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今日の給食

12月19日(金)

今日の献立

牛乳 ご飯 ハニーマスタードチキン ポトフ フルーツポンチ

【一口メモ】

にんじんには根が短い西洋にんじんと、根が長い東洋にんじんがあります。にんじんには、のどや鼻の通りを丈夫にするカロテンが含まれています。ポトフとはフランスの家庭料理です。肉の塊や大きく切った野菜、香辛料を入れて煮込む料理です。フランス語で「pot(鍋)」「fue(火にかけた)」は「火にかけた鍋」を表しています。給食のポトフは豚肉とにんじん、じゃがいも、たまねぎ、かぶなどを煮込みました。寒い冬には体を温めることが大切です。今日は冬休み前最後の給食、みんなで食事を囲んで、体も心も温まりましょう。

12月18日(木)

今日の献立

牛乳 ポークカレー かぶのサラダ みかん

【一口メモ】

かぶは根も葉も食べやすい野菜です。根には、皮膚や血管の老化を防ぐビタミンCが含まれます。また、大根と同じように消化を助けるジアスターゼも含まれます。冬休みやお正月にごちそうを食べつかれた時にお勧めの食材です。かぶの葉には、ビタミンCの他に、のどの通り道を良くしたり、目を良くしたりするカロテンが含まれています。今日はかぶをツナと合わせてサラダにしました。野菜は手をパーに開いた時の大きさ分の量を食べると健康になります。食事の時に試してみましょう。

12月17日(水)

今日の献立

牛乳 かぼちゃご飯 鯖の幽庵揚げ ほうとう

【一口メモ】

かぼちゃは栄養があり、皮の緑色の部分や中身の黄色の部分を食べると目が元気になります。のどや鼻の空気の通り道が丈夫になり、風邪などのウイルスが体に入るのを防ぎます。それはかぼちゃにカロテンという栄養素がたくさん含まれているからです。そのため昔の人は「冬至」にカボチャを食べると「長生きする」、「風邪をひかない」と言って冬に不足がちな栄養素をかぼちゃからとっていました。今日は冬至献立。幽庵とはゆずやかぼす味の料理です。ゆずも冬至になじみのある食べ物です。ほうとう山梨県の郷土料理です。

 

12月16日(火)

今日の献立

牛乳 チンジャオロース丼 ひじきのマリネ ふのラスク

【一口メモ】

牛1頭から牛乳はどのくらいとれるでしょうか。実は給食用の牛乳パック100本から150本分も作られています。小中学生の頃は、骨の窓が開く時期ともいわれていて、骨にカルシウムが取り込まれやすくなります。皆さんの骨は、目では見えないけれど、体の中で毎日生まれ変わっています。そこでカルシウムが豊富な牛乳が毎日給食に出ているのです。カルシウムが足りないと、骨がスカスカになり、骨折しやすくなります。成長のため、けがをしないためには、カルシウムが欠かせません。ところで牛の乳は本当は誰が飲むものだったでしょうか。それは牛の赤ちゃんです。食べ物は自然と湧き出たものではありません。私たちがいただく食べ物は、すべて元をたどると生き物です。動物や植物の大切な命を譲り受けています。

12月15日(月)

今日の献立

牛乳 あぶ玉丼 根菜ごま汁 みかん 

【一口メモ】

みかんは暖かい地方で育てられています。それは冷たい風にあたると葉が落ちてしまい、実がつかないからです。産地は和歌山県、愛媛県、静岡県、佐賀県などの暖かい地方が主となっています。みかんを一つ大きく実らせるために、必要な葉の数はおよそ20枚です。そのため実を摘んで数を調整しています。みかんの外皮をむくと白い筋があります。この筋の名は「アルベド」です。これはみかんに栄養分や水を運ぶ通り道、維管束です。白い筋や皮を食べると、食物繊維でおなかの調子を整えたり、生活習慣病の予防に役立ちます。実際の生活では他の野菜や果物、じゃがいもなどからもビタミン.Cをとっていますが、中ぐらいのみかんを2~3個食べると一日に必要なビタミンCが取れ、風邪の予防になります。

12月12日(金)

今日の献立

牛乳 ご飯 鮭の生姜焼き はすのきんぴらベーコン 味噌汁

【一口メモ】

れんこんはハスとも言い、水の中で育ちます。れんこんの穴の数は9個くらいで、これは空気の通り道です。今日のきんぴらは定番の材料のごぼうとにんじんのほかに、れんこんやしめじを取り入れて歯触りが楽しくなるようにしました。れんこんの生産量第1位が茨城県、第2位が佐賀県、第3位が徳島県です。今では一年中出回っていますが、旬は秋から冬です。ちなみに昨日のドーナッツにもれんこんが入っていました。

