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今日の給食
12月19日(金)
今日の献立
牛乳 ご飯 ハニーマスタードチキン ポトフ フルーツポンチ
【一口メモ】
にんじんには根が短い西洋にんじんと、根が長い東洋にんじんがあります。にんじんには、のどや鼻の通りを丈夫にするカロテンが含まれています。ポトフとはフランスの家庭料理です。肉の塊や大きく切った野菜、香辛料を入れて煮込む料理です。フランス語で「pot(鍋)」「fue(火にかけた)」は「火にかけた鍋」を表しています。給食のポトフは豚肉とにんじん、じゃがいも、たまねぎ、かぶなどを煮込みました。寒い冬には体を温めることが大切です。今日は冬休み前最後の給食、みんなで食事を囲んで、体も心も温まりましょう。
12月18日(木)
今日の献立
牛乳 ポークカレー かぶのサラダ みかん
【一口メモ】
かぶは根も葉も食べやすい野菜です。根には、皮膚や血管の老化を防ぐビタミンCが含まれます。また、大根と同じように消化を助けるジアスターゼも含まれます。冬休みやお正月にごちそうを食べつかれた時にお勧めの食材です。かぶの葉には、ビタミンCの他に、のどの通り道を良くしたり、目を良くしたりするカロテンが含まれています。今日はかぶをツナと合わせてサラダにしました。野菜は手をパーに開いた時の大きさ分の量を食べると健康になります。食事の時に試してみましょう。
12月17日(水)
今日の献立
牛乳 かぼちゃご飯 鯖の幽庵揚げ ほうとう
【一口メモ】
かぼちゃは栄養があり、皮の緑色の部分や中身の黄色の部分を食べると目が元気になります。のどや鼻の空気の通り道が丈夫になり、風邪などのウイルスが体に入るのを防ぎます。それはかぼちゃにカロテンという栄養素がたくさん含まれているからです。そのため昔の人は「冬至」にカボチャを食べると「長生きする」、「風邪をひかない」と言って冬に不足がちな栄養素をかぼちゃからとっていました。今日は冬至献立。幽庵とはゆずやかぼす味の料理です。ゆずも冬至になじみのある食べ物です。ほうとう山梨県の郷土料理です。
12月16日(火)
今日の献立
牛乳 チンジャオロース丼 ひじきのマリネ ふのラスク
【一口メモ】
牛1頭から牛乳はどのくらいとれるでしょうか。実は給食用の牛乳パック100本から150本分も作られています。小中学生の頃は、骨の窓が開く時期ともいわれていて、骨にカルシウムが取り込まれやすくなります。皆さんの骨は、目では見えないけれど、体の中で毎日生まれ変わっています。そこでカルシウムが豊富な牛乳が毎日給食に出ているのです。カルシウムが足りないと、骨がスカスカになり、骨折しやすくなります。成長のため、けがをしないためには、カルシウムが欠かせません。ところで牛の乳は本当は誰が飲むものだったでしょうか。それは牛の赤ちゃんです。食べ物は自然と湧き出たものではありません。私たちがいただく食べ物は、すべて元をたどると生き物です。動物や植物の大切な命を譲り受けています。
12月15日(月)
今日の献立
牛乳 あぶ玉丼 根菜ごま汁 みかん
【一口メモ】
みかんは暖かい地方で育てられています。それは冷たい風にあたると葉が落ちてしまい、実がつかないからです。産地は和歌山県、愛媛県、静岡県、佐賀県などの暖かい地方が主となっています。みかんを一つ大きく実らせるために、必要な葉の数はおよそ20枚です。そのため実を摘んで数を調整しています。みかんの外皮をむくと白い筋があります。この筋の名は「アルベド」です。これはみかんに栄養分や水を運ぶ通り道、維管束です。白い筋や皮を食べると、食物繊維でおなかの調子を整えたり、生活習慣病の予防に役立ちます。実際の生活では他の野菜や果物、じゃがいもなどからもビタミン.Cをとっていますが、中ぐらいのみかんを2~3個食べると一日に必要なビタミンCが取れ、風邪の予防になります。
