文字
背景
行間
2022年10月の記事一覧
水道出前授業(4年生)
先週金曜日、4年生は元千葉県水道局にお勤めだった方々を学校にお招きし、私たちが普段何気なく蛇口をひねると出てくる水道水について詳しく学ぶ機会をいただきました。紙芝居や実験、ワークシートを使っての詳しい説明といろいろな方法で分かりやすく解説していただきました。
紙芝居で川から浄水場を経て各家庭に水道水が届けられる様子や、浄水場でどんなことが行われているかを教えていただきました。
浄水場で川の水がきれいになっていく様子を実験で教えていただきました。最初は川の水に、ある薬品を加えてゆっくりと攪拌することで、不純物が沈殿します。
先生たちも機械ではなくて、自分の体で実験してみました。
かなり沈殿してきました。
次に上澄みの水を活性炭や砂、砂利の層を通すことでろ過します。かなりきれいな水になります。
次はオゾンでブクブクと泡立てます。色や臭いがとれるそうです。
ここまでやれば水道として利用できるとのことでしたが、千葉県ではさらにおいしい水にするために、もう一度活性炭の層をくぐらせてろ過するということです。
仕上げは塩素を入れて消毒をして、完成だそうです。逆に塩素が入っていない水は法的に水道水とは呼ばないそうです。また、塩素は汲み置きしてから3日くらいしか持たないそうなので、3日以上たった水は飲まないほうが良いとのことでした。
最後に質問コーナーがあり、たくさんの質問に答えていただきました。
なんと最後にマスコットキャラクターの「ポタリちゃん」が登場してくれました。みんなで記念写真も撮りました。
4年生はこの学習を、社会科や総合的な学習の時間の授業に生かしていきます。