ohnosyo’s diary
「山の風から聞いた話」
6月13日、文化庁支援事業の学校巡回公演、劇団野ばらさんによる『山の風から聞いた話』の鑑賞をしました。
宮澤賢治さんの名作、『どんぐりと山猫』と『セロ弾きのゴーシュ』を題材とした朗読劇です。
午前の部は1年生から3年生を対象に、午後の部は4年生から6年生を対象に公演していただきました。
午前中は3年生、午後は6年生の代表30名が、朗読に参加、ステージに立ちました!
開演前の一時間でリハーサルを。
舞台セットの中で、立ち位置や出入りの確認を入念に。
その後、役者の皆様とともに、動いてみます。
朗読については、最初と最後の部分だけ確認。
あとは各自で練習、舞台で声を出すのは本番のみのようです。
本番では、どの児童も堂々とした姿で朗読をしていました。
話の内容が難しかったところはあったようですが、役者さんたちの演技に魅了されていた子どもたちでした。
「朗読の面白さが分かったので、国語の時間に、音読を楽しんでいきたい。」と感想を。
素敵な作品でした。劇団野ばらの皆様、ありがとうございました。
食と農、そして、未来へ
6月12日、5年生が校外学習に行きました。
出発式で、校外学習のめあてを確認しました。
東京農業大学に向けて、出発!
バスの中は、レクやカラオケで盛り上がっていました。
東京農業大学内「食と農の博物館」到着。
特設展示は、「展示室の裏側」。展示用の標本づくりの様子や3Dプリンタで作る大型動物の骨格などを見学しました。
常設展示は、農家の家屋と農機具、年中行事などの展示。
バイオリウムコーナーでは、数種類のサルやリクガメが私たちを出迎え、サボテンなどの木々を鑑賞。
甘い香りに誘われていくと、バニラの木になった実からいい匂いが。
短い時間でしたが、様々な展示を見ることができました。
次は、科学未来館でした。
ランチタイムを終えると、グループごとに見学を。
わんちゃんをはじめとしたロボットと会話するコーナーは、人気でした。
未来の世の中は、ロボットに教えてもらったり、百人一首の相手をしてもらったりするのかもしれません。
体験コーナーが多かったので、未来の世界を楽しんでいました。
無事に学校に戻りました。
到着式では、校外学習の企画運営から、バスレク、グループリーダーと、子どもたちで役割を担い、協力して学習に取り組むことができたことを確認し、互いに拍手で称えていました。
ステキな5年生でした。
たくさんごはんを食べよう!!
6月11日(水)、JA全農ちばのみな様が、米づくりに取り組み始めた5年生を対象に、「お米の出前授業」をしてくださいました。
千葉県のお米の収穫量は、約30万トン、なんとプール約555個分だとか。すごいです。
これでも、全国第9位!
お米は、ご飯だけでなく、餅やせんべい、豚や鳥の餌にもなり、お酒にもなる。
姿かたちを変えて、私たちの生活を支えていること。
また、田んぼは生き物の住処になるだけでなく、洪水を防ぎ、美しい風景を守ります。
つまり、農業によって、私たちの生活は支えているのです。
改めて、「お米って大事なんだなぁ。」と感じた子どもたちでした。
大事なお米をつくる農家さんたちのためにも、「たくさんご飯を食べましょう!!」と全農さん。
米作りを始めたばかりの5年生、お米に関する質問をたくさんしました。
この後は、全農ちばの皆さんと給食を一緒に食べました。
この日のメニューは、大野っ子一番人気の「ポークカレー」!
もちろん、お米を一粒も残さず食べました。
給食のおいしさに、全農ちばの皆様も感動していました。
「もっと農業のことが知りたい。」「おいしいお米を作りたい。」と新たな課題を見出した5年生でした。
JA全農ちばのみな様、ありがとうございました。
満を持して臨む!
6月10日、第2回大野っ子タイム。
前回は顔合わせだけだったので、今回は今年のメンバーで遊ぶ初めての会です。
6年生は、わくチャレ(総合的な学習の時間)で、「大野小を幸せにするためにできること」をテーマに、大野っ子タイムを充実させるために何ができるのか考えてきました。
6年生92人が、満を持して大野っ子タイムに臨みます。
外は雨でしたので、校舎内で・・・。
広い廊下や教室を利用して「だるまさんがころんだ」を楽しむグループがたくさんありました。
ルールを守ることができているか、トラブルにならないか、楽しんでいるか・・・と、見守る6年生。
はたまた、ゲームに参加することで一緒に楽しむ6年生も。
手裏剣の作り方を丁寧に教えています。
「なんでもバスケット」や「椅子取りゲーム」も盛り上がっていました。
ウノやトランプなどのカードゲームなども楽しんでいました。
最後に振り返りをして
教室に戻ります。
たった30分ですっかり仲良しになったようです。
6年生の皆さん、楽しい時間をありがとう!
先生たちも学んでいます!
6月9日、校内授業研究会が行われました。
6年生のわくチャレ(総合的な学習の時間)です。
明日の大野っ子タイムで、みんなが「楽しかった」と思えるようにするにはどうしたらよいのか、6年生のみなさんは、大野っ子たちに答えてもらったアンケートを整理・分析していました。
グループのみんなと話し合いながら、二次元マップにまとめていきます。
課題が明らかになったところで、解決策について意見を出し合います。
解決策については、他のグループとも交流を行い、意見を共有していきます。
そして、明日の大野っ子タイムへ。
放課後の協議会では、先生方の活発な意見交流が行われました。
最後は、講師による授業の振り返りと講話です。
子どもたちが進んで学ぶようにするためのヒントをたくさんいただきました。
1時間弱のご講話では物足りず、校長室に戻ってからも質問を。
職員の学ぶ姿勢が、よい授業、よい学校づくりにつながるのでしょう。
持続可能な社会の創り手としての子どもたちを育てていくために、私たちも学び続けます!
