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校長室から

154 どれにしようかな(2/1)

 コロナ禍でいつのまにか閉じた店舗もあれば、ここへきて新規開店する店もあります。ショッピングセンター内テナントやコンビニの淘汰があちらこちらで見られます。でも、新しい店が開店する前になると、なんだかワクワクします。

 ランニングしていると、近所で小売店舗建築の予告が貼られています。見るとクスリ屋なので驚きです。だって、自宅から1キロ圏内に林立しているからです。Wが4軒、Sが2軒、Mが3軒、Kが1軒あるにもかかわらずさらにCですから、5チェーン11店舗になります。コンビニより歯医者のほうが多いと言われるらしいですが、クスリ屋も負けていません。きっと売り上げを伸ばし、生き残るための戦略が常に展開されているのでしょう。ただ、それぞれの店でポイントカードを用意して囲い込みをしていますから、あちこちで購入するメリットはあまりないはず…。そんなことを思っていたら、1月末のヤフーニュースに「100m以内に乱立!ドラッグストア戦国時代」といった感じの記事を発見!記事として取り上げられるほどなのだと、一人納得したのです。

 話は変わりますが、今年になって浅草に行ったとき、雷おこし販売店に入りました。祖母が浅草に行くと必ずと言ってよいほど、仏壇に雷おこしが供えられていたものです。ただし今は、昔よく食べたものとは味も形も違います。様々な味のキューブ状おこしが容器に入って食べ比べできます。こうした試食品は、コロナ以前スーパーマーケットなどで多く見られましたが、ここでは健在です。コロナ前は、よくつまみ食いをして妻に叱られました。果物だったりウインナーだったり…。おこしも蓋を開けて食べたくなりましたが、さすがにやめておきました。

 でも選択肢が多いということはある意味、消費者には嬉しいことだと思います。