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今日の給食

6月13日(金)

今日の献立

牛乳 ご飯 さつまいもの味噌汁 いわしの山河焼き ほうれん草の香味和え

【一口メモ】

あさっては県民の日です。今日は千葉県の郷土料理「山河焼き」を作りました。房総半島近くの海で、あじ、いわし、さんまなどの魚がたくさんとれます。漁師たちはとれた魚を船の上で、みそと一緒に細かくたたき、「なめろう」という料理を作りました。漁師は山へ行くときは、アワビの殻に余った「なめろう」を入れて持っていき食べたそうです。そして、この料理を山河焼きと呼ぶようになりました。給食では食べやすいように、肉や野菜を加えて作りました。

6月12日(木)

今日の献立

牛乳 ご飯 かぶのとろとろ煮 若竹汁 冷凍みかん

【一口メモ】

白菜や小松菜と同じアブラナ科で、育てる期間が1ヶ月半から2ケ月と短いのはかぶです。今日は千葉県産のものを使用しています。かぶのとろとろ煮のかぶは皮をむかずに使いました。かぶは皮つきでも火が通りやすく、皮のまわりの栄養素も余すことなく取れ、煮崩れの心配もありません。にんじんは味がしみこみやすいように乱切りします。豚ひき肉を炒めて火が通ったら砂糖を加えます。かぶとにんじんを加え、火が通るまで煮て、味付けし、とろみを足します。色味となるかぶの葉、さやいんげんを入れて出来上がりです。

6月11日(水)

今日の献立

牛乳 ドライカレーミートソース ポトフお団子スープ 河内晩柑

【一口メモ】

体を温める作用があり、英語ではジンジャーと呼ばれる野菜はしょうがです。今日はポトフお団子スープの中のお団子に入っています。よく練り上げられたお団子を3人の調理員さんが大きな釜に入れていくのですが、火の近くで作っていくので、みんな顔を真っ赤にしながら調理しました。時にはお湯がはねてしまうので、長い手袋をつけて全身装備を行い、やけどにも注意します。

6月10日(火)

今日の献立

牛乳 ごはん 擬製豆腐 おかかあえ いなか汁

【一口メモ】

今日の主菜は擬製豆腐です。「豆腐と野菜が入った卵焼き」で精進料理といわれています。昔のお坊さんは肉や卵を堂々と食べることができませんでした。そこで、野菜や豆腐と混ぜてこのように食べていたそうです。崩した豆腐をもとのような四角い形に戻すことから、元の形に似せるという意味で、「擬製豆腐」の名がついたといわれています。他の説では「擬省」という名の尼が考案したことから、「擬製豆腐」になったともいわれています。今日はきくらげも入れました。きくらげには、おなかのお掃除屋さんの食物繊維と骨の成長に役立つビタミンDが含まれています。

6月9日(月)

今日の献立

牛乳 チキンライス クリームシチュー ほうれん草サラダ

【一口メモ】

パンに塗って食べたり、調味料として使ったりするバター。バターを一箱分作るためには、大きな1リットルのパックの4本分以上の生乳が必要です。さて今日の給食のシチューは、バターと小麦粉でルーを作り、シチューにしますが、バターを溶かし、小麦粉を加えて混ぜ続けます。混ざり合って滑らかになったものが一度みそのような状態になった後、さらに滑らかなルーとなり完成します。牛乳を加えるとホワイトソース(ベシャメルソース)になります。給食ではたくさんの牛乳を加えてソースを作るのは大変なため、スープにルーと牛乳を加え作り上げました。

6月6日(金)

今日の献立

牛乳 ご飯 鰯のガーリック揚げ ほうれん草の磯あえ みそ汁

【一口メモ】

今日は一汁二菜の献立です。一汁とは一つ汁物があるという意味です。みそ汁の具は切干大根やもやし、豆腐です。二菜はおかずが二つあるということです。おかずは主菜と副菜にわけられ、主菜は肉、魚、卵、豆などが主に使われている料理です。今日の主菜は鰯のガーリック揚げです。副菜は野菜や海藻、きのこが主な材料の料理です。足りない栄養素を補う役割で、ほうれん草の磯あえが副菜です。ごはん、汁物、主菜、副菜を順番に口にしましょう。栄養が偏りにくく、味わいが豊かになります。

6月5日(木)

今日の献立

牛乳 ご飯 三食そぼろ おからポテトサラダ こなつ

豆腐を作るときにできる豆乳をしぼった残りかすがおからです。今日はポテトサラダにおからを使いました。おからはおなかのお掃除屋さんの食物繊維や骨や、歯に必要なカルシウムをたくさん含んでいます。また、もとをたどると、おからは大豆です。大豆のたんぱく質もとることができ、体をつくるもとになります。ポテトサラダには米酢も使いました。酢には疲れをとる効果があります。

6月4日(水)

今日の献立

牛乳 ご飯 昆布豆さつまいもいり 若鳥の味噌煮 ねりごま和え

【一口メモ】

ごまは白、黒、金と皮の色で分けられています。ごまのセサミンは腸内環境を整えたり、肌を保ったり、疲れをとったり、老化の防止に役立ちます。さて、6月4日から10日までは歯の健康週間です。よく噛んで食べるとよいことがたくさんあります。「ひみこのはがいーぜ」という標語で、よく噛むと体にどのようないいことがあるか確認しましょう。

「ひ」肥満を防止「み」味覚が発達「こ」言葉の発音がきれいに「の」脳が発達「は」虫歯の予防「が」がんの予防「い」胃腸の働きを良くする「ぜ」全力投球できる

いつもより噛むことを意識しましょう。

6月3日(火)

今日の献立

牛乳 ツナカレートースト 洋風煮込み さつまいものレモン風味 

【一口メモ】

いろいろな料理に使われる万能野菜の玉ねぎ。黄、赤、白と種類がありますが、日本で多く出回っているのは黄色です。玉ねぎを切ると目が痛くなりますね。今日はトーストにも洋風煮込みにも玉ねぎを使いました。玉ねぎは涼しい気候を好むので、北海道で多く栽培されており、春に種をまいて秋に収穫します。佐賀県や兵庫県、長崎では、秋に種をまき、春に収穫します。春の新玉ねぎは辛みが少ないのでサラダとしても食べやすいです。一年中出回っているものは辛みが強いですが、火を通すと玉ねぎの細胞から甘み成分が出てきて、料理のおいしさを支えています。

6月2日(月)

今日の献立

牛乳 チンジャオロース丼 かぶのサラダ 麩のラスク

【一口メモ】

今から400年前の、徳川家康は、普段、麦ごはんを食べていたといわれています。麦にはビタミンB1という栄養素が含まれています。それはこの時代に、はやっていた病気を防ぐことができると後にわかりました。当時の平均寿命は、50歳でしたが、家康は75歳まで生きたといわれています。長生きしたのは麦ごはんのおかげかもしれません。給食のごはんには、麦や強化米をいれて炊くことがあります。ご飯の粒の中に線が見えるものが麦です。強化米は黄色く見えたり、炊くときに色が反応して黒っぽく見えたり、ほんのり苦みを感じたりすることがあります。でも、食物繊維やビタミン、鉄分など、栄養価アップしたご飯なのでご安心ください。