一中ブログ

作家調べ

 2年生の廊下にまた新しい掲示物です。今度は有名作家の作品についての紹介文でした。芥川龍之介や夏目漱石などの作家ごとに、その代表作について詳細に調べてあります。最近の本は展開の早いものが多いので、昔の作家の作品を読むのは結構苦労したのではないでしょうか。

展示物の気持ち

 以前に紹介した1年生の校外学習壁新聞、どれも素晴らしい出来栄えなのですが、あらためてよく見てみたところ、とてもユニークな句がありましたので紹介したいと思います。「見つめられ 常に緊張 展示物」博物館で感じたのでしょうか。展示物の気持ちを表現しながら、それを見ている人の真剣な表情や、博物館の静寂としたおごそかな雰囲気が感じられる、ユニークかつ意味の深い句だと思います。才能ありです。直し?いりません。

3学期が始まりました

 昨日の始業式を終え、今日から3学期の授業が始まりました。3学期は3か月しかありませんし、卒業式があったりして3月はあわただしく過ぎていくので、実質は2か月程度の感覚かと思います。特に3年生は卒業式が3月13日と早いうえ、入試やら手続きやらであっという間に過ぎていくことでしょう。しかし、その短い3学期をどう過ごすかは、その後(来年以降)の皆さん自身に大きく関わってきます。これまで以上に一日一日を大切に過ごしてほしいと思います。3年生はそろそろ教科書が終わり、授業では入試に向けた問題演習が多くなるころだと思います。活動場面が少なくなってモチベーションを維持するのがけっこう大変な人も出てくるかもしれません。また1月中旬には第一志望校に合格が決まる人が出てきます。そんな中で最後の公立受検に向けて頑張るクラスメイトもいたりします。クラスの中に進路の決まった人とまだ決まっていない人が混在する期間が1か月以上続くわけです。クラスにとってこの期間は、非常に不安定だけれど実はとても大切な時期となります。この時期をどう過ごすかは、高校入学後の皆さんにとって非常に大きな影響を与えることでしょう。また1,2年生にとっても、これまですべてが順調に来ている人はこれまでどおりに過ごしていけばいいでしょうが、そうでない人、例えば何かに躓いている人、何かを変えたいと思っている人にとっては、とても重要な学期となります。進級する前の最後の学期の過ごし方次第で、次の年度の「入り」が変わってきます。入りがうまくいくのと、いかないのとでは大きな違いがでることは明らかです。次年度の自分自身のために、今できること、したほうがいいと思うことに対し正面から堂々と向き合ってみてください。

良いお年を

 明日から学校は閉庁日になります。令和6年も様々なところで、生徒や保護者の皆様に御協力いただき、大変ありがとうございました。皆様、よいお年をお迎えください。

2学期終了 善行賞の表彰

 長かった2学期も今日で終わりとなります。様々な行事や普段の学校生活、あるいは外部の活動などで「充実感」や「達成感」を味わった人も多いと思います。どれだけ充実感や達成感を味わったか、あるいはどれだけ「苦労」したかも大切だと思いますが、そうした経験が多ければ多いほど、皆さんの心の成長につながっているものと考えられます。たくさん成長できた人、おめでとうございます。一方で、そういう経験があまりなかったという人は寂しいですが、これからチャンスはたくさんあると思うので、ぜひ、自分の心を大きく成長させていけるような取組の機会を大切にしてください。
 さて本日「善行賞」の表彰を行いました。2件4名の表彰ですが、一組目は、市川駅の階段で大きな荷物を抱えたお年寄りに声をかけ、階段下まで持って降りてくれたというもの、二組目は、自転車に子供を乗せたお母さんが、遮断機の降りた踏切内で立ち往生してしまったときに、遮断機を上げて助けてくれたというものでした。どちらも何気ない行動ではありますが、実際に助けてもらった方々からすればものすごくありがたかったことなのだと思います。どちらも名前を告げなかったということで、その方々からぜひお礼を言ってほしいとのお願いが学校にありました。今回学校が知ることができたのはこの2件だけでしたが、その他にもきっと、たくさんの一中生が善い行いをしていることと思います。そうした気持ちを大切にしてほしいと思い、今回は善行賞として表彰させていただきました。この場をお借りしてお知らせします。
 冬休みに入ります。事件や事故、体調には十分に留意し、楽しい冬休みを過ごしてください。