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校長室から

256 大きくなぁれ(23.7.18)

 枝豆がたくさん出回るようになりました。これから8月にかけて、「湯上り娘」「味風香」など様々な品種が続々と登場します。甘みや食感は、居酒屋で出される冷凍の枝豆とは全く別物です。

 枝豆は、未成熟な大豆のことで豆の種類ではないことはご存じだと思います。そういうわけで、大豆と枝豆の違いは、1つは収穫時期。もう一つは分類学上、「大豆は豆類」で「枝豆は野菜類」であることでしょうか。

 以前、居酒屋で枝豆のホイル焼きを食べましたが、旨味が濃厚だったことを思い出します。山形県の郷土料理「だし」にいれても美味しいですし、枝豆をすりつぶした「ずんだ」を使ったシェイクや餅などは仙台名物です。手近なところでは、ヤオコーで売られているずんだおはぎが好きです。新田店にもありますか?

 そうそう、校長室で育てていたビワが発芽しました。何気なく窓辺に置いた鉢に目をやると葉っぱが見えます。一瞬何を植えたか思い出すのにタイムラグがありましたが、ちゃんと育っていたのです。発芽したら次に必要なのは、水と日光と栄養。観葉植物だと思って管理します。

 一方、1年生が育てるアサガオは毎日のように花を咲かせています。「ぼくのアサガオを見て!」と話しかけてくれる子もいますが、水が足りなくて葉をシナシナにしながら種の保存のために花をつけていそうな鉢もちらほら。赤門近くは日当たりがよくて、保護者に持ち帰ってもらうにはよい場所なのですが、なにせ1年生の昇降口からは遠いのが難点です。

夏休みまで今日を含めて3日になりました。植物と一緒で、子供たちも一回り大きくなる夏です。