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校長室から
290 優しさの連鎖(23.10.18)
先の日曜日は、雨もあって寒い一日でした。フリースを着込んだり車内では今シーズン初めての暖房を入れたり…。翌日にはまた25度くらいに戻りましたから体がついていきません。
陸上大会が行われた日も秋晴れの清々しい天気。前の晩に頭を剃っていたので、帽子を忘れたことを後悔しました。陸上競技場の走り高跳びは、スタンドから離れた場所で展開されます。ですから、現在のバーの高さは何センチなのかを知らせるためのボードがあります。これが登場したのはそれほど昔のことではありません。実はこれ(写真)を見ると、ガソリンスタンドのガソリンや軽油の価格ボードに見えてしまうのは私だけ?国府台スポーツセンターへ引率・応援に行ってこんな写真を撮っているのも私だけなのでしょう。
ある日船橋駅から電車に乗って、空いていた座席に腰を下ろしました。発車前に後期高齢者と思しき男性が乗り込んできました。座れる場所を探している様子。優先席は?若者が占領して動く気配なし。近くにいる人も気づいているのかいないのか誰も譲りません。少し離れて座っていた私が声をかけ、座ってもらいました。昔話だと、家に帰ったおじいさんは、おばあさんから「よいことをしましたなぁ、じぃさんや!」と声をかけられる感じ?そんな私も62!
「優しさの連鎖」という投稿動画を見ることがあります。思いやりある行動を目にしたほかの人が、別の場面で別の人に思いやりのある別の行動をとります。それを見た別の人は違うところで…といった連鎖ですが、子供たち同士でも優しさの連鎖がたくさん見られたらいいなぁ。でも、願うだけではだめ!意図的に仕組んでいくこと。そこは大人の、担任の腕の見せ所ではないかと思うのです。
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