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2021年1月の記事一覧
1/29 走れメロス①~2年国語~
走れメロスの2時間目。出てくる人物像を捉えて読みを深めるために、各自で登場人物の相関図を作成していました。生徒たちは、教科書のページをめくり、何度も読み返しながら作成していました。はじめに1年生で学習した相関図を先生が例示して作成のポイントを説明した以外、先生による個別のアドバイスを除き、ほぼ1時間、無言でとても集中して作業を進めていました。
時間の経過とともに、徐々に個性豊かな相関図ができあがりました。次の時間は、ソーシャルディスタンスに注意しながら班内で考えを共有することになりますが、本時のようにじっくりと時間をかけて自分の考えをまとめることも非常に大切です。個々の「主体的な学び」がなければ、「対話的な学び」で学習は深まらないからです。
1/28 LEDスタンド完成間近!~2年技術~
昨年の12月のはじめに、はんだ付けによる基盤作成から始まったLEDスタンド作りがいよいよ大詰めを迎え、各自の創意工夫により、個性豊かなスタンドがぞくぞくと出来上がっていました。土台やLEDを取り付ける部分も様々で、改めて生徒たちの想像力に感心してしまいました。
1/27 調べる力+伝える力~1年総合~
1年生では、例年実施している校外学習の代わりに、班で都道府県の調べ学習を行いました。全国を6つのエリアに分け、各クラスで班ごとに担当の都道府県を調べ、最後に発表会を行いました。この取組は、昨年の11月末に始まりました。はじめ調べ学習で壁新聞を作り、それを使ってクラス内でプレゼンテーションを行いました。
壁新聞の出来も大切ですが、この学習の目的は「調べる力」と「伝える力」を身に着けることです。特に今回は「伝える力」に重点をおき、各クラスでプレゼンテーションの出来を評価して優秀賞を決めました。そして、最終的に各クラスの優秀賞の発表をビデオで撮影したものを全クラスで視聴し、生徒の投票によって最優秀賞が決まりました。班ごとに工夫を凝らし、クイズや具体例なども取り入れて発表していました。最優秀賞の班は、役割分担を決め、身振り手振りも交えて発表していたことが高評価を得たようです。良い発表を見ることで「発表のポイント」がわかった思います。校外学習には行けず残念でしたが、学習内容は例年以上に充実していました。コロナ禍での工夫が成果を上げた良い例だと思います。
<優秀賞> <優秀賞> <優秀賞> <優秀賞>
1組2班 2組2班 3組3班 4組1班
「島根のいろいろ」 「くまもとのしんぶん」 「福島しか勝たん」 「動物達が行く楽しい長野旅行」
<最優秀賞> <優秀賞>
5組6班 6組5班
「神奈川探検隊!!」 「和歌山行こら~」
1/26 卒業式に向けて~2年特活~
3年生は受験真っ只中ですが、2年生は早くも卒業式の装飾の準備を始めました。例年は、各専門委員会に仕事が割り振られ、装飾の準備をしていましたが、現在、専門委員会が開けていないため、各クラスで準備することになりました。みんな楽しそうに装飾作りに取り組んでいました。様々な制約がある中での卒業式ですが、コロナ禍で本当に頑張ってきた3年生のためにも、温かく送り出したいと思います。
1/25 衝撃!足でワン・プッシュ、消毒マシーン
衝立に続き、本校のスーパー用務員さんが、足踏み式の消毒マシーン?を作ってくれました。材料はすべて余った木材の切れ端です。職員玄関にありますので、来校者は消毒アルコールの入ったボトルのノズルに手をかざして、足元の板を優しく踏んでください。
ちなみに衝立は大活躍で、図書室、美術室、技術室、そして職員が昼食をとる部屋にも設置してあります。
1/22 校内の感染防止対策にご協力を!!
