地場産物・生産者紹介
千葉県産のお酒(守屋酒造)
← 山武市蓮沼にある守屋酒造さん
↑ 創業は明治26年(1893年)。豊かな自然環境に恵まれた九十九里の中央にある山武市の酒蔵。
「地酒は、地の米、地の水、地の気候風土が醸し、地の人情が育てる酒」との考えから地米による酒の醸造を
積極的に行っています。
大洲小学校・大洲中学校の給食でも守屋酒造さんの「舞桜」という千葉県産のお酒を使わせていただいており
ます。
【酒の造り方(標準的な清酒の製造工程)】
①精米→②蒸米→③製麹(せいきく)→④もろみ→⑤圧搾→⑥ろ過→➆火入れ→⑧貯蔵→⑨ブレンド→⑩びん詰
酒母→
※④もろみ・・・麹による糖化と酵母によるアルコール発酵をさせる(並行複発酵)。
⑨ブレンド・・・市販酒の規格に酒質をととのえる。
←広敷(ひろしき)
酒造りの職人たち(蔵人【くらびと】)が寝泊ま
りしていた 場所です。蔵人は5人1チームで活動し
杜氏【とうじ】がそのチームを率いる責任者とな
ります。
←酛場(もとば)
お酒の元となる酒母(しゅぼ)の発酵をします。
酒母とは、力の強い酵母(ブドウ糖分を食べて
アルコールを造る菌)。
こうじと蒸米と水、そして酵母菌を入れて「酛」
を造ります。
← 麹室(こうじしつ)
蒸米に麹菌をかけ、麹菌を増やします。
酒造りでは、こうじ菌と酵母菌という2つの
微生物が大切な働きをします。
麹とは、酒造りに使われるお米を蒸して、麹菌
というカビの一種を蒸米の内部まで深く繁殖さ
せたもの。酒造りには欠かせない存在です。
【麹の働き】
①デンプンを糖に変えてくれる。
②発酵を促す。 ③酒の風味を豊かにする。
←酒槽(ふね)【圧搾機のこと】
圧搾機でもろみをしぼり、酒と酒粕に分けます。
この酒槽の口(くち)から流れ出る酒を「ふなぐ
ち(搾ったままの生原酒)」と呼んでいます。
この後、ろ過(雑菌やオリをろ過してきれい
にする)・火入れ(殺菌、酵母の働きを止める)
をします。
←タンク
ろ過・火入れをした後にタンクの中に
一定期間貯蔵します。
←杉玉
酒蔵の軒下などに吊るすことで、「今年も新酒が
できましたよ」ということを知らせる目印。
↑ 庫内は7℃くらいに設定されています。この中には長期保存するお酒が入っていて、一番長いもので
27年もののお酒が入っているそうです。
↑ 蓮沼にある守屋酒造さんのお酒です。地元のお米と水を使った地元にこだわった千葉県産のお酒です。
日本酒は、並行複発酵という世界に類をみない醸造法により、的確な管理のもとで念入りに造られます。
給食では肉や魚の臭みを消したり、旨味を出すために使用しています。
◆千葉県教育委員会では、児童生徒向けわいせつセクハラ相談窓口を開設しております。
詳細につきましては、こちらをクリックしてください。