文字
背景
行間
Bee's Cafe
120_ユニバーサルデザイン(25.11.12)
3年生の教室に掲示された俳句の数々。「夏休み 線香花火 だれ落ちる」「秋の虫 なくよなくよと きこえる日」の2首は、趣きを感じて何度か読み返しました。この3年生が、国語で『くらしと絵文字』を学習しています。絵文字は私たちのくらしを便利で楽しくするだけでなく、人々が互いに分かり合い、つながりを深めていくのにも役立っていることを学ぶ説明文です。さらには、絵文字(ピクトグラム)に対する興味関心を高めることを目標にしています。学習の最後には、自分たちで絵文字を作って、発表しあう場面もよく見られます。
この絵文字は、ユニバーサルデザインの代表選手。ユニバーサルデザインは、「あらゆる人に利用しやすいデザイン」であることを軸にしています。
ところで、牛乳の紙パックの屋根の部分にあたる上部にくぼみがあることをどれだけの人が気づいているでしょう。正式には、このくぼみは「切欠き」と呼ばれます。これは視覚障害者などが牛乳と他の飲料を区別するためのしるしで、これもユニバーサルデザインの一例です。開け口とそうでない方を区別するためのものとずっと思いこんでいた私。
牛乳パックのように、身近にあっても気づきにくいユニバーサルデザインもあります。例えば、シャンプーとリンスの容器の突起がそれにあたります。あるメーカーの働きかけによって、現在ではどのメーカーでも容器の突起で判別できるようになっているらしいのです。まぁ、リンスに縁のない私は間違えようがありませんが、子供たちが今日お風呂でチェックしてくれたらうれしいなぁ。
119_セルフレジ(25.11.11)
今日11月11日は、記念日がいっぱい!「ポッキー&プリッツの日」は有名ですが、乾電池の+-から「電池の日」とか細長いイメージから「麺の日」。このほかにも「ピーナッツ」「サッカー」「チーズ」「靴下」「下駄」「箸」「折り紙」「もやし」「チンアナゴ」など、挙げたらきりがありません。中国では「独身の日」とか!?
さて、スーパーやコンビニなどの多くでセルフレジ化が進み、有人レジでも、支払いは機械といった場所がほとんどです。有人レジが混雑するとセルフレジを利用しますが、導入当初はどうやってスキャンをすればよいのか迷ったり、バーコードにうまく反応しなかったり…。後ろに並ぶ人が多いときは、小心者は焦ってしまいます。支払い機だって店舗によってまちまちですから、高齢者が時々困っている様子を見かけます。
そんな中、技術の進歩をまざまざと見せつけてくれるのが、ユニクロの商品会計システム。一般的なセルフレジとは一線を画しています。買い物かごに入れたままでも機械の右の凹みに置けば、自動的に読み取ってくれます。あとは支払い方法などを機械の画面で選択していくだけ。不思議なのは、ICタグがどこに付いているか。探してみると、素材などを記した紙の商品タグや値段シールの裏側に貼り付けられているではありませんか。
誰もがわかりやすい・扱いやすい、これが快適さにつながるわけです。レジだけでなく、学校の諸活動や手紙、資料などにも通じることかもしれないと考えながら、思うだけなら誰でもできるって!自分で突っ込みを入れています。
118_明けない夜はない(25.11.10)
「明けない夜はない」という言葉があります。戯曲『マクベス』の中のセリフが由来とされる説もありますが、どんなに辛く苦しいことがあっても、今頑張ればきっと幸せが待っているといった励ましとして使われます。同じ意味で「止まない雨はない」と言われることもありますが、「すまない、悪気はない!」となるとフレーズは似ていても怒りを買いそうです。
さて、娘からLINEで写真が届きました。『セーターになりたかった毛糸玉』という絵本が写っています。結婚前かすぐ後かは忘れましたが、私が妻に初めてプレゼントしたものの一つで、娘たちにも読み聞かせした本なのです。どういう経緯で娘がこれを手に入れたいと思ったかはわかりませんが、プレゼントしてもらったとコメントを添えています。本の登場人物がみんな優しくて心がほっこりします。毛糸玉たちにとっては、セーターになることが花形というのは面白い発想ですし、様々な苦難を経て落ち着く先が素敵で、まさに「明けない夜はない」と言えそうです。ぜひ図書館などで探してみてください。
