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校長室から

107 修学旅行を終えて(11/11)

 シャポーの装飾が、いつの間にかクリスマスに切り替わっています。

 10月が終わろうとするころ、韓国ソウルの繁華街・梨泰院の路上ではハロウィーンを前に集まった若者が狭い坂道で折り重なるように倒れた雑踏事故が発生。150人以上の死者を出しました。一方インドでは、百年以上の歴史があって人気観光地としても有名なつり橋が崩落して130人を超える死者が報告されていました。

 宿泊学習で100人もの子供たちを引率する際、担任を含め全員がその職責を重く感じながら行動します。元気に帰ってくるのが当たり前。そして、「楽しかったぁ」と思い出を語る子供たちを親は待っているからです。誰一人けがすることもなく無事学校に到着すると肩の荷が下りてどっと疲れが出るのですが、それも心地よいものです。ただ、翌日が休みだったら…という思いはあります。

 今回、私自身3年ぶりの修学旅行に引率して、以前と随分変わったことを感じました。その一つが子供たちの荷物。宿までバスのトランクに入れられている大きなリュックに替わって「ガラガラ」が目立ちます。その割合は4分の1程度でしょうか。2つ目が職員同士で連絡を取り合う手段。それこそ何十年も前はトランシーバー持参でしたが、携帯電話で必要事項を伝える方法になりました。でも、今回も含め校外学習では、ライングループを使って情報共有しています。現状が手に取るようにわかって便利であることを実感。

 また、シートベルト着用も当たり前となりましたから、席を立って歩く子は皆無です。バスレク係がなくなってDVD鑑賞時間が長いわけですが、今回も3本観ました。ただ私にとっては無声映画なのです。画面を見ながらストーリーを自分なりに作り上げています。健聴者は、あの音で聞こえるのだと改めて驚きです。いずれにせよ、晴天かつ心配な事案もなく幸せな2日間でした。

 さて、今日は1のゾロ目であることもあって、「ポッキーの日」「下駄の日」「鮭の日」「西陣の日」「鏡の日」「折り紙の日」「麺の日」「乾電池の日」「靴下の日」「サッカーの日」「チーズの日」「ピーナッツの日」「もやしの日」ほか記念日のオンパレード!