12月12日(金)
今日の献立
牛乳 ご飯 鮭の生姜焼き はすのきんぴらベーコン 味噌汁
【一口メモ】
れんこんはハスとも言い、水の中で育ちます。れんこんの穴の数は9個くらいで、これは空気の通り道です。今日のきんぴらは定番の材料のごぼうとにんじんのほかに、れんこんやしめじを取り入れて歯触りが楽しくなるようにしました。れんこんの生産量第1位が茨城県、第2位が佐賀県、第3位が徳島県です。今では一年中出回っていますが、旬は秋から冬です。ちなみに昨日のドーナッツにもれんこんが入っていました。
12月11日(木)
今日の献立
牛乳 大根とツナのスパゲティ 生揚げとおかかのサラダ バムとケロのこんがりドーナッツ
【一口メモ】
今日はお話給食、島田ゆか作「バムとケロのにちようび」よりドーナッツをつくりました。17世紀頃オランダなどのヨーロッパではクルミを真ん中に載せた揚げ菓子が食べられていました。これがドーナッツの原型だといわれています。穴が開いたドーナッツはアメリカで誕生したといわれています。ドーナッツの材料には、やさしい甘さをつけるためにかぼちゃのペーストも使いました。かぼちゃは髪や目の健康、風邪を予防するカロテンを含んでいます。実はかぼちょのほかにもう一つ野菜を入れました。食べてもドーナッツの味でわからないかもしれません。調理員さん手作りのドーナッツです。
12月10日(水)
今日の献立
牛乳 コンソメライス ポークビーンズ イタリアンサラダ
【一口メモ】
じゃがいものふるさとは富士山よりも1000メートルも高いペルーのアンデス山脈です。16世紀にスペイン人がヨーロッパにじゃがいもを持ち帰りました。でも、当時は食べ物ではなく、花としてフランスの宮殿で栽培されていました。涼しい気候でも丈夫に育ち、土の中に実ることから、ヨーロッパ全体に広がったそうです。日本には、インドネシアのジャワ島のジャカトラ(ジャカルタの古い名前)からオランダ人によって長崎に運ばれたとされています。ジャカトラからじゃがいもになりました。今日はポークビーンズに北海道産のジャガイモを入れました。風邪に良いビタミンCがたくさんとれます。
12月9日(火)
今日の献立
牛乳 ご飯 お好みオムレツ焼き 肉じゃが みかん
【一口メモ】
たまごのしろみときみを比べるとしろみの方が早く固まり始めます。しろみは60度くらいからかたまりはじめて80度で完全にかたまります。きみは65度からかたまりはじめて75度で完全にかたまるので、完全にかたまるのが速いのはきみです。この性質を利用して温泉卵作られます。たまごの形を見るとまん丸ではありません。それは鶏が卵を産むときに体の中を通るときのに細いほうが良いからといわれています。また巣から卵がおちてもまん丸より遠くに転がりにくいから今の形になったともいわれています。ところで脳は脳のはたらきに必要なものを毎日作っています。たまごはその材料となる栄養素が含まれています。
12月8日(月)
今日の献立
牛乳 ご飯 ジャージャン豆腐 チャプチェ風炒め
【一口メモ】
「冬菜」「雪菜」「鶯菜」とも呼ばれる野菜は小松菜です。小松菜の名前の由来はいろいろあり、その中で江戸時代の8代将軍徳川吉宗がつけたという説があります。1719年小松川に出かけた時にそこで食べたすまし汁に入った青菜を気に入りました。青菜の名を尋ねたところ名前がないということで、「小松菜」と名付けました。それから全国に知られたといわれています。今は一年中出荷されていますが、昔は秋冬にしか出回らなかったので、「冬菜」「雪菜」と呼ばれ、春に出るものを「鶯菜」と呼びました。12月から2月が旬です。今日の給食にも小松菜を使いました。
12月5日(金)
今日の献立
牛乳 ご飯 いなだの和風ソース ほうれん草の磯和え じゃがいもともずくの味噌汁