12月11日(木)

今日の献立

牛乳 大根とツナのスパゲティ 生揚げとおかかのサラダ バムとケロのこんがりドーナッツ

【一口メモ】

今日はお話給食、島田ゆか作「バムとケロのにちようび」よりドーナッツをつくりました。17世紀頃オランダなどのヨーロッパではクルミを真ん中に載せた揚げ菓子が食べられていました。これがドーナッツの原型だといわれています。穴が開いたドーナッツはアメリカで誕生したといわれています。ドーナッツの材料には、やさしい甘さをつけるためにかぼちゃのペーストも使いました。かぼちゃは髪や目の健康、風邪を予防するカロテンを含んでいます。実はかぼちょのほかにもう一つ野菜を入れました。食べてもドーナッツの味でわからないかもしれません。調理員さん手作りのドーナッツです。

 

 

12月10日(水)

今日の献立

牛乳 コンソメライス ポークビーンズ イタリアンサラダ

【一口メモ】

じゃがいものふるさとは富士山よりも1000メートルも高いペルーのアンデス山脈です。16世紀にスペイン人がヨーロッパにじゃがいもを持ち帰りました。でも、当時は食べ物ではなく、花としてフランスの宮殿で栽培されていました。涼しい気候でも丈夫に育ち、土の中に実ることから、ヨーロッパ全体に広がったそうです。日本には、インドネシアのジャワ島のジャカトラ(ジャカルタの古い名前)からオランダ人によって長崎に運ばれたとされています。ジャカトラからじゃがいもになりました。今日はポークビーンズに北海道産のジャガイモを入れました。風邪に良いビタミンCがたくさんとれます。

 

12月9日(火)

今日の献立

牛乳 ご飯 お好みオムレツ焼き 肉じゃが みかん

【一口メモ】

たまごのしろみときみを比べるとしろみの方が早く固まり始めます。しろみは60度くらいからかたまりはじめて80度で完全にかたまります。きみは65度からかたまりはじめて75度で完全にかたまるので、完全にかたまるのが速いのはきみです。この性質を利用して温泉卵作られます。たまごの形を見るとまん丸ではありません。それは鶏が卵を産むときに体の中を通るときのに細いほうが良いからといわれています。また巣から卵がおちてもまん丸より遠くに転がりにくいから今の形になったともいわれています。ところで脳は脳のはたらきに必要なものを毎日作っています。たまごはその材料となる栄養素が含まれています。

 

12月8日(月)

今日の献立

牛乳 ご飯 ジャージャン豆腐 チャプチェ風炒め

【一口メモ】

「冬菜」「雪菜」「鶯菜」とも呼ばれる野菜は小松菜です。小松菜の名前の由来はいろいろあり、その中で江戸時代の8代将軍徳川吉宗がつけたという説があります。1719年小松川に出かけた時にそこで食べたすまし汁に入った青菜を気に入りました。青菜の名を尋ねたところ名前がないということで、「小松菜」と名付けました。それから全国に知られたといわれています。今は一年中出荷されていますが、昔は秋冬にしか出回らなかったので、「冬菜」「雪菜」と呼ばれ、春に出るものを「鶯菜」と呼びました。12月から2月が旬です。今日の給食にも小松菜を使いました。

 

12月5日(金)

今日の献立

牛乳 ご飯 いなだの和風ソース ほうれん草の磯和え じゃがいもともずくの味噌汁

【一口メモ】

今日の給食ではブリの小さいもの「イナダ」が主菜です。ブリは出世魚で育つにつれて呼び名が変わります。関東では小さいものから順に「ワカシ」→「イナダ」→「ワラサ」→「ブリ」関西では「ツバス」→「ハマチ」→「メジロ」→「ブリ」と呼びます。出世をする魚ということで縁起が良いため、お正月やお祝いの料理にもよく利用されています。イナダに片栗粉をまぶし、油で揚げました。ソースは旬の大根です。大根をすりおろしてみると、甘みのある大根でした。魚に合うように醤油の量を調整してソースを作りました。

 

12月4日(木)

今日の献立

牛乳 食パン みかんジャム 白いんげん豆と大根のサラダ クリームシチュー

【一口メモ】

みかんは今が旬の果物です。旬とは味がよく、栄養価も高く、たくさんでまわるので値段も安い時期を言います。この旬はさらに3つにわけることができます。「走り」「盛り」「名残り」の3つです。「走り」ははじめでみずみずしいです。「盛り」はだんだん栄養価も高まります。「名残り」は間もなく終わる時期です。味も少しずつ変化していきます。みかんは旬の中でも盛りの時期です。今日はみかんジャムを作りました。外皮をむいてからすりおろし、砂糖を加え、とろみをつけるためにコーンスターチを加えてできあがりです。

