ごはん、サバの竜田揚げ、白菜のおひたし、豚汁、牛乳

　おひたしは、かつお節の香りとほどよい醤油の味が野菜本来の味を引き出しています。豚汁もネギや小松菜の風味が広がり、豚肉や油揚げ、豆腐との一体感でおいしさアップです。

　竜田揚げは、外がサクサクカリカリ、身はジューシーで魚のおいしさがギュッと包み込まれているようです。

菜飯(押麦入り)、味噌チキンカツ、けんちん汁、はやか、牛乳

　寒い日の汁物はホッとします。根菜や旬の里芋が柔らかくてよい味です。そして、八丁味噌を使った甘辛の味噌ダレが、衣サクサク身はジューシーなチキンカツとベストマッチ。

　はやかは、ポンカンと温州ミカンをかけ合わせた品種で、酸味が少なくてポンカンの甘味が味わえます。

麦ごはん、ポークカレー、茎わかめのサラダ、ヨーグルト、牛乳

　茎わかめの歯ごたえ、ツナやコーンと絡まるドレッシング。中皿に山になって盛り付けられてもおいしく食べられてしまいそうです。コクのあるカレーも絶品です。今日の給食メモには、こんなことが書かれています。

　カレーはインドから日本に伝わったと思う人は多いですが、実は違います。一説には、南インドで香辛料を使ったスープ「サンバル」、肉や野菜を煮込んだ「コルマ」、豆の煮込み料理「ダル」が、日本人が食べやすいようにアレンジされてカレーになったのではないかと。

わかめごはん、ししゃものパリパリ揚げ、肉じゃが、牛乳

　肉じゃがの生揚げやしらたきがアクセントになって、とてもおいしい。また、ししゃもが春巻きの皮に包まれることで、香ばしさが増すように思います。

麦ごはん、回鍋肉、春雨スープ、マーラーカオ、牛乳

　今年の給食は残りあと15回。回鍋肉にはキャベツ・緑と赤のピーマン・長ネギ・筍、スープには人参・筍・小ネギといった野菜が入って、肉の違いによるおいしさの違いも面白い。

　中国の蒸しカステラともいえる「マーラーカオ」は、弾力と卵の味が楽しめます。

じゃこガーリックライス、野菜ハンバーグ、ごぼうサラダ、ミネストローネ、牛乳

　ニンニクが程よく香り、じゃこの香ばしさと塩味が絶妙のごはんです。ごぼうがツナ・胡麻と合わさることでおいしさを一層高めているサラダ。ミネストローネもベーコンと薄切りの小さめの肉で、おいしいスープになっています。レンコンやごぼう、豆腐の入ったハンバーグは、適度の弾力があり塗ってあるタレもよい味です。

ごはん、大豆のかき揚げ、いんげんとキャベツのツナマヨ和え、なめこと豆腐の味噌汁、牛乳

　かき揚げというと、天つゆや塩、タレがありそうですが、揚げる前段階で昆布などでよい味に仕上げているようでおいしい。中身は大豆のほか、玉ねぎ・ごぼう・かぼちゃが見えます。和え物はツナが調整役のように感じます。味噌汁には木綿豆腐が使われていて、なめこ汁に合います。

キャラメルシュガー揚げパン、キャベツとツナのサラダ、お団子スープ、夢おれんじ、牛乳

　揚げパンのキャラメル味は初めての経験。子どもたちの喜ぶ顔が思い浮かびます。サラダは歯ごたえもあってよい味です。

今日のスープは、絵本からやってきました。亡くなったおばあさんが作っていたお団子スープを、おじいさんが真似して作って動物たちに振る舞うおはなし。肉団子とスープの味がぴったり！おいしい。

肉味噌炒め丼、五目汁、カボチャ饅頭、牛乳

　今日もおはなし給食です。絵本『14ひきのかぼちゃ』では、かぼちゃを種から育てて様々な料理に変身させるねずみたちが描かれます。今日は、もっちりした弾力と素材の甘みを感じる饅頭になりました。