【一口メモ】
今日の給食ではブリの小さいもの「イナダ」が主菜です。ブリは出世魚で育つにつれて呼び名が変わります。関東では小さいものから順に「ワカシ」→「イナダ」→「ワラサ」→「ブリ」関西では「ツバス」→「ハマチ」→「メジロ」→「ブリ」と呼びます。出世をする魚ということで縁起が良いため、お正月やお祝いの料理にもよく利用されています。イナダに片栗粉をまぶし、油で揚げました。ソースは旬の大根です。大根をすりおろしてみると、甘みのある大根でした。魚に合うように醤油の量を調整してソースを作りました。
12月4日(木)
今日の献立
牛乳 食パン みかんジャム 白いんげん豆と大根のサラダ クリームシチュー
【一口メモ】
みかんは今が旬の果物です。旬とは味がよく、栄養価も高く、たくさんでまわるので値段も安い時期を言います。この旬はさらに3つにわけることができます。「走り」「盛り」「名残り」の3つです。「走り」ははじめでみずみずしいです。「盛り」はだんだん栄養価も高まります。「名残り」は間もなく終わる時期です。味も少しずつ変化していきます。みかんは旬の中でも盛りの時期です。今日はみかんジャムを作りました。外皮をむいてからすりおろし、砂糖を加え、とろみをつけるためにコーンスターチを加えてできあがりです。
12月3日(水)
今日の献立
牛乳 カレーそぼろ丼 八宝味噌汁 みかん
【一口メモ】
ごぼうは生産量第1位が青森県です。青森県は、夏に冷たく湿った風が吹く地域です。そのため地面の中に根をはる根菜類の方が育てやすかったそうです。また、土が柔らかいのもごぼうづくりに適していました。ごぼうは食物繊維が豊富で、おなかの掃除もしてくれるので、体の中から健康になれます。さて今月は味噌汁を多く出しています。一つは和食を身近に感じてもらいたいから、もう一つは体を温めることで免疫力を高めて、感染症にかかりにくくなってもらいたいからです。味噌は蒸した大豆をつぶして麹菌と塩、種水を混ぜ合わせ、発酵させるとできます。味噌になると、大豆にはもともと含まれていない良い成分が増えます。それで「味噌は医者いらず」ということわざがあるほど健康食品とされています。
12月2日(火)
今日の献立
牛乳 ご飯 チキンと豆のノリ塩揚げ 白菜の昆布和え 田舎汁
【一口メモ】
かぶやアブラナと同じ祖先からわかれた野菜は白菜です。白菜の令和5年産の収穫量は第3位が群馬県、第2位が長野県、第1位は北海道で、千葉県は21位でした。給食では白菜とにんじんをゆでて、塩昆布とごま油で和えました。さて、まごわやさしい食べ物を覚えていますか。「ま」はまめ、「ご」はゴマ、「わ」はわかめなどの海藻、「や」は野菜、「さ」は魚や小魚、「し」はしいたけなどのきのこ、「い」は芋です。「まごわやさしい」食べ物を食べるとおなかの中から、体全体が健康になれます。今日の給食も「まごわやさしい」から使った食材があります。
12月1日(月)
今日の献立
牛乳 焼き鳥丼 胡麻和え さつま汁
【一口メモ】
茎のように見えて実は葉であるのはねぎです。ねぎの香りの元には、血行をよくしてくれて体を温める働きがあります。風邪の予防によいビタミンも含まれています。ねぎは焼くと甘さが引き出されます。今日は焼き鳥丼に使っています。ところで皆さんは主食のご飯をしっかり食べていますか。おかずを食べることは大事ですが、ご飯を食べることも同じくらい大事です。ご飯を食べる量が少ないと、体がエネルギー不足になります。体はエネルギーを減らさないように、動かさないようにします。眠れば体を動かさなくて済むので眠くなります。また、授業や遊びに集中できなくなったり、いらいらが止まらなくなったりします。体に脂肪を蓄えようとしますので、ご飯を食べる量に気を付けましょう。
11月28日(金)
今日の献立
牛乳 ご飯 鶏肉と高野豆腐の揚げ煮 ほうれん草の香味和え