柏井小では、先々週から1か月間の読書月間が始まっています。読書郵便やしおりコンテスト、昼の図書クイズ、朝会での図書委員会の発表、教職員による朝の読み聞かせなど、図書や読書への興味・関心を喚起するために様々な取り組みを行います。私自身もどこのクラスで読み聞かせをすることになるのかワクワクします。だって、くじ引きだといいますから…。せっかくだから、『セーターになりたかった毛糸玉』を読んでみようかと考えています。どんな反応があるかなぁ。
117_お菓子な食べ方(25.11.7)
大リーグWSでドジャース優勝。延長18回戦った日は大谷9打席全出塁。山本は3勝を挙げてMVPなど楽しめました。一方、藤井壮太が王座失い6冠に後退というニュースは小さな扱い。自分の周りに目をやると、11月に入る前からクリスマスケーキやおせち料理の予約のポスターがスーパーに貼り出され、車や玄関先の正月飾りも売り出されています。今年もあと2か月を切り、時間の流れの速さを否が応でも感じます。
さて、血糖値が気になるにも関わらず、食事までの間の口さみしさに負けて、飴や菓子に手が伸びて叱られることがよくあります。そんな魅力的なお菓子にも栄枯盛衰がありますが、菓子をつまみながら昔よくやった遊びを思い出しました。
ポッキーのチョコだけを舐めてプリッツ変身させる。
とんがりコーンを指にはめてから、順に食べる。
アーモンドチョコのチョコだけを口の中で溶かし、アーモンドと分けて味わう。
ポテコ(なげわ)を指にはめる。
ハッピーターンの粉だけを舐める。
オレオは分解して食べる。
笛ラムネのように、パイン飴を吹いて音を出そうとする。
コロンの中のクリームだけを先に吸う。
アポロやきのこの山は上下を分解して別々に食べる。
トッポのチョコの芯を折らないように、全神経を集中させて周りだけをかじりとる。
今考えるとおかし(お菓子)な食べ方ですが、子供心理では遊びの延長?!そういえば、日光で買った「甚五郎せんべい」が一回り小さくなったような気がするのは私だけ?
116_修学旅行を終えて②(25.11.6)
毎朝、薬やサプリなど6錠&1袋服用しています。飲み忘れがないように、薬入れケースを使用して自己管理。当然、修学旅行にも携えていきましたが、危うく飲み忘れるところでした。修学旅行中は、子供たちも飲み忘れないように、朝晩の食事時などに養護教諭の前で薬の確認をしながら服用しました。ある子は、口に水を含んでから手で摘まんだ1錠を放り込み、ごっくん。そしてまた次の1錠といった具合に飲んでいます。「先に舌の上に薬を置いてから水を飲むといいんじゃない?」と言うと、「だって薬の味がするから…」という回答です。ごもっとも!今だからこそ10錠あっても一回で飲めてしまいますが、小学生くらいの時には1粒ずつでしたし、粉薬はオブラートに包んで、目を白黒させながら喉を通していたことまで思い出します。
1日目は晴天で、男体山がとてもきれいでした。紅葉も進んでいましたが、思ったより奥日光は寒くはありません。2日目は曇天でしたが、雨が本降りになったのは学校に到着する少し前でしたから、天気に恵まれたと言ってよさそうです。
学校に帰ると、ほかの職員が用意してくれた菓子類を食べながら反省会となりますが、テーブルにはデザートや飲み物が何種類もあります。各々好みがあるので、「せーの」の合図でほしいものを指さします。飲み物は一回ですんなり決まりましたが、ゼリーは桃・みかん・メロンなど。おそらく桃に人気が集中するとよんだ私はメロンを指さすと、案の定桃に3本の指が向いています。その後3人でじゃんけんをするといった具合。和やかな中、ふと思ったのです。「まるでドラフト会議の指名みたい?!」と。
何はともあれ、子供たち誰一人脱落することもなく、無事に帰校できたことが何よりうれしい!
