2025年7月の記事一覧
校長の思い 「子ども達との関わりの中で自分が大切にしていること」
7月10日(木)に家庭教育学級で「子ども達との関わりの中で自分が大切にしていること~今までを振り返って~」というテーマでお話しする機会をいただきました。自分の子ども時代から今までの経験の中で感じたこと、思ったこと、そして肢体不自由の特別支援学校をスタートし、今日までの教員人生の中で考えてきたことなど、振り返りながらをお話しさせていただきました。話の中では、「子ども達と関わるとき自分が大切にしている言葉」を合わせて紹介させていただきました。自分は子ども達(人)と関わるとき、いつも自問自答しますが、その時にいつも頭に浮かんでくる言葉です。いつまでもこの言葉を大切にして、子ども達(人)に接していきたいと思っています。
1. 子どもは一人ひとり、可能性の原石
2. 白の中にも黒はあるし、黒の中に白もある
3. どこかで必ず成長していく
4. 子どもながらに、考えていることがあるかもしれない
5. 大切な大きな枠をはみ出さなければ、見守ってみよう
6. 自分の物差しだけで考えるな 相手の物差しもある
7. 一人を大切にできなければ、誰も大切にはできない
8. その時に大きな成長がみられないかもしれないが、つなげていく、引き継いでいく、ただそれだけでも素晴らしいこと
9. その子の良さがきっとあるはず
10. 人に対してではなく、行動に対して・・
校長の思い 探究心(?と思う気持ち)
校長として日々思うことがあります。「今の鬼高小学校の子ども達が、社会で活躍する10年後、20年後、30年後・・・はいったいどんな世界なんだろうか」と。自分でもなかなか想像がつきませんが、世界とすぐつながり、本当にさまざまな人々と巡り合い、関わりあって、一緒に考えたり、時には自分で考えたりして生きていく時代になるんだろうなと思います。それでは、そこを生きていける力とは・・・・。私は、生きていける力の一つに「探究心」があると思っています。小学校で種を蒔き、身に付けられる力は、もしかすると人生の中では、小さなことかもしれません。でも、その小さな一歩が、次の機会に少し大きくなり、それが生きていく力につながっていくのだと信じています。学校・家庭・地域が子ども達の未来を見据え、「探究心」を一緒になって育てていければと思っています。