　肉味噌炒めも、生姜がきいてとてもおいしいです。

ごはん、イワシの蒲焼き、ブロッコリーの梅かつお和え、豚汁、牛乳

　イワシに適度な脂があって、タレがよくしみて美味しくてご飯の上に乗せました。和え物は、梅のほんのり酸っぱい味がとてもきいています。豚汁も９品目の具材がいっぺんに味わえます。

　今日は、明後日11/24は語呂合わせで「いい日本食」。よって「和食の日」とされているため、それにちなんだメニュー。そんな和食は、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

ごはん、キーマカレー、コールスローサラダ、みかんゼリー、牛乳

　今日はこのあと就学時健診が行われるため、普段よりずっと早い給食です。

　スパイスがきいて、いつものカレーとの違いを楽しめます。セロリ・ほうれん草・人参・トマト・玉ねぎなど野菜もじっくり煮込まれています。コールスローは、マヨネーズたっぷりでしっとり美味しい。

スパゲッティナポリタン、キャベツとブロッコリーのサラダ、米粉カステラ、牛乳

　連日のおはなし給食。今日は『ぐりとぐら』に出てくるカステラをイメージしています。料理することと食べることが好きな野ネズミが、森で見つけた卵を使って…。さて実際のお味は、甘さ控えめで卵やバターの風味が生きています。大きさも縦横高さが５cmと立派で、食べごたえアリ！

　ナポリタンはしっとり。大好きです。随分前は、フォークですくうと麺がごっそりとれてしまうくらい絡んでいるときもあった気がします。サラダはいつもながら、ドレッシングが最高!!

チキンライス、シートエッグ（トマトケチャップ）、さつまいもサラダ、豆乳スープ、りんご、牛乳

　蕪やキャベツ、しめじ、ほうれん草、鶏肉が入ったスープは、味噌の味がほんのり感じられます。チキンライスだけでもスパイシーでおいしいですが、オムライスのようにして食べると、また一味違います。子供たちはどんなお絵描きをするかな？ひんやりしたサラダは、チーズとさつまいもの甘さの対比がいい感じです。

　ちなみ、今日は「おはなし給食」のメニューです。『きょうのごはん』という絵本を参考に作ってくれました。

キャロットライス、えびクリームソース、ブロッコリーサラダ、りんごゼリー、牛乳

　ブロッコリーがゴロゴロと目立ちますが、脇役のキャベツや玉ねぎがコーン・ツナと一緒に美味しさに貢献しています。えびクリームソースが添えられたキャロットライスは、ほんのり甘みを感じます。

ごはん、鶏肉とサツマイモの甘辛和え、かぶと油揚げの味噌汁、花みかん、牛乳

　甘辛和えはごはんにぴったりで、単品で食べても癖になりそうな美味しさです。味噌汁は、旬のかぶのほかえのきや小松菜、人参、わかめが入って栄養満点です。みかんは、瑞々しくて甘みと酸味のバランスが最高です。

スイートポテトトースト、チキンのトマト煮、キャベツとコーンのサラダ、オレンジ、牛乳

　サツマイモとバター、砂糖、牛乳でスイートポテト状態にして食パンにたっぷりのっています。とてもいい味ですし、初めて食べました！

　よく煮込まれたトマト煮も体の芯から温めてくれる感じ。サラダは野菜の配合と味付けが格別です。

ハヤシライス、りっちゃんサラダ、豆乳プリン、牛乳

　今日は「おはなし給食」。「魔女の宅急便」の原作者で知られる角野栄子さん作「サラダでげんき」から「りっちゃんサラダ」の登場です。りっちゃんがいろいろな動物にアドバイスをもらいながら、家の人のために心をこめてつくったサラダを再現しました。昆布がいい味を出しています。ハヤシライスはキノコが入って栄養満点！プリンもついて大満足！！ちなみに写真にある絵本は、1980年5月1日発行の月刊予約絵本《こどものとも》。当時の定価は250円。今も大切にしています。担任時代、よく読み聞かせに使いました。

