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校長室から

249 パンケーキ症候群(23.7.5)

 朝や昼休みなどに職員室の外から賑やかな声が聞こえてきます。プール脇の田んぼに植えた稲の管理をする5年生の子供たちです。田植えをして安穏とするのではなく、水の管理や雑草抜きなどに余念がありません。多く関わればかかわるほどその生長を愛おしく感じるかもしれません。やがて穂が出るころになると、鳥から守ることを考えると思います。網を張るのか案山子を立てるのか、どんな発想があるか楽しみでなりません。実った稲の量を見て、どうやって食べようかあれこれ話し合うことだって学びです。

 さて、「『パンケーキ症候群』梅雨から夏場にかけて要注意!」という見出しに目が留まりました。かわいらしい名称ですが、意識障害を引き起こすこともあるとか。読み進めると、パンケーキを口にしたあと、湿疹やかゆみ、腹痛、下痢・嘔吐、くしゃみ、咳といったアレルギー症状が出るそうです。血圧低下や呼吸困難など命に関わることもあるというから驚きです。原因は、小麦粉などに混入したダニだといいます。封を開けたまま放置しておくと、ダニが袋に入って繁殖。それを食べてアレルギー症状が出るという仕組みです。気温や湿度が高くなる梅雨から夏場にかけてダニが大量に繁殖することが考えられるので注意を促しています。こうしたことは、決して小麦粉やホットケーキミックスに限ったことではないのかもしれません。

 そういえば、うちのベランダのタイルにコケだか黒カビだかで汚れて見えます。こちらも天気のよい日に掃除しなくちゃ。