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校長室から
253 連日の暑さの中で(23.7.11)
連日の暑さの中、子供たちが楽しみにしている水泳学習は、危険とも隣り合わせです。思わぬところで思わぬ事故が発生しますので、教員は最悪の場合を常に想定しながら子供の様子を視野に入れています。
水泳事故で亡くなる場合の一つに、「ノーパニック症候群」があるといいます。空気を求めてもがくことなく、周囲に気づかれずに静かに死に至るものといわれます。プールから上がった後を見たら、プールの底に子供が沈んでいたというケースは、その可能性が高いそうです。
また、プールに入っているときの熱中症発生にも注意が必要です。日本スポーツ振興センターによると、過去のデータで「水泳中」が51%、「プールサイド」が34%だといいます。水泳は消費カロリーが高い運動なので、短時間で脈拍も体温も上昇します。体温を下げるには、プールから出て風通しのよい日陰で休憩したりシャワーを浴びたりすることが有効です。学校のプールサイドで見学している子供もいますし、暑さ指数(WBGT)を頻繁にチェックするように心がけています。昨日は、8時の時点で屋外の暑さ指数が32℃を超えていて、水泳は中止。屋外での活動も禁止しました。
13日から出かける富士方面の林間学校。湧き水を体験する活動や樹海ハイキングなどが予定されています。天気がよいことに越したことはありませんが、暑すぎませんようにと祈ります。運動会前と同じく天気予報ばかり気になります。
夏休みに入り、家族などで海や川、プールへ出かける機会があるでしょう。「おばあちゃんの家に泊まりに行く」「北海道に旅行する」など予定を教えてくれる子もいます。ぜひ、水の事故や熱中症に注意を払って楽しんできてほしいと思います。
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