12月3日(水)

今日の献立

牛乳 カレーそぼろ丼 八宝味噌汁 みかん

【一口メモ】

ごぼうは生産量第1位が青森県です。青森県は、夏に冷たく湿った風が吹く地域です。そのため地面の中に根をはる根菜類の方が育てやすかったそうです。また、土が柔らかいのもごぼうづくりに適していました。ごぼうは食物繊維が豊富で、おなかの掃除もしてくれるので、体の中から健康になれます。さて今月は味噌汁を多く出しています。一つは和食を身近に感じてもらいたいから、もう一つは体を温めることで免疫力を高めて、感染症にかかりにくくなってもらいたいからです。味噌は蒸した大豆をつぶして麹菌と塩、種水を混ぜ合わせ、発酵させるとできます。味噌になると、大豆にはもともと含まれていない良い成分が増えます。それで「味噌は医者いらず」ということわざがあるほど健康食品とされています。

12月2日(火)

今日の献立

牛乳 ご飯 チキンと豆のノリ塩揚げ 白菜の昆布和え 田舎汁

【一口メモ】

かぶやアブラナと同じ祖先からわかれた野菜は白菜です。白菜の令和5年産の収穫量は第3位が群馬県、第2位が長野県、第1位は北海道で、千葉県は21位でした。給食では白菜とにんじんをゆでて、塩昆布とごま油で和えました。さて、まごわやさしい食べ物を覚えていますか。「ま」はまめ、「ご」はゴマ、「わ」はわかめなどの海藻、「や」は野菜、「さ」は魚や小魚、「し」はしいたけなどのきのこ、「い」は芋です。「まごわやさしい」食べ物を食べるとおなかの中から、体全体が健康になれます。今日の給食も「まごわやさしい」から使った食材があります。

 

12月1日(月)

今日の献立

牛乳 焼き鳥丼 胡麻和え さつま汁

【一口メモ】

茎のように見えて実は葉であるのはねぎです。ねぎの香りの元には、血行をよくしてくれて体を温める働きがあります。風邪の予防によいビタミンも含まれています。ねぎは焼くと甘さが引き出されます。今日は焼き鳥丼に使っています。ところで皆さんは主食のご飯をしっかり食べていますか。おかずを食べることは大事ですが、ご飯を食べることも同じくらい大事です。ご飯を食べる量が少ないと、体がエネルギー不足になります。体はエネルギーを減らさないように、動かさないようにします。眠れば体を動かさなくて済むので眠くなります。また、授業や遊びに集中できなくなったり、いらいらが止まらなくなったりします。体に脂肪を蓄えようとしますので、ご飯を食べる量に気を付けましょう。

11月28日(金)

今日の献立

牛乳 ご飯 鶏肉と高野豆腐の揚げ煮 ほうれん草の香味和え

【一口メモ】

豆腐を凍らせて水分を抜いたものが高野豆腐(凍り豆腐)です。今日は高野豆腐をカリカリにあげました。カリカリになるには7,8分かかります。鳥肉と野菜を合わせてたれを絡ませてできあがりです。さて今月の11月8日は良い歯の日でした。よく噛んで食べると歯が丈夫になります。食べ物をよくかむにはたくさん頬張らず、ひとくち分だけ入れるのがコツです。それから口を閉じます。口を閉じることで、頬と舌で食べ物がおさえられ、かむことができます。片方の奥歯の上に食べ物をのせ、10回噛んだら反対側の奥歯へ移して10回噛んでみましょう。唾液が出て噛みやすくなり、味よくもわかるようになります。食べるときの音もしっかり聞いてみましょう。

 

11月27日(木)

今日の献立

きのこスパゲティ 豆腐のオイスター炒め さつまいものセサミバター焼き 牛乳

【一口メモ】

 今日の主食はきのこスパゲティです。4種類のきのこを使いました。
 1つ目は、しいたけです。しいたけはうま味成分のグルタミン酸が含まれています。骨づくりに必要なカルシウムの吸収を助けるビタミンDも含まれています。
 2つ目は、ぶなしめじです。ぶなしめじにもうま味成分のグルタミン酸とビタミンDが含まれています。
 3つ目は、えのきたけです。えのきたけは、リラックス効果が高いギャバという成分が含まれています。私たちが目にするえのきたけは白く細長い姿です。しかし、野生のえのきたけは、茶色く柄も短いです。まるで違うキノコのように見えます。
 最後にマッシュルームです。フランス語で「シャンピニオン」といいます。うま味成分のグアニル酸、グルタミン酸が含まれています。スパゲティには、水煮にしたものを使いました。世界中で食べられているきのこです。

