ブログ

今日の給食

6月20日(金)

今日の献立 

牛乳 ご飯 オクラ納豆 揚げじゃがいものそぼろ煮 こなつ

【一口メモ】

横に切ると星形になるネバネバ野菜といえば、オクラです。オクラはハイビスカスに似た花が咲いた後に実をつけます。そのままにしておくと固くて食べられなくなります。食べられるのは、実ができ始めた小さいものや、まだ若く柔らかいうちに収穫したもので、花が咲いた後、4日くらいがちょうどよいサイズです。今日は納豆あえにオクラを使いました。オクラの形、食感、香りを楽しんでください。オクラのネバネバはペクチンという成分です。お腹の調子を整える働きや、健康のために重要なコレステロールの上昇を抑える効果があります。オクラは緑黄色野菜でカロテンも豊富です。髪の毛や皮膚、視力、のどを保つためにも役立っています。

6月19日(木)

今日の献立

牛乳 マーボー丼 青菜のナムル パイナップルゼリー

【一口メモ】

にらには中国では2つの名前があり、「ようきそう」、「らいにいそう」とよばれています。「らいにいそう」には「なまけ草」という意味があるそうですが、これはいつまでも収穫ができ、手抜きをしても育つ野菜ということなのです。しかし、実際は柔らかくおいしいにらを作るのは大変です。今日は茨城県産のにらを使いました。にらは豚肉と組合わせて食べると、疲れを取り、夏バテ防止に向いている食材です。今日はマーボー豆腐を一つのお皿に盛り付けてマーボー丼にしました。

 

6月18日(水)

今日の献立

牛乳 スパゲティナポリタン 豆いりサラダ おからチーズケーキ

【一口メモ】

イタリアでは2ミリ前後のものをスパゲティとよび、それより細いもの1.6ミリから1.7ミリのものをスパゲティーニとよんでいます。主食はスパゲティナポリタンです。スパゲッティは食べたときはおなかいっぱいでも、ご飯と比べると、おなかがすくのが早く感じられます。そこで、サラダは豆をつかったサラダを合わせました。豆はおなかのお掃除屋さんです。おなかのお掃除屋さんには、食物繊維が多く含まれていて、腹持ちをよくしてくれます。

6月17日(火)

今日の献立

牛乳 ご飯 サバの味噌煮 からし和え フルーツみつ豆

【一口メモ】

パイナップルはカラスにねらわれてしまうので、カラスをおびき寄せる小屋を畑に作り、育て上げたパイナップルを守っているそうです。また、広大な土地で育て手作業で収穫するのですが、一ずつ刈り取り、背中に背負ったかごに入れるため重労働です。パイナップルを収穫するのはとても大変なのです。今日はフルーツみつ豆に沖縄県産の生のパイナップルを入れました。パイナップルにはビタミンB1、ビタミンA、ビタミンCのほか、食物繊維も含まれています。

 

6月16日(月)

今日の献立

牛乳 ご飯 生揚げの肉みそ煮 梅かつお和え 冷凍みかん

【一口メモ】

梅干しは梅から作ります。桃のようないい香りがしますが、そのままでは食べられないため梅干しやジュースなどに加工されます。梅の色は緑色から熟すと黄色になりますが、梅干しは赤いですよね。それは梅干しを作るときに赤しそを使っているからです。ちょうど今の時期に店先には梅と赤しそが売られています。梅を塩漬けにて白梅酢があがってきたら、塩もみした赤しそを絞って入れると、赤い色が付きます。梅雨が明けたら天日干しして梅干しの出来上がりです。今日の副菜は梅かつお和えです。梅には食欲を増す働きをするクエン酸が含まれています。

 

6月13日(金)

今日の献立

牛乳 ご飯 さつまいもの味噌汁 いわしの山河焼き ほうれん草の香味和え

【一口メモ】

あさっては県民の日です。今日は千葉県の郷土料理「山河焼き」を作りました。房総半島近くの海で、あじ、いわし、さんまなどの魚がたくさんとれます。漁師たちはとれた魚を船の上で、みそと一緒に細かくたたき、「なめろう」という料理を作りました。漁師は山へ行くときは、アワビの殻に余った「なめろう」を入れて持っていき食べたそうです。そして、この料理を山河焼きと呼ぶようになりました。給食では食べやすいように、肉や野菜を加えて作りました。

6月12日(木)

今日の献立

牛乳 ご飯 かぶのとろとろ煮 若竹汁 冷凍みかん

【一口メモ】

白菜や小松菜と同じアブラナ科で、育てる期間が1ヶ月半から2ケ月と短いのはかぶです。今日は千葉県産のものを使用しています。かぶのとろとろ煮のかぶは皮をむかずに使いました。かぶは皮つきでも火が通りやすく、皮のまわりの栄養素も余すことなく取れ、煮崩れの心配もありません。にんじんは味がしみこみやすいように乱切りします。豚ひき肉を炒めて火が通ったら砂糖を加えます。かぶとにんじんを加え、火が通るまで煮て、味付けし、とろみを足します。色味となるかぶの葉、さやいんげんを入れて出来上がりです。

6月11日(水)

今日の献立

牛乳 ドライカレーミートソース ポトフお団子スープ 河内晩柑

【一口メモ】

体を温める作用があり、英語ではジンジャーと呼ばれる野菜はしょうがです。今日はポトフお団子スープの中のお団子に入っています。よく練り上げられたお団子を3人の調理員さんが大きな釜に入れていくのですが、火の近くで作っていくので、みんな顔を真っ赤にしながら調理しました。時にはお湯がはねてしまうので、長い手袋をつけて全身装備を行い、やけどにも注意します。

6月10日(火)

今日の献立

牛乳 ごはん 擬製豆腐 おかかあえ いなか汁

【一口メモ】

今日の主菜は擬製豆腐です。「豆腐と野菜が入った卵焼き」で精進料理といわれています。昔のお坊さんは肉や卵を堂々と食べることができませんでした。そこで、野菜や豆腐と混ぜてこのように食べていたそうです。崩した豆腐をもとのような四角い形に戻すことから、元の形に似せるという意味で、「擬製豆腐」の名がついたといわれています。他の説では「擬省」という名の尼が考案したことから、「擬製豆腐」になったともいわれています。今日はきくらげも入れました。きくらげには、おなかのお掃除屋さんの食物繊維と骨の成長に役立つビタミンDが含まれています。

6月9日(月)

今日の献立

牛乳 チキンライス クリームシチュー ほうれん草サラダ

【一口メモ】

パンに塗って食べたり、調味料として使ったりするバター。バターを一箱分作るためには、大きな1リットルのパックの4本分以上の生乳が必要です。さて今日の給食のシチューは、バターと小麦粉でルーを作り、シチューにしますが、バターを溶かし、小麦粉を加えて混ぜ続けます。混ざり合って滑らかになったものが一度みそのような状態になった後、さらに滑らかなルーとなり完成します。牛乳を加えるとホワイトソース(ベシャメルソース)になります。給食ではたくさんの牛乳を加えてソースを作るのは大変なため、スープにルーと牛乳を加え作り上げました。