ごはん、サバの塩焼き、パリパリサラダ、一口おでん、牛乳

　読書月間の「おはなし給食」の日。絵本『やきざかなののろい』から。焼き魚が苦手な男の子が、食べたふりをしていると呪いが降りかかるといった内容なのだそうで、読んでみたくなります。よい塩加減で脂ものっています。

　揚げられたジャガイモの細切りが、ほぐした鶏やキャベツなどの上にのって、味のアクセントにもなっています。おでんは、旬の大根をはじめ、５種類がしっかり汁を吸っておいしくなっています。

吹き寄せごはん、千草焼き、白菜のおひたし、白玉汁、牛乳

　今日は立冬。冬の始まりを告げる、季節の変わり目です。トレイの上も秋冬の色合いです。そして旬の食材が上手に使われているのが窺えます。丁寧に作られているメニューは、どれも上品でおいしい！

　いよいよ来週は、校内音楽会です。子供たちも保護者や地域の方に見てもらうのを楽しみにしている様子です。

梨豚丼、芋けんちん、柿、牛乳

梨豚丼は具材に味がよくしみていて、梨の甘みが感じられ、おいしい丼に仕上がっていました。芋けんちんは、ほくほくとしたサトイモが入った温かい汁で寒くなりつつある今の時期にぴったりでした。旬の柿は甘くて、好みのパリっとした食感でした。「柿赤くなると、医者が青くなる」ということわざがあるくらい栄養のある食べ物。実は体育館入口前にある柿の木になる柿は「甘柿」です！（なぜ、分かる……？）

あんかけ焼きそば、バンサンスー、花みかん、牛乳

　バンサンスーは、「伴」（和える）と「三」と「絲」（細く千切りにする）の３つの漢字で表すようです。焼き豚が味の取りまとめ役みたいで、わずかな甘みもいい！

　一方、あんかけ焼きそばは、味が濃すぎないため肉やイカだけでなく、野菜のおいしさも感じられます。

ごはん、鱒の紅葉焼き、白菜とおかか昆布和え、秋の根菜味噌汁、お米のババロア、牛乳

　エッグケアマヨネーズと細かくした人参をトッピングしてオーブンで焼いた一品は、色鮮やかでふんわりしておいしい。味噌汁には、サツマイモをはじめ、レンコン、ごぼう、長ネギ、こんにゃく、豚肉が入っています。和え物は白菜のシャッキっとした歯ごたえとさっぱりした味が何とも言えず良い感じです。　

チキンライス、鶏とかぼちゃのハニーマスタード和え、ABCスープ、パンプキンババロア

チキンライスは、ほのかにスパイスが香り、おかずとの相性がぴったりでした。ハニーマスタード和えはカリッと揚がった鶏とカボチャに甘めのソースがよく絡んでいました。ABCスープは野菜がたっぷり入っていて栄養満点！パンプキンババロアもついたハロウィン特別メニュー！です。

秋の香りごはん、鯖の利休焼き、だまこ汁、磯和え、牛乳

秋の香りごはんはキノコやサツマイモが入り、枝豆で彩りを添え、食欲の秋にぴったりのごはんでした。鯖の利休焼きは味も焼き加減もよく、ゴマの香ばしさに箸も進みました。だまこ汁は、秋田の郷土料理「だまこもち」（きりたんぽと同じ材料ですが、丸めて団子にします）が入っています。「だまこ」の名前の由来は諸説ありますが、「お手玉」からきているという説も。ごろっとした「だまこ」入りでボリューム満点の汁物でした。磯和えは香りがとてもよく、野菜をたくさん食べることができました。