 今日の千葉県産の食材は、米、牛乳、にんじん、さつまいもでした。

11月26日(水)

今日の献立

牛乳 ご飯 鯖の豆板醤焼き コロコロサラダ

【一口メモ】
 ちくわは、その形かが竹を輪切りにしたものと似ていることから、竹輪(ちくわ)と言われるようになりました。
 ちくわなどの練り製品は、白身魚から作られます。すけとうだらや、えそ、ぐちといった魚がつかわれます。
 日本は四方を海で囲まれ、魚に恵まれています。各地域でとれた魚を鮮魚として利用するだけでなく、地元の魚をおいしく保存する方法として、ちくわなどの練り製品が考え出されたといわれています。
給食ではちくわに片栗粉をまぶし、油で揚げています。コロコロサラダに入れました。

 今日の千葉県産の食材は、米、牛乳、にんじんでした。

11月25日(火)

今日の献立

牛乳 麦ご飯 茶碗蒸し 生揚げの肉みそ煮 もやしナムル

【一口メモ】

野菜として育て始めたのは江戸時代からで、茎に3つの葉がついていることから三つ葉という名前がつきました。今日は茶碗蒸しに入っています。カロテンをたくさん含んでいて、風邪の予防、がんの予防、また髪の健康や視力の維持にも役立ちます。11月24日は和食の日、茶碗蒸しは和食に特徴的なだしを味わうのに最適な献立です。茶碗蒸しの作り方はまず、カップに具を一つずつ詰めます。次にだしと卵と調味料を合わせた卵液を注ぎ、スチームコンベクションで蒸しました。

11月21日(金)

今日の献立

牛乳 麦ごはん 和風あんかけ擬製豆腐 ツナと野菜の胡麻和え じゃがいもと玉ねぎの味噌汁 みかん

【一口メモ】

来週の月曜日、11月24日は「和食の日」です。いい日本食を語呂合わせしたそうです。和食は身近な食事ですが、ご飯が中心で、季節ごとにさまざまな材料を使います。また、お箸を使用すること、行事と合わせて食べられる食事、「だし」のうまみを上手に使うこと等「和食」の良さや日本らしさを感じることができます。今日のじゃがいもと玉ねぎの味噌汁も鰹節のだしで作りました。だしを上手に使うと塩や油など調味料が少なくても満足できる味に仕上がります。

11月20日(木)

今日の献立

牛乳 スパゲティナポリタン ささみ豆サラダ さつまいも焼き

【一口メモ】

ピーマンは火を通すと苦みが和らぎます.。また切り方によって苦みが変わります。縦方向に切ると苦みがおさえられ、輪切りや横方向だと苦みがより強くなります。横方向に切ると、火が通りやすく柔らかくなります。今日はピーマンをスパゲティナポリタンに入れました。サラダに入れたキャベツにはビタミンUが含まれ、胃腸を守ってくれます。ブロッコリーの仲間です。朝、昼、晩の3食合わせて、両手山盛りいっぱいの野菜を味方につけましょう。

11月18日(火)

今日の献立

牛乳 三色そぼろ丼 豚汁 

【一口メモ】

大根の生産量1位は千葉県です。今日は豚汁に千葉県産の大根と豚肉を使いました。だしは鰹節で具材に里いもを入れています。里いもは古くから日本にあるいもで、江戸時代にさつまいもやじゃがいもが伝わるまで、いもの主流でした。里いもは植えた種いもの上に親いもその周りに子いも、さらに孫いもとできていくため、子孫繁栄の縁起ものとされています。また、里いものぬめりは「ガラクタン」といい、がん予防や感染症予防に効果があるといわれています。

11月17日(月)

今日の献立 

牛乳 ご飯 タラとじゃがいものチリソース かぼちゃサラダ

【一口メモ】

今日はタラとじゃがいものチリソースにニンニクを使いました。ニンニクは火を通すとよい香りがします。ニンニクの産地は青森県産が7割を占め、世界では中国で多く作られています。今日は八百屋さんから青森県産のニンニクが届きました。ところで、味を感じるのは舌で、舌を観察するとでこぼこしていて赤いつぶつぶやひだなどが見えます。ここに「味らい」と呼ばれる味を感じる器官があるそうです。「味らい」はおよそ5000個あり、味らいにある「味こう」から味物質が入ると味の情報が脳に伝えられます。

11月13日(木)