緊急事態宣言に伴い、校内の感染防止対策や会議の在り方などを一部変更しましたのでお知らせします。まず、外部からの来校者の方には、アルコール消毒に加え、その場での検温をお願いしています。保護者の皆さんが来校する場合には、今後とも事前にご家庭で検温をお願いします。なお、今後、PTAの運営委員会はZoomでの開催となります。
生徒は引き続き、マスクの着用と手洗いの習慣化、黙食(本当は食事中の会話も大切なのですが…)を徹底しています。各教室には加湿器もあり、換気も行っていますが、特に3年生は受験が始まっていますので、万全を期して、ご家庭や塾等でも、可能な限りマスクを着用するようにお願いします。
1/21 能~3年音楽~
本来であれば卒業式の合唱練習の時期でしたが、現在、感染防止のために練習は休止しています。既にある程度練習はできているので問題はありませんが、音楽科が機転を利かせて早めに練習を開始していてよかったです。
そこで、今日の授業は「日本の伝統芸能に親しみ、そのよさを味わおう」でした。修学旅行では「狂言」を鑑賞する予定でしたが、「能」の体験ビデオを見ながら、背景の松や能面の説明に耳を傾けていました。視野が狭い能面では、四隅の柱を見て自分の位置を確認していることや、若い女性の面「小面(こおもて)」では、面を「照らす」(上向き)と笑い顔、嬉し顔などの悦楽の表情になり、「曇らす」(仰向ける)と憂い顔、泣き顔になり、見せる角度によって表情が変わることも学びました。 いつか、この知識が役立つ時が来るといいなと思いました。
1/20 作図の応用~1年数学~
基本的な作図の授業が終わり、それを応用して作図する授業でした。作図は入試でもよく出題されますが、それは様々な図形の性質を知らないと描けず、確かな知識と論理的な思考を必要とするからです。3点を通る円の作図は「円の中心は3点から等距離にある」という知識と「垂直二等分線の意味」を知らないと描けません。さらに、ひし形の作図は「ひし形の対角線はそれぞれの中点で垂直に交わる」という知識がないと描けません。
授業では、距離を離した班の形にして小さな声で相談させることで、この難問をみんなが解けるように工夫していました。友達に優しく教えてあげている姿が微笑ましかったです。
最後の答え合わせでは、生徒が黒板で大きなコンパスと格闘しながら、解説付きで作図していました。解説も根拠が明確で、正しい数学の言葉(垂線や垂直二等分線など)を使って完璧にできていました。生徒が主体的に活躍する素晴らしい授業でした。
1/19 コロナ禍における医療従事者の思い~2年道徳~
ある日、新聞で「コロナ禍における医療従事者の思い」という記事を目にしました。新型コロナの感染者が増加の一途たどる中、学校で何ができるかを模索し、様々な取組を行ってきましたが、今回はその新聞記事を使って、全校で道徳の授業を行うことにしました。
記事には、看護師で6歳の娘の母親でもある裕子さん(仮名)の「もし自分が感染したら、患者さんを死なせてしまうかもという非常に強い危機感や恐怖」や「母親として娘を思う気持ち」、「自分だけ仕事が休めないという孤立感」そして「公園でマスクもせずに大騒ぎする若者たちの無責任さへの怒り」など、行き場のない思いや看護に従事する中での葛藤などがリアルに書かれていました。
記事は、最後に裕子さんの『自粛ムードが強まる一方で、感染対策の緩みが気になる。あふれる情報の真偽を見定める毎日に皆疲れ果てている。自分の“正しさ”に合わない相手を責める風潮も、ますます世を覆っていないか。自分が間違っているとは思わないけれど、「世間の人とは違うんだろうなあ」と思う。いや、もしかすると「私のほうがずれてるのかな」。』という言葉で終わっています。それぞれの立場で、現在の状況に対する考え方や思いは違うのかもしれません。しかし、一つだけ明確なことは、命は全てに優先して守られるべきであるということです。そのためにできることを一人一人が考えて行動していかなければいけないと、生徒たちの感想を見ながら思いました。
生徒たちの感想等は、2月初めの学校だよりとブログで紹介させていただきますが、生徒が医療従事者の方へ書いたメッセージを一つだけ紹介させていただきます。メッセージは、今後集まり次第、医療従事者の方々にお渡ししたいと思います。
<すべての医療従事者の皆さんへ>
こんなに辛い状況の中で、自分のことだけでも精一杯なのに、他の人のために毎日休みなくたくさん働いてくれてありがとうございます。私も常にニュースなどを見て、今の状況を知ろうとしています。なるべく周りの人たちに迷惑をかけないように、日頃の意識を高めて行動しています。本当に医療従事者の皆さんには感謝をしています。私も自分ができる感染対策や日々の行動を意識して精一杯がんばります。医療従事者のみなさんが、頑張って働いてくれていることは忘れません。応援しています。頑張ってください。
1/18 県内私立入試始まる!
いよいよ、私立高校の入試が本格的に始まりました。今日は、県内私立の入試が多くあったので、3年生は3校時で下校しました。22日は多くの都内私立が入試を行います。各自が今まで以上に健康面に注意して、試験で全力が出せるように心がけましょう。何か困ったことがあれば、遠慮なく担任に相談しましょう!頑張れ、八中生!!