ブログ

校長室から

324 はい!チーズ(23.12.7)

 12月に入って、朝、校庭に流れる曲が変わりました。今月の歌『ジングルベル』が軽やかに青空の下に流れていると、不思議とウキウキした気分になるのは大人も子供も一緒。「今年の漢字」の発表ももうすぐですが、勝手に「冠」か「暑」を予想している私。藤井棋士の八冠達成やWBC優勝、阪神タイガースの日本一、車いすテニスの小田選手など栄冠を獲得する場面が数々ありました。12日が楽しみ~。

 さて、一昨日4年生の校外学習に引率した際、クラスで集合写真を撮りました。来週の修学旅行でも数か所で撮影が予定されています。寒い中なので表情も固まってしまいがち。でも、やっぱり硬直した表情より笑顔のほうが断然素敵です。だから、シャッターを押す前に「はいっ、チーズ」「イチたすイチは~?」など定番の合図があるわけです。

 そもそも、写真を撮るときに「なぜチーズなの?」「いつ頃から?」など疑問に思います。英語圏では「Say cheese(セイ・チーズ)」が使われるそうです。撮られる側が“チーズ”の「チー」と発音するときに顔が笑顔の形になるとか、英語では「ズ」で口をすぼめず口角が上がるとかいう理由でかけ声として始まったとされます。「チーズ」でなければならないということはありませんが、言葉の親しみやすさや覚えやすさ、発音のしやすさなどがあるようです。ちなみに、韓国では「キムチ」、中国では「茄子」、メキシコでは「ウィスキー」、スウェーデンでは「オムレツ」などが使われます。日本では雪印乳業のCMがきっかけらしく、50年前にまで遡ります。ガッテン!

 11月末にインフルエンザの予防接種をしましたが、そういえば昔は予防接種の後は入浴ができなかったことを思い出しました。なぜだったのでしょう。そして、いつからお風呂に入ってもよくなったのでしょう。スタンダードって、時代とともに変わっていきます!