今日の献立

牛乳 ご飯 鮭のちゃんちゃん焼き おからポテトサラダ

今日は北海道の郷土料理「鮭のちゃんちゃん焼き」を給食にしました。郷土料理とは、全国各地で生み出されて食べ伝えられてきた料理をいいます。鮭を一匹、大きな鉄板に乗せて豪快に焼くちゃんちゃん焼きは、漁師料理から生まれました。秋から冬にかけてとれる鮭と野菜を蒸し焼きにして味噌で味付けした料理です。名前の由来は、「ちゃっちゃっ」と作れるから、「お父ちゃんが作るから」「焼くときに鉄板とヘラがちゃんちゃんという音を立てるから」などさまざまあります。味付けに使った今日のみそは千葉県産のみそにしました。

11月10日(月)

今日の献立

牛乳 ご飯 豚肉と大根の味噌煮 五目きんぴら きなこもち

【一口メモ】

旧暦10月10日つまり新暦の11月29日は東日本に伝わる「十日夜(とおかんや)」という収穫祝いの行事の日です。別名「大根の年取り」ともいわれ、畑に植えた大根が大きくなる日とされました。子ども達は藁鉄砲で地面をたたいてまわります。これは畑に害を与えるもぐらなどの小動物を追い払うおまじないをして五穀豊穣(穀物が豊かに実ること)を祈ります。新暦の11月10日に「十日夜」とする地方もあると聞き、今日は大根を使った献立にしました。今日は千葉県産と茨城県産のものを使いました。煮物は味がしみこむように調理員さんが考えて煮てくれてました。

 

11月7日(金)

今日の献立

牛乳 ご飯 いわしのかば焼き さつま汁 ごま和え

【一口メモ】

今日は2020年からデビューした千葉県の期待の米「つぶすけ」を炊いています。今日は地産地消献立です。地産地消とは地元でとれた食べ物を地元で食べることです。地産地消の良さを3つ紹介します。①食べ物を新鮮でおいしいうちに食べられること②食べ物が安く手に入ること③作ったところが食べる人のところまで運ぶ距離が短いため環境にやさしいことです。千葉県では千葉の千という字をあて字にして千産千消としています。今日の給食では米のほかに豚肉、大根、江戸菜、さつまいもが千葉県産を使ってます。

11月6日(木)

今日の献立

牛乳 ツナコーントースト チリ・コン・カーン さつまいものレモン煮 

【一口メモ】

さつまいもは今から400ほど年前に薩摩(今の鹿児島県)に伝わり、この名前が付きました。さつまいもの葉のつき方に秘密があり、葉は角度を変えて光をキャッチするので弱い光でも上手に取りこめて大きくなります。だからくもりや雨が多くても収穫ができます。江戸時代に天候が悪く食べるものがなくて苦しい時がありました。その時、青木昆陽さんは困っている人を助けようとさつまいもを作ることにしました。その土地の一つが今の千葉県の幕張です。幕張はほかの作物は育ちにくい土地でしたが、さつまいもは上手に育ちました。青木昆陽さんは「いも神様」と呼ばれました。今日は、千葉県香取市のさつまいもを使ったレモン煮です。

11月5日(水)

今日の献立

牛乳 かき揚げ丼 八宝味噌汁 りんご

【一口メモ】

歯でかんで食べることを「そしゃく」といいます。近頃は「かまない」「かめない」「かむ意欲が少ない」といった「そしゃく」の運動不足が多いそうです。「そしゃく」不足は消化を悪くするだけでなく、食べすぎにもつながります。それが生活習慣病の原因につながることもあります。よく噛んで食べる習慣を今のうちに身に着けたいですね。給食のかき揚げは豆や昆布、たまねぎを材料に使い小麦粉のころもで生地をまとめ、油でかりかりに揚げました。今日の給食をよく噛んで食べるための工夫は①食べ物を少しずつ口に運ぶ②噛んで食べるときの音を聞く③汁物や飲み物と一緒に口の中のものを流し込まないようにするです。今日はりんごも皮つきにしてよく噛めるようにしました。

11月4日(火)

今日の献立

牛乳 ご飯 麻婆豆腐 バンサンスー 

【一口メモ】

豆腐は大豆から作られています。「畑の肉」といわれる大豆は、体に必要なたんぱく質や脂質をたくさん含む食品です。大豆は弥生時代から栽培されています。大豆はさまざまな食品や調味料に加工して食べられてきました。みそ、しょうゆ、豆腐のほかに、納豆、もやし、きなこ、豆乳、油揚げ、がんもどき、こおり豆腐、おからなどがあります。

10月31日(金)