ごはん、エコふりかけ、おからハンバーグ、さつま汁、オレンジ、牛乳

　ふりかけのどこが「エコ」かというと、さつま汁の出汁に使った鰹節と昆布にちりめんじゃこと胡麻を合わせています。普段なら捨ててしまうところを、ひと手間加えておいしく食べられるようにしてあります。そしてよい出汁の出たさつま汁は、サツマイモの甘さや木綿豆腐の口当たりのよさを感じます。

　ハンバーグは、表面に塗られたタレが、おからの味を引き立てています。

ビビンバ、五目春巻き、トックスープ、ぶどうゼリー、牛乳

　ぜんまいやホウレン草、もやしが、下味のついた豚肉とからまってとてもおいしいビビンバ。そして、筍、椎茸、人参、豚肉、春雨の五目春巻きは、パリッパリの皮とほんのりと甘さを感じる具とが絶妙の関係です。手作りならではのおいしさと言えます。スープも、韓国餅のもっちりした食感と小松菜の歯ごたえの対比がなかなかいいのです。

麦ごはん、スタミナ丼の具、わかめスープ、麩のラスク、牛乳

　強い味で味覚が鈍くなる前に、スープを一口すすります。わかめの味というか香りが口に広がります。鶏のひき肉も入っておいしい。スタミナ丼は、にらの味が味噌と一緒になって鼻を刺激します。ニンニクやショウガ、ピリ辛の味付けが食欲を刺激します。これを食べると、午後に向けた持久力が保たれそうです。

　そして、恐怖のラスク（今日、麩のラスク）は最後のお楽しみ～。

鮭わかめごはん、さつまいもコロッケ、吉野汁、牛乳

　コロッケにはおからや豚肉が入って、ジャガイモとは一味違った甘みを感じます。周りの衣の部分はカリカリサクサクで、中はしっとり、よい味です。

　吉野汁は、葛を溶いてとろみをつけた奈良県吉野地方の郷土料理だそうです。今回は、根菜を使ったとろみのないすまし汁ですが、いつもながらよい出汁の味です。

ちゃんぽん、きゅうりともやしの中華和え、マーラーカオ、牛乳

　ちゃんぽんのスープは、魚介の香り。中華麺によくなじんで、気持ちが落ち着く味わいです。中華和えはピリ辛で、あっさり。そして、今回も厚焼き玉子と勘違いしたマーラーカオは、ほのかな甘みがおいしい蒸しパンです。

ごはん、納豆和え、大根と生揚げの煮物、りんご、牛乳

　大根や生揚げ、豚肉に味がよくしみて、こんにゃくの食感が他と違って不思議と良いのです。納豆和えは、かつお節味と小松菜のシャキッとした歯ごたえだけで、白ごはんがすすみます。

　リンゴ１個で医者いらずと言われるほど滋養になります。実と皮の間が特に栄養たっぷりなので、あえて皮を剥かずに食べてもらいます。よく噛むことも大事ですし。

ごはん、れんこんつくね、ピーマンともやしのごまマヨあえ、芋の子汁、牛乳

シャキシャキしたれんこんの入ったつくね、ごまマヨでピーマンがとても食べやすくなっているあえ物、姥山の縄文人も食べたかもしれない里芋の入った汁で体が温まりました。里芋のぬめりには胃腸の働きを助ける効果があるそうです。季節の変わり目です。しっかり食べて免疫力をアップさせましょう！！

ごはん、カレー、コーンサラダ、秋のフルーツポンチ、牛乳

　カレーの器に顔を近づけると、湯気と一緒に甘いバターの香りが鼻孔をくすぐります。肉もゴロゴロあってうれしい。サラダのコーンはいつもよりたくさん入っていて、カレーと相性がいいですし、フルーツポンチには、りんご・桃・梨・ぶどう・ナタデココが入って役者ぞろい。

ごはん、擬製豆腐、小松菜の和風サラダ、大根とわかめの味噌汁、小魚、牛乳

　たくさんの栄養素が含まれる卵の消費量は、メキシコに次いで日本は世界第２位だといいます。今日の擬製豆腐には、卵のほかに豆腐や鶏肉、野菜などが入っていてふんわりしたおいしさ。サラダはドレッシングが肝。こちらもよい味です。ダシを大事にした味噌汁はエノキや油揚げも入って、白ごはんが進みます。

