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校長室から

411 甘味(24.5.14)

 昨日、運動会のプログラムが児童と保護者に配付されました。今年度のスローガンは『全力で 楽しみつくせ ひらたっ子!!』に決まり、プログラムの表紙や挿絵に多くの児童の作品が採用されています。私がひょっこり体操服を着て登場する絵も児童作品です。

 少し前になりますが、1年生のN学級の学級だよりを目にしました。イラストたっぷりで、ほのぼのとした感じです。自分でササっと描いてしまうというからすごい!うらやましい!文は少なめに抑えて、子供の活動をイラストで紹介したり、子供のつぶやきや様子を手書きで添えたりしたら、子供たちにも好評だろうなぁと勝手に想像してしまいます。

 さて、だんご三兄弟という歌が流行った時がありますが、串団子は4つが一般的です。串に刺す団子は、鎌倉・室町時代からあったそうで、江戸の頃には忙しい庶民が合間に食べられるファストフード、というかフィンガーフードとして受け入れられたようです。元々は5玉だったものが、新しい通貨が発行された後に4玉で落ち着いたとされます。

 団子が入ったパックに、みたらしと餡子があったら少し悩んで、餡子から先に手を出す私。みたらしの甘辛餡を横目に見ながら、パクリと食らいついて水平に串を引くわけです。抜かれまいとする団子の必死の抵抗の甲斐もなく、白い痕跡を串に残したまま数が減っていきます。春先は、摘んだばかりのようなよい匂いがするヨモギ団子がおいしい季節です。GW後半に入る前日に、昼の放送で「しょうぶ湯」の言われ話をしました。触れると体が溶けてしまうため、鬼が忌避するのが菖蒲とヨモギなのだそうです。

 近隣の和菓子店の路上ではためく幟旗が季節によって変わります。GWまではかしわ餅だったような?これからは水羊羹?通りかかるたびに「○○食べてぇ~」と呟くと、スルーされるか「却下!」の一声。日記にイラストでも描いて食べた気になるか、テーブルに描いたイラストを置いて「食べたい光線」を浴びせるか、思案中です。