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校長室から

388 始まりの日(24.4.8)

 例年より開花が遅かったせいで、桜がよい感じに咲いています。いよいよ令和6年度の始まりです。子供たちはきっと、どんな先生と出会うのかワクワクドキドキかもしれません。子供たちの今を空っぽのグラスに例えるなら、ときめきでグラスを満たし、炭酸の泡のようにふつふつと湧いてくる笑顔を弾けさせる姿を大切にしたいと思います。

 春の庭もワクワクします。クレマチスやライラック、モミジや山椒が、新芽を出しています。若い芽が次から次へとバトンを繋いでいるように見えて、命が続いていく不思議な感覚にとらわれます。学校のプランターでは、ビオラやパンジーが新学期もきれいに咲いて子供たちを迎えます。校庭やなかよし広場にもたくさんの春を見つけることができます。

 さて、天気予報が気になるのはどんな時でしょう。旅行に出かけたり結婚式があったり…。学校では、卒業式や明日の入学式、運動会、宿泊学習など様々です。残念ながら、明日は晴天とは程遠いようです。ところで、ニュースなどで天気予報を見たとき、「東京」や「千葉」の天気や気温が表示されることが多くありますが、どちらを参考にするでしょう?我が家は、お天気マークによりその日の地域が東京寄りだったり千葉寄りだったりと、都合よく解釈を変えています。

 春休み中に学童に通う子や放課後子供教室で遊ぶ子、バスケットクラブ員たちに会いました。キラキラした顔で、口々に大声で呼んでくれてうれしくなりました。新しい教頭先生と一緒に歩いていましたが、さすがに知らない人には「誰?」といった顔。あるいは興味津々で「もしかしたら」という顔。ただ、私にはハイタッチで応えても、教頭先生が出した手には反応なし!そうそう、知らない大人には気をつけようという教えを忠実に守ってエライけれど、校長と一緒ですから不審者ではありませんねぇ…。そんなこんなで、明日は89名の新入生を迎え入れます。昨年度の入学式では、梅田俊作さんの絵本『がまんだがまんだ うんちっち』を読みましたが、今年は…、ナイショ。

 校長のつぶやきのページも3年目に入りました。子供たちのために新しいことにも挑戦していきますので、どうぞよろしくお願いします。