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校長室から

203 汗をぬぐう(23.4.26)

 今年のGWは、5月1日と2日を休みにすると9連休となります。そうでなくても、コロナ制限が緩やかになった今年の人出は多くなることが予想されています。私の場合、コロナ第9波に備えて、自宅や近隣での遊びに留めようかと思います。

 ずっと先の予定になりますが、11月に6年生が日光方面へ修学旅行に出かけますが、見学場所のメインは東照宮。多くの方が足を運んだと思いますが、陽明門をくぐる前やそのあとも直径10センチ大のゴロゴロした丸石がたくさん敷き詰められています。歩きにくく、足をくじきそうで怖い!この日光東照宮では、「栗石返し」と呼ばれる伝統的な境内の清掃が行われるそうです。コロナの関係で今回は4年ぶりと言っていましたが、箒や熊手ではうまくいかないので、敷き詰められた「栗石」という玉石を一つ一つ手で動かしながら間に溜まった杉の葉やごみを掃き出していきます。350年以上前から続くこの伝統行事におよそ3千人が参加したといいます。そうした手作業が、あの環境を生み出していると思うと驚きであるとともに、歩き方も変わってきそうです。

 いろいろな作業がしやすい季節でありますが、しばらくすると額に汗がにじみます。普段家から駅まで、あるいは学校までの徒歩10分で、数度ハンカチで拭うことも…。でもあと数日で首元を締め付けるネクタイともおさらば!半年間のクールビズがやってきます。

 ところで、手洗いの際にも使うハンカチのしまい場所どこ?バッグの中?ズボン等のポケット?私はもっぱらスボンの左サイド。でも尻ポケットから顔をのぞかせているハンカチも見かけますし、上着だったりYシャツの胸ポケットだったりする場合もあります。どこが一番多いか気になりますが、残念ながらそれを調べたデータは見つかりません。子供たちに聞いてみようかなぁ。

 先週、50m走のタイムを計測する1年生と一緒にスーツのまま走りました。1本走り終わると子供たちが集まってきて、結局2往復4本。終いにはさっきまで砂を弄っていた多くの手が黒いズボンに触れているではありませんか。走った汗より、嬉しいながらも白くなりゆくズボンが気になって冷や汗…。すかさず左ポケットからハンカチが登場!