレーをかけて準備万端。でも、「えっ、今日は雨が降るなんて言ってなかったじゃん」と、傘忘れを天気予報のせいにすることも…。

 さて、長い傘を道路と水平になるように持って歩く人を時々見かけることがあります。しかも手を振って歩くので、傘の先端が前後方向に大きく動きます。誰かにぶつかるのではないかとヒヤヒヤ。駅の階段はもっと顕著で、上る人の傘が下にいる人の目の前にということだってあります。事故が怖いので、多くの人は傘のハンドル部分を持って、先端を地面の垂直になるような感じで歩くのだと思います。

 もう一つ気になるのが、傘をさしながらの日のすれ違い。本八幡駅と学校を結ぶ高架脇の歩道は、傘をさすと行き交うのがやっとの場所ですが、傘傾げを知らない人がいます。傘がぶつかることもあって朝から嫌な気分になります。

 子供たちが歩道を歩いて登下校しますが、おしゃべりに夢中で前から歩いてくる人がいてもなんのそのという時があります。雨ならなおさら。迷惑をかけていることが結構あるのでは?そうしたこともぜひ家庭によるOJTで教えたいことです。

 ♪だけども~ 問題は~ 今日の雨~ 傘が(危)ない~♪ By 井下陽水