【一口メモ】
豆腐を凍らせて水分を抜いたものが高野豆腐(凍り豆腐)です。今日は高野豆腐をカリカリにあげました。カリカリになるには7,8分かかります。鳥肉と野菜を合わせてたれを絡ませてできあがりです。さて今月の11月8日は良い歯の日でした。よく噛んで食べると歯が丈夫になります。食べ物をよくかむにはたくさん頬張らず、ひとくち分だけ入れるのがコツです。それから口を閉じます。口を閉じることで、頬と舌で食べ物がおさえられ、かむことができます。片方の奥歯の上に食べ物をのせ、10回噛んだら反対側の奥歯へ移して10回噛んでみましょう。唾液が出て噛みやすくなり、味よくもわかるようになります。食べるときの音もしっかり聞いてみましょう。
11月27日(木)
今日の献立
きのこスパゲティ 豆腐のオイスター炒め さつまいものセサミバター焼き 牛乳
【一口メモ】
今日の主食はきのこスパゲティです。4種類のきのこを使いました。
1つ目は、しいたけです。しいたけはうま味成分のグルタミン酸が含まれています。骨づくりに必要なカルシウムの吸収を助けるビタミンDも含まれています。
2つ目は、ぶなしめじです。ぶなしめじにもうま味成分のグルタミン酸とビタミンDが含まれています。
3つ目は、えのきたけです。えのきたけは、リラックス効果が高いギャバという成分が含まれています。私たちが目にするえのきたけは白く細長い姿です。しかし、野生のえのきたけは、茶色く柄も短いです。まるで違うキノコのように見えます。
最後にマッシュルームです。フランス語で「シャンピニオン」といいます。うま味成分のグアニル酸、グルタミン酸が含まれています。スパゲティには、水煮にしたものを使いました。世界中で食べられているきのこです。
今日の千葉県産の食材は、米、牛乳、にんじん、さつまいもでした。
11月26日(水)
今日の献立
牛乳 ご飯 鯖の豆板醤焼き コロコロサラダ
【一口メモ】
ちくわは、その形かが竹を輪切りにしたものと似ていることから、竹輪(ちくわ)と言われるようになりました。
ちくわなどの練り製品は、白身魚から作られます。すけとうだらや、えそ、ぐちといった魚がつかわれます。
日本は四方を海で囲まれ、魚に恵まれています。各地域でとれた魚を鮮魚として利用するだけでなく、地元の魚をおいしく保存する方法として、ちくわなどの練り製品が考え出されたといわれています。
給食ではちくわに片栗粉をまぶし、油で揚げています。コロコロサラダに入れました。
今日の千葉県産の食材は、米、牛乳、にんじんでした。
11月25日(火)
今日の献立
牛乳 麦ご飯 茶碗蒸し 生揚げの肉みそ煮 もやしナムル
【一口メモ】
野菜として育て始めたのは江戸時代からで、茎に3つの葉がついていることから三つ葉という名前がつきました。今日は茶碗蒸しに入っています。カロテンをたくさん含んでいて、風邪の予防、がんの予防、また髪の健康や視力の維持にも役立ちます。11月24日は和食の日、茶碗蒸しは和食に特徴的なだしを味わうのに最適な献立です。茶碗蒸しの作り方はまず、カップに具を一つずつ詰めます。次にだしと卵と調味料を合わせた卵液を注ぎ、スチームコンベクションで蒸しました。
11月21日(金)
今日の献立
牛乳 麦ごはん 和風あんかけ擬製豆腐 ツナと野菜の胡麻和え じゃがいもと玉ねぎの味噌汁 みかん
【一口メモ】
来週の月曜日、11月24日は「和食の日」です。いい日本食を語呂合わせしたそうです。和食は身近な食事ですが、ご飯が中心で、季節ごとにさまざまな材料を使います。また、お箸を使用すること、行事と合わせて食べられる食事、「だし」のうまみを上手に使うこと等「和食」の良さや日本らしさを感じることができます。今日のじゃがいもと玉ねぎの味噌汁も鰹節のだしで作りました。だしを上手に使うと塩や油など調味料が少なくても満足できる味に仕上がります。