今日の献立

牛乳 ハヤシライス フレンチサラダ かぼちゃプリン

【一口メモ】

かぼちゃには日本、西洋、ぺポの種類があります。今多く栽培されているのは、栗かぼちゃ系で西洋かぼちゃの品種です。日本かぼちゃよりも甘みが強くほくほくしたものです。日本かぼちゃはねっとりとした味で和食に合うとされています。ペポかぼちゃはゆでると中がそうめんのようになるかぼちゃです。日本では一部で育てられているだけであまりなじみがないかもしれません。かぼちゃの皮の緑色の部分や中身の黄色の部分を食べると、目が元気になります。それはかぼちゃにカロテンという栄養素がたくさん含まれていて、体の中でビタミンAとして働くからです。のどや鼻の空気の通り道が丈夫になり、かぜなどのウィルスが体の中に入るのを防ぎます。

10月30日(木)

今日の献立

牛乳 ご飯 いわしハンバーグ もやしサラダカレー みかん

【一口メモ】

もやしは暗いところで育つので、まるでお辞儀をしているような形で下に曲がっています。茎の曲がった部分で土を押し上げて伸びるそうです。芽が傷つかないようになっています。平安時代に書かれた日本最古の薬草の本『本草和名』に紹介されていて、当時は薬として使われていたそうです。見た目は細いので弱いイメージがありますが、食物の芽生えでもあるもやしは生命力を蓄えた力強い野菜です。もやしは若い芽がぐんぐん伸びていくという意味から名づけられました。

 

10月29日(水)

今日の献立

牛乳 さつまいもご飯 さんまの塩焼き 田舎汁 

【一口メモ】

秋から冬が旬で、刀のような形をしている魚はさんまです。さんまは背中が青く、海の色と同じで見分けがつきません。空を飛ぶ鳥が見つけにくいようになっています。また、おなかは銀色で、これは太陽で光っている海の水面と同じ色をしています。海の底にいる大きな魚がさんまを見つけにくい色になっています。さんまには血液をサラサラにしてくれるEPAと記憶アップに役立つDHAが含まれています。血液はサラサラの状態が健康の証です。また、秋が旬で、細長い刀のような形から、漢字では秋の刀の魚と書きます。今日はさんまを焼いて大根おろしを添えました。

10月28日(火)

今日の献立

ごはん ジャージャー豆腐 チャプチェ風炒め 牛乳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【一口メモ】

シイタケは、ヨーロッパのマッシュルーム、東南アジアのフクロウタケとならんで世界の三大キノコとよばれています。日本はキノコが豊富で食用のキノコはおよそ200種類もあるそうです。昔、シイタケは、流通するときに鮮度が落ちやすかったので、ほとんどが乾シイタケとして売られていました。冷蔵設備などが整ってから生シイタケも出回るようになりました。今日は乾シイタケを使用しました。乾シイタケのうまみ成分はグアニル酸といいます。料理にうまみをたすことができます。また乾シイタケはカルシウムの吸収を助けるビタミンDが豊富に含まれています。骨の健康に役立ちます。

10月27日(月)

今日の献立

牛乳 ご飯 鶏肉と蓮根の揚げ煮 もやしナムル みかん

【一口メモ】

さつまいもは世界に4000種類あり、秋から冬が旬の野菜です。ビタミンCが豊富で粘膜や皮膚や健康を保つのに役立ちます。今日の主菜は鶏肉と蓮根の揚げ煮です。秋の味覚のさつまいもと蓮根、彩りが良いピーマンを合わせました。味付けは砂糖、しょうゆ、酢を使いました。食事を味わうとは、「食事の良いところを見つけて食べる」ことだそうです。良いところを見つけるには①目を使いみる②鼻を使い香りを確かめる。③耳を使い音を聞く。④のどを通る様子を感じる。(のどごし)⑤舌で味を確かめる⑥手や口の中で感じ取るなどです。味わって食べると「思ったより食べられた」「好きな味だった」「苦手だけど食べられた」など自分の気持ちや考えが生まれます。

10月24日(金)

■今日の献立

ごはん 肉じゃが 納豆和え みかん 牛乳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「みかん」について

みかんはインドが原産で中国を通って日本に伝わったとされています。普段食べているみかんは、温州みかんです。「うんしゅう」は、中国の浙江省の地名です。温州ミカンは、中国から伝わったみかんから偶然できたとされいます。それで中国の地名が付きました。実際には鹿児島県でできたそうです。みかんは、かぜを予防するビタミンCが多く含まれています。さらに、疲れをとったり、がん予防にも効果があるとわかってきました。それからみかんの袋や筋には、血液の流れを良くする成分があります。皮には冷え性を予防する成分があります。さわやかなみかんの味と香りを楽しみましょう。

10月23日(木)