きなこ揚げパン、インド煮、キャベツとツナのサラダ、りんご、牛乳

　今日は学校運営協議会で、給食の試食をしていただきました。久しぶりの給食を嬉しそうに召し上がっていました。

切干豚キムチ丼、キャベツと豆腐の中華スープ、豆乳プリン、牛乳

　切干大根やもやし、ニラなどが白菜キムチとよい具合に混じりあっておいしい！スープは鶏ベースのダシの味噌スープです。こちらもキャベツの歯ごたえと甘みそのままで、とてもよい味です。

ターメリックライス、チリコンカン、梨ドレッシングサラダ、クレープ（みかん）、牛乳

　チリパウダーやパプリカ、オレガノ、クミン、ガーリックなどの香辛料で味を調えたチリコンカンは、鮮やかな黄色のライスの上で映えますし、大豆の甘みも感じます。

　サラダドレッシングは、「梨ですよ」と言われないと正直わかりませんが、ツナや野菜とよく合って、後を引きます。う～ん、美味しい！

ごはん、レバーとポテトの変わり揚げ、塩だれキャベツ、フォーのスープ、ブルーベリーゼリー、牛乳

　今日は目の愛護デー。そこで、目に良いとされるレバーや人参、ブルーベリーが提供されています。

　レバーとジャガイモは食感が少し似ていて、濃いめの味付けでご飯が口に運ばれる回数が増えます。塩だれでもんだ茹で野菜は、比較的さっぱりしていて主菜との相性が良いかも。スープは、ダシが実においしい。

きのこスパゲッティ、ひじきと鶏肉のサラダ、キャラメルケーキ、牛乳

　比較的太麺のスパゲッティは、ベーコンやよく炒めた玉ねぎの味がカレー粉と一緒になっておいしい。サラダは、ひじきやきゅうりの味を、ほぐした鶏肉が引き立てています。

　ケーキはしっとりしながら弾力もあって、これまたおいしいです。

ごはん、麻婆豆腐、切り干し大根の海苔ごまサラダ、いちごヨーグルト、牛乳

　写真優先で器の配置を変えてしまいました。

　サラダは、切り干し大根やキャベツの歯ごたえがよく、海苔の風味と練り胡麻のような濃厚さ。麻婆豆腐は、ご飯の上にかけてしまっても負けないくらいおいしいです。

ごはん、いわしのごま揚げ、呉汁、みたらし団子、牛乳

　みりん干しのように見えますが、硬くも甘くもなく、ごまの風味とイワシの味が楽しめるごま揚げ。水で戻した大豆をすり潰した「呉」を、食材と一緒に味噌汁に加えた呉汁。掬い上げた時の大豆片もおいしい。

　みたらし団子は、程よい甘みととろみでよいデザートです。

ひじきごはん、赤魚の西京焼き、海苔酢和え、ちゃんこ汁、黒糖ビーンズ、牛乳

　ごはんにダシがよくしみて、タケノコや絹サヤもアクセントになっています。海苔の香りと酢が、ツナが入ることでうまくまとまっている和え物。油揚げや長ネギ、大根、白菜がいい味を出しているちゃんこもおいしい！

ごはん、カオ・ラートナー・ガイ、ニラ玉スープ、みかん、牛乳

　聞き慣れないメニューの登場です。カオ・ラートナー・ガイは、タイ料理のひとつで、屋台に並ぶメニューの定番だとか。「カオ」はごはん、「ラートナー」は餡かけ、「ガイ」は鶏肉を指すというので、想像できそうです。２種のピーマンが加わることで、ほんのり甘い味が引き締まります。