115_修学旅行を終えて①(25.11.5)
日光へ修学旅行に行ってきました。何回目だろうと指折り数えると…25回は下りません。例えば、華厳の滝の水量が多い少ないといった比較も容易にできます。ちなみに今年は少なかったのですが、初めて見る子には、湯滝の美しさとは違う強烈な印象を与えたかもしれません。そんな2日間を通じて思ったことを、思いつくままに綴ってみます。
今年の6年生は50人ですが、その少なさをいろいろな場面で改めて感じます。まずはバスの座席に余裕がたっぷりあること。華厳の滝の観瀑台に下りるためのエレベーターにクラスごとに乗るとギュウギュウ詰めにならないこと。何度もある集合場面で「これで全員揃ったの?」というくらいこじんまりしていることなどが挙げられます。ただ機動力抜群とも言えそうです。
コロナ禍以降、校外学習のお決まりといえばDVD視聴。以前は、バスレク係がクイズやゲームをいろいろ考えたり歌を歌ったりしましたが、バスでのシートベルト着用が当たり前となったことも影響してか、それらがほとんどありません。行きは『STAND BY ME』。3Dを駆使した映像美がドラえもんに目新しさを与えてくれましたし、帰りは『鬼滅の刃~無限列車編~』という、これまた見たことのないものでした。ともにチラチラと画面に目をやりますが、音声を認識できない私は、映像だけで想像を巡らすしかありません。そして思うのです。大音量でもないのに聞き取れる子供たちってすごい!と。そうそう、バスでのおやつタイムに、バスガイドさんがお茶を淹れてくれたのも超久しぶりでした。
戦場ヶ原ハイキングはインタープリターが同行しますが、やはり熊が気にかかります。今までならば左右の景色の中に鹿を探して歩きましたが、今回は木の上も含めて熊が潜んでいないか、ガイドの話そっちのけでキョロキョロしてしまったのです。<明日に続く>
114_秋のにおい(25.11.4)
タンスの抽斗や衣装ケースの中身も冬物に入れ替えて、来たる寒さに備える11月。中に入っていた防虫剤も新品に交換です。この防虫剤は昔、天然のクスノキから抽出された成分の樟脳(しょうのう)や化学合成のナフタリンが中心でした。今でも公共の乗り物などの中で、鼻にツンとくる防虫剤の匂いを感じることがあります。「そのスーツは、今シーズン初めて袖を通すのだな」と、何となくほんわかした気持ちになるのです。
寝具の毛布も1枚増えました。お日様の暖かさをいっぱいに吸いこんだ布団。あるいはある程度の重量感に包まれながら、秋から冬へと移ろう季節の香りを布団から感じます。このように、匂いから秋を感じることもあるものです。
では、秋の匂いは他に何があるだろうと思い巡らせます。心誘われるキンモクセイの香りは、その代表というか筆頭に挙げられそうですし、逆に銀杏は、食べれば美味しいけれど臭いイメージしかありません。市川霊園のイチョウ並木を歩いて、雌雄判別しながらバケツに集めて、臭いと格闘して洗、乾燥させて食べたことも何度かあります。
記憶の奥にある銀杏の臭さといえば、国府台陸上競技場と体育館の間の大樹です。陸上大会の計時係にでもなろうものなら、後ろからプ~ンと漂う匂いに顔をしかめながら仕事をしなければならなかったわけです。今はなくなってしまい懐かしい反面、鼻が曲がることはなくなったので良かったのかもしれません。
硫黄のにおいに包まれていた奥日光の一晩は、6年生の記憶のどの部分に刻まれたのでしょう。
113_ある日~森の中~♪(25.10.30)
全県の校長が集まる研修会を終えてJR千葉駅へ。そごうの跡地にはヨドバシカメラの看板があり、その近くにはビックカメラも大型店舗を構えます。競合は消費者にとっては嬉しいことに思えますし、敢えてすぐ近くにぶつけるということは、企業側のメリットも相応にあるのでしょう。年末に向けて商戦激化は必至です。
ところで、「♪まぁるい緑の山手線、真ん中通るは中央線、新宿西口駅の前…」というヨドバシカメラのテレビCM音楽を急に思い出したのもこの時のこと。「♪ごんべぇさんの赤ちゃんが風邪ひいた~」とか「♪おーたまじゃくしはカエルの子~」も同じメロディーで、この曲の原曲はアメリカの南北戦争・北軍の行進曲だったらしいのです。時は1861年まで遡ります。
その百年後に生まれた私が小学生だったころ、口ずさんだ替え歌はいくつもあります。小柳ルミ子『瀬戸の花嫁』を「♪瀬戸ワンタン、日暮れ天丼、夕波こなみそラーメン」としたり、『ブルー・シャトウ』を「♪森とんかつ、泉にんにく、か~こんにゃく、まれ天ぷら…」と歌ったりしました。『森のくまさん』は「♪ある貧血、森のな浣腸、クマさんにんにく、出会ったんこぶ(短足?)…」という具合に。ただ、何が面白かったのか、今思うと不思議ですが、それが小学生!そういえば、今秋のドラマ『良いこと悪いこと』では、同級生が殺人や不審死を遂げる要素に、『森のくまさん』の替え歌が使われています。