今日の献立

牛乳 スパゲティボロネーゼ 生揚げのおかかサラダ ぐりとぐらのカステラ米粉

【一口メモ】

今日のスパゲティボロネーゼは、にんにく、しょうが、セロリ、にんじん、たまねぎの野菜とトマト味を出すためのホールトマト、トマトペースト、ピューレ、ケチャップの4種類の調味料など、23種類の食材を使っています。塩やこしょう、香辛料もいれて煮込んだソースです。今日は絵本「ぐりとぐら」よりカステラを作りました。米粉のパンケーキミックスにベーキングパウダーと重曹とはちみつ、サラダ油を混ぜ合わせます。バニラエッセンスで香りづけをし、生地をカップに流し込んで最後にオーブンで焼いて出来上がりです。

10月22日(水)

今日の献立

牛乳 ご飯 鯖の竜田揚げ じゃがいもと玉ねぎの味噌汁

【一口メモ】

酢でしめて「バッテラ」という押しずしにもなる魚は鯖です。さばは鮮度が落ちるのが早いため、「さばの生き腐れ」と言われますが、それは「見た目は新鮮でも中身は傷み始めていることがある」ということを表しています。また「さばを読む」という言い方は、さばの鮮度が落ちないようにと、とくに急いで数えたため数え間違えたり、わざとごまかしたりしたことが由来だといわれています。さて、今日は和食の日です。和食の特徴の一つとして、健康的な食生活を支える栄養バランスがあります。ご飯と汁ものを中心におかずを組み合わせるので、様々な食材を使うことになり、バランスの良い献立になっていくのです。

 

10月21日(火)

今日の献立

白菜のあんかけ丼 生揚げとこんにゃくのピリ辛炒め 牛乳

【一口メモ】

白菜はかぶやアブラナと同じ祖先からわかれたと考えられています。白菜は暑さに弱いため、夏の終わりに種をまき秋から冬に収穫をします。現在では産地や品種などを組み合わせて一年中出回っています。白菜の葉が巻くと内側に日があたらないので、白く柔らかくなるそうです。また、主流の白菜は、中が黄色くなる黄芯系と呼ばれる種類です。白菜をたくさん食べてもらえるように、あんかけを作りました。

10月18日(土)

今日の献立

牛乳 ホイコーロー丼 フルーツポンチ

【一口メモ】

今日の主食はご飯です。ご飯はお米を炊いてできあがります。お米作りのスタートは、種にするお米をとることから始まります。稲刈りをする10月ごろ、種にするお米は田んぼの中でも出来の良い部分の稲を選んで、刈り取ります。お米がお米の種になるのです。米一粒を育てると、なんと1200粒も収穫できます。産地や育て方、品種でも違いがあります。

10月17日(金)

今日の献立

牛乳 チキンカレー ひじきのマリネ

【一口メモ】

 セリ科の野菜で、給食に出る回数の多い野菜はにんじんです。にんじんは肌や粘膜を強くして体の抵抗力を高くするカロテンが含まれています。にんじんは昔のものと比べると、品種改良でにおいや味が柔らかくなり、.食べやすくなっています。旬は春と秋です。これから寒くなる季節は、甘みが増していきます。また油を使った料理にすると、.カロテンの吸収がよくなります。今日はお話給食で『もりもり小学校 まじょのカレーパーティー』よりカレーを提供しました

10月16日(木)

今日の献立

牛乳 セサミトースト ポークビーンズ わかめのサラダ

【一口メモ】

今日10月16日は世界食料デーです。世界の食料問題を考える日として定められています。すべての人がいつでもどこにいても安全で栄養のあるものを十分に食べられるようにするにはどうしたらいいでしょうか。世界のすべての人が十分に食べられるだけの食料は生産されているといわれていますが、世界では12人に1人が慢性的な栄養不足です。人数は世界で6億7300万人といわれています。日本では毎日一人当たりお茶碗1杯分の食べ物が捨てられています。栄養不足の人がいる一方で、肥満や食料廃棄が多い地域もあります。今日の給食はたくさんの人の手を経て届いた食べ物です。食べ物のこと、自分自身の栄養の取り方、自分だけでなく世界中の人ことを思いながら食料について考えてみましょう。

10月14日(火)

今日の献立

牛乳 ご飯 ぼらの薬味ソース おからポテトサラダ 

【一口メモ】

ボラは出世魚で「オボコ」→「スバシリ」→「イナ」→「ボラ」→「トド」と変わります。トドは「これ以上大きくならない」、とどのつまりという意味から「トド」と呼ばれるようになったともいわれています。ボラは世界中の暖かい海にいます。東京では東京湾から小笠原まで見られます。東京湾では多摩川、荒川、江戸川の下流域には春から秋にかけて遡上しているボラが見られるそうです。海や川がきれいだったころのボラは高級魚とでして扱われていました。最近は、以前出したシイラと同じであまり市場に流通しない未利用魚なので、今日、初めて食べるという人もいるかもしれません。今日の給食ではにんにく、しょうが、ネギでたれを作りました。