　ニラ玉スープは、ショウガがきいていて、程よい刺激とうまみを感じます。みかんは、個人的に今シーズン初！

キムチごはん、揚げ餃子、バンサンスー、チンゲン菜とベーコンの中華スープ、一口ゼリー、牛乳

　スープは野菜の甘みが溶け出していてよい味です。キムチごはんも配合がよくて、飛び出した感じがないので全体の調和がとれています。餃子の具には、キャベツ・長葱・ニラ・ニンニク・生姜・豚肉に加えてひじきがたくさん入っていておいしい！

　今日の献立は豪華ですが、中学校の分も含めて作って遅れることなく提供できるなんて、働く人に改めて感謝です。

チキンライス、シートエッグ、さつまチップ、ポトフ、牛乳

　少しの甘みを感じるシートエッグとその下に隠されたチキンライス。ともに単体でもおいしいのに、ケチャップも添えて一緒に食べると、さらにおいしさが口の中に広がります。 

　ポトフは、季節によってメインの野菜が若干変わりますが、ベーコンやソーセージの旨みを上手に生かしています。さつま芋チップも歯ごたえとほんのり塩味が大好き！　

ごはん、おからコロッケ、白菜のおかか昆布和え、のっぺい汁、牛乳

　ひき肉と玉ねぎをよく炒めて具を作り、蒸したジャガイモを混ぜておからと一緒に一つ一つ丸めて作られたコロッケ。ソースがなくてもおいしく食べられそうです。和え物は、おかかと昆布の味が染みて、白菜の歯ごたえもいい！のっぺい汁には９品目が見てとれて、素朴なおいしさです。

ごはん、家常豆腐、バンバンジーサラダ、梨、牛乳

　中国の家庭料理ともいえる家常豆腐は濃厚な良い味で、豚肉や生揚げ、野菜で栄養満点です。バンバンジーサラダには味噌やゴマが加わって落ち着いたおいしさ。キャベツの芯かと思っていたのがクラゲでしょうか？

ごはん、白身魚の味噌マヨ焼き、からし和え、筑前煮、牛乳

　味噌とマヨネーズが塗られた魚の身から、なんとも良い味が染み出るような感じです。

　筑前煮は九州の郷土料理で、地域によっては「いり鶏」「がめ煮」「煮しめ」などとも呼ばれます。ごぼう・人参・里芋などの根菜が入って、食物繊維もたっぷり。汁がおいしくて、一口食べるだけで笑みが漏れそう。竹輪やレンコンがいい！

けんちんうどん、ちくわの磯辺揚げ、小松菜とコーンの和え物、おはぎ、牛乳

　秋のお彼岸ということもあって、おはぎです！写真ではわかりにくいので簡単に解説すると、小豆を敷いた上にきなこのおはぎが乗っていて、２種類同時に楽しめるようになっています。

　和え物にはツナも加わって、マヨネーズ仕立てです。うどんには大根・人参・里芋・ごぼう・ねぎといった土の中で育った食材がいっぱい。

ごはん、ヤンニョムフィッシュ、フォーのスープ、塩だれキャベツ、牛乳

　カリッと揚がった白身魚には弾力があり、ヤンニョムと一緒になっておいしさが膨らみます。ベトナム麺・フォーと野菜類が鶏のダシのスープの中でおいしそうに泳いでいます。キャベツともやし、白ごまを和えた一品も良い味。

　そしてデザートの梨は、柏井の農家で収穫されたものです。シャキシャキして瑞々しく、一週間の疲れをとってくれそうです。

あんかけ焼きそば、中華きゅうり、マーラカオ、牛乳

　器から立ち上る湯気がごま油のよい香り。豚肉・いか・白菜・きくらげ・絹さや・筍など、見えるだけでも８品目あって、汁がちょうどよい具合に中華麺に絡みます。中華きゅうりは、主菜を後押しするような白ゴマがよい感じ。

　初めて目にするのがマーラカオ。中国発祥の蒸しパンです。江戸時代に長崎に伝わったといわれ、香ばしい醤油風味が漂います。