クマによる被害が多数報告される今、文科省は不審者の学校侵入ならぬ、クマ侵入・遭遇について学校に対応策を求めそうな雰囲気です。四コマ漫画『かりあげクン』では、ピクニックでクマに遭遇した際、リュックからおもむろに取り出したのが金太郎あめ。切り口をクマに見せて退治しようとする滑稽さを、今は笑えない人がたくさんいるのです。
今日から日光へ出かけます。クマさんに出会うことがありませんように!(明日はお休みします)
112_梅干し(25.10.29)
家のあちこちに置かれたボックスティッシュ。ふと思うのです。普段何気なく使っていますが、なぜ一枚取ると自動で次の一枚が出てくるのかと。これを考えた人ってエライ。覗いてみると、半分折りにされたティッシュが折り重なって箱に入っています。こうなると、考案したのは誰かという疑問が沸き起こりますし、こうした目の前の当り前にありがたみを感じる感性は持っていたいものです。
ところで、日本人のソウルフードって何でしょう?梅干しをその一つに挙げる人は多いかもしれません。実際、おにぎりの具の人気投票でも10位以内を常にキープしているのではないかと思うほど人気があります。そして、好き嫌いは別にして、梅干しを知らない日本人はまずいないと言ってもよいくらいです。いや、もう好き嫌いの範疇ではないのかもしれません。ただ、世界的に見たら知らない人が圧倒的に多いわけで、口に放り込もうものなら強烈な酸っぱさとしょっぱさに衝撃を受ける外国人続出です。
こんな梅干しが、給食にそのまま提供された記憶がほとんどありません。○○の梅肉和えとかいう使われ方はしても、皿にポツンと乗った真っ赤な梅干しは…。コロナ前に「セルフおにぎり」というメニューがあって、大判の海苔と一緒に出たかも…。
冷蔵庫などに当たり前にある梅干しが脚光を浴び、ありがたみを感じる時が、災害時以外にもやってくる日が訪れるかも…?でも、災害はやってこないで!
111_競馬が新鮮!(25.10.28)
たくさんの花を咲かせたキンモクセイが甘い香りを放ち、秋の深まりを感じさせてくれます。また、地面に落ちた花は、その一角を鮮やかなオレンジ色に染めています。1980年代には「クルマに~ポピ~♪」で有名なテレビCMがありましたが、私は緑の容器のキンモクセイを好んで使っていました。このキンモクセイ、昔の家は汲み取り式トイレだったので、便槽の近くに植えることでキツイ臭気を隠したといいます。なるほどと感心しながらも、花の季節が終わるとうっそうとした葉だけが生い茂る様は、決して可愛くなく残念な樹木だと思ってしまうのです。
さて、少し前に始まった日曜劇場『ロイヤルファミリー』を毎週観ています。競馬の世界を舞台に、夢を追いかけ続ける熱い大人たちの絆が描かれていくようです。最終回の有馬記念優勝に向けて展開していくのだろうと勝手に想像しています。その有馬記念は、中山競馬場で12月下旬に行われる一年を締めくくるレースであるのは言わずもがな。ただ、出走馬の選定は奥が深そうであることがなんとなくわかりました。未知の世界である、競馬に携わる様々な人々の努力や思いが伝わってきて新鮮です。
以前中山競馬場付近に住んでいたことはありますが、開催日の近隣道路が渋滞して迷惑だくらいの位置づけでした。ですから、競馬場に入ったことはありません。でも、きっかけはドラマではありませんが、12月半ばに友達数人で足を運ぶことになっています。初めての馬券購入も教えてもらいながら、会場全体の雰囲気を楽しめれば、ドラマの見方も違ってくるかもしれません。
ただ、競馬場も独特のニオイがあるのではないかと予想しているのですが…?!
学校だより「うばやま」No.15は、11/12発行予定です
■イベント紹介
「バルーンアート」
市川教育会館(一般財団法人)は児童や保護者向けのイベントを実施しています。このたびの催しは添付のとおり、12月6日です。
■柏井公民館より
講座「ふんわりナンとかんたんカレー作り」
1月25日(日) 9:15~13:00
対象 小学3年生~
費用 1500円(電話で申し込み)
柏井公民館だより
第4号 11月発行「文化祭特集」
■県「子どもと親のサポートセンター」から
不登校児童生徒支援事業のご案内
■市教育委員会から
学校地域連携推進課 第2回 サポート講座「家庭読書のススメ ~読み聞かせ体験を通じて~」のご案内
非常変災時学校対応ガイドライン
| 名前 | 更新日 | |
|---|---|---|
|
非常変災時ガイドライン(柏井小).pdf
751
|
04/16 |
|