10月10日(金)

今日の献立

牛乳 食パン ブルーベリージャム かぼちゃのシチュー 大豆入りサラダ

【一口メモ】

今日はブルーベリージャムを作りました。材料はブルーベリー、白ワイン、砂糖とレモンです。ジャムにレモンの酸が加わるとジャムがとろんと仕上がります。色も鮮やかです。今日は目の愛護デーです。人間が体の外から受ける情報のおよそ80%は目から入るといわれています。普段の食事からも目を大切にしたいものです。そこでは今日は目のビタミンと呼ばれるビタミンA  を意識して取り入れました。シチューの具の中に人参とかぼちゃを入れましたが、この緑黄色野菜にビタミンAがベータカロチンとして含まれています。

10月9日(木)

今日の献立

牛乳 ごはん 親子丼 ごま酢あえ

【一口メモ】

わかめは茎を中心に左右に葉を広げた形をしていて、陸の植物と似ています。陸の植物との違いは、根から水や栄養を取り込むのではなく、葉の表面から水や栄養分を取り込んでいるところです。副菜のごま酢あえにわかめを使いました。わかめは体の中でおなかのお掃除屋さんとして働きます。おなかをすっきりさせて、体調を整えましょう。骨や歯を作るために必要なカルシウムも含まれています。

主食と主菜が一つになった親子丼の作り方を紹介します。煮たてた「だし」に調味料を加えて、鶏肉と玉ねぎを煮ます。最後に卵でとじて出来上がりです。

10月8日(水)

今日の献立

牛乳 ごはん 生揚げ入りマーボ春雨 中華くらげ

【一口メモ】

栄養はねぎと似ていて、強いにおいがするのはにらです。今日はマーボ春雨に、にらを使用しました。にらは日本では古くから薬草として利用されていました。ねぎ類に特徴的なにおいが消化液を出やすくし、食欲につなげます。根元の白い部分を細かく刻むとアリシンが増えます。アリシンは豚肉のビタミンB1と出会うと疲れを回復する効果が長く続く成分で、がんの予防効果もあるといわれています。

10月7日(火)

今日の献立

キャベツメンチカツ ごま和え のっぺい汁 牛乳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【一口メモ】

今日はだいこんについてです。小学校1年生くらいの重さがあるの大根は、桜島大根といいます。からす大根は黒い見た目の大根です。辛味大根でヨーロッパ生まれです。さまで食べると辛いですが、火を入れると甘みが出るそうです。栃木県の那須で作られています。

今日は、よく出回っている青首大根も入れた、のっぺい汁です。のっぺやのっぺいとは、片栗粉などでとろりとさせた汁のことです。のっぺ汁ぬっぺい汁と呼ばれることもあります。とろりとした汁に里芋やゴボウなどが入っています。とろりとしているので体を温める料理としてこれから寒くなる冬に特に食べられている料理です。日常の食事として食べられています。具材をかえて冠婚葬祭でも食べられています。今日は、昆布とカツオの厚削りでだしを取りました。大根、里芋、人参、油揚げ、豆腐、小松菜、葱をいれました。

10月6日(月)

今日の献立

牛乳 五目ごはん もち米蒸し 野菜の中華漬け みたらし団子

【一口メモ】

今日は中秋の名月で十五夜とも言います。この日お月見の際にお供えするのはさといもです。お月見は豊かな収穫をもたらす自然の恵みに感謝し、家族の健康を願います。月の形になぞらえた団子を作り、その年に取れた枝豆やさといも、栗、ススキなどをお供えします。昔は月の満ち欠けによって、1年の暦が作られ、農作業も進められていたと伝えられています。月は人々の暮らしと深く結びついていました。またさといもはコメよりも古くから日本で作られてきた作物です。十五夜は別名「いも名月」ともいわれる月見です。さといもは明日ののっぺい汁に登場します。

10月3日(金)

今日の献立

牛乳 ご飯 カレー豆腐 和風サラダ 

【一口メモ】

毎日の学習の中で、できなかったり、わからなかったりする場合はやり直したり、ほかの方法を使って学びますね。食事も同じで、赤ちゃんの頃は食べられなったものが、3歳5歳7歳になったら食べられたという経験がある人もいると思います。大きくなると味の受け止め方が変わることも大きく影響しています。ぜひ、食事の新しい勉強を楽しみながら続け、好きな食べ物に似ている物を見つけていくと食べられるものが増えてきます。いつのまにか栄養の3つの仲間が全部食べられるようになっているかもしれません。