水の安全を願って
6月9日、6年生によるプール開きが行われました。
水の中での学習のため、大野っ子全員の安全を祈念して行われること。
また、安全に学習を進めるための方法について、先生方から話がありました。
次に、運動委員会委員長より、安全に学習に臨むための誓いの言葉が。
併せて、お清めのためのお酒をまきました。
その後、運動委員によるテープカット。
無事に、終えることができました。
本来ならば、ここで模範泳法というところでしたが、あいにく気温・水温とも規定値に届かず、泳ぐことはできませんでした。
7月上旬までの水泳学習、保護者ボランティアの皆様の協力を得ながら、安全に楽しく進めていきたいと思います。
先生、がんばってぇ~!
6月6日のプチ研修は、鉄棒の指導について。
子どもたちの学習の流れと同じように!
鉄棒をくぐり、つばめから。
ゆっくり前回り降り。
「ドスンと音がしたらダメね。」
次は、ぶらさがり。腕を曲げてはいけません。きついなぁ~。
自転車! きつぅ~い!
ふとん! こわぁ~い!
降りる。 片足かけて降りる。
補助の仕方も。 あっ、こわくな~い!
よい授業にするために、先生方も学んでいます。
フェンスの向こうでは、遊びに行く途中の子どもたちが、「がんばれー!」とエールを。
スナックスクール
6月6日(金)、5年生を対象に、カルビー(株)の方々による「スナックスクール」が行われました。
初めに、おやつの適量について。
「みんなが考える適量は、どのくらい?」と。
ポテトチップスを使って考えました。
適量って、「意外に多いかも?!」
次に、おやつの組み合わせと量について、グループで考えます。
和菓子、洋菓子、飲み物・・・、好みもあるので、どのグループもいろいろな意見が。
間食の目的を考えると、食事同様、バランスの良い組み合わせが大切になるようです。
最後は、クイズ。
賞味期限と消費期限の違いについて。
「卵は賞味期限だけど、卵を使った製品は消費期限で表します。」う~ん、難しい。
そして、子どもたちの手元には、お土産のスナック菓子が。
成分表の見方を教えてもらいました。
「みんなの体は、食べ物でできている。」これは、味の素さんの言葉。
食品成分表を見ることができるようになると、健康な体づくりにもつながります。
様々な食品がある世の中だからこそ、取捨選択していく知識は必須なのでしょう。
カルビー(株)の皆様、ありがとうございました。
大変だぁ、うどんこ病だぁ!
夏野菜を育てている2年生、毎日観察しているので・・・、「あれっ、はっぱに白いものが・・・。」と。
調べてみると、うどんこ病ということがわかりました。
大切な野菜が病気に!
2年生のみんなは一大事とばかりに、病気のことや治す方法について調べたり、「風通しを良くしないと!」と先生と一緒に鉢を並べ替えたりと、連日大忙し。
そんなところへ救世主が!
6年生のキャリア教育の講師としてきた農家さんと営農指導員さん。
「教えて、教えて~!」と子どもたち。
病気のこと、治し方、悪い葉や芽の取り方など、熱心に聞く子どもたち。
病気になってしまった野菜たちを救おうと必死です。
これが、「学ぶ」という姿なのでしょう。
短い時間でしたが、たくさんの情報を得たようでした。
プロの力ってすごい!
早速、100倍に薄めた酢をかけたり、病気が蔓延しないよう鉢の間隔を広げたりとできることから始めていました。
再診は、9日(月曜日)とのこと。
早く元気になぁれ!
梨農家さんとJAいちかわの方、二人三脚で!
6月6日、キャリア教育6人目の方は、梨農家さん。
初めに、「社会で必要とされる力は、発想力!」
そこで、「仮に、大野小のみんなで鬼ごっこをするとしたら、どんな鬼ごっこにする?」
「アイディアを出してみよう!」と。
「ふえおに。」「ドロケイ。」と子どもたち。
「ルールは?」「校舎内はあり?」
「教室は駄目でしょう。」「特別教室も無理だよね。」「先生の許可がないと。」と子どもたち。
「1年生と6年生では、体の大きさも体力も違うよ。どうする?」
「・・・。」
「なんでもやってみること。失敗は恥ずかしいことではない!」と。
「僕の梨づくりは、まだ成功していない。成功したと思ったら、終わりです。」とも。
ドバイの大使が指名するほどおいしい梨をつくることができる理由は、ここにあるのかも。
キャリア教育7人目の方は、JAいちかわの営農指導員さん。
JAの仕事には、金融や不動産、広報などがあり、いろいろな立場から農家さんを支えているとのこと。
「農家さんはみんな社長さんと同じ。市川には、約400人の農家さんがいる。だから400通りのやり方がある。」
「一人ひとり、一軒一軒に合わせて、支援していく方法を考えなければならない。」
「常に農家さんの立場に立って考えていく。」と。
社会で求められる人とは、「あいさつができ、ありがとうやごめんなさいが言える人。」
「かわいがられる人は、困ったときに必ず助けてもらえるよ。」と。
人と人とのつながりこそが、社会で生きていくために必要なものなのでしょう。
昨年、いちベジの学習でお世話になったJAの方です。今年度も講師として来ていただけたことに縁を感じました。
お二人とも、ありがとうございました。