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2022年6月の記事一覧

初夏の読書週間

本に親しむ

 6月20日(月)~7月1日(金)まで、初夏の読書週間を実施しています。目的は「本に親しみ読書の幅を広げる」です。子供たちにはお馴染みの鬼高小学校5つの鍵に「読書いっぱい」があるので、日頃から図書室は大変賑わっていますが、自宅での過ごし方が多様化する現在、読書離れ(活字離れ)も気になるところです。図書室廊下には先生が紹介するおすすめ本のコーナーもありますので、是非参考にしてください。写真は図書室前廊下の様子です。本に興味を持ってもらえるように、様々な掲示物があります。来校した際には是非お立ち寄りください。

 

6年生「縄文体験」

縄文時代について学びました

 6月17日(金)6年生が「縄文体験」の授業を行いました。毎年、市川市立考古博物館から学芸員の講師をお招きして、専門的な知見からのお話を聞いている授業です。

  縄文時代ってどんな時代?ということでお話がすすんでいきました。今から1億3千年位前から2千3百年位前は現在より海面が低く、鬼高小の周辺は海底であったこと。市川市周辺は海岸線であったため全国的に見ても貝塚が多い地域であること。外環道道の駅周辺の遺跡からは大きな丸木舟が出土していること。等のお話が前半にありました。

 後半では縄文人が乗っていた丸木舟の作り方や、暮らしていた竪穴式住居を映像で学んだ後、使っていた石器類や土器類などの標本や模型を近くで見ることもできました。また、縄文人は何を食べていたの?ということで、主にドングリやクルミ等の植物採集、イノシシやシカ等の狩猟、大好物であった貝類等の漁労、により意外に豊かな食生活をおくっていたことがわかりました。狩猟も行っていた為多くの動物と接していましたが、縄文人にとって犬は特別な存在で大切に扱われており、亡くなった際にはお墓に埋葬していたことも教えていただきました。

 昨年まで感染予防対策の都合上、外部から様々な先生をお招きしての体験学習を行うことができませんでした。感染状況が落ち着いている現在、「保護者地域と連携し子供の夢を実現する学校」「新たな学びのある学校」を目指して、学校でしかできない学びを工夫していきます。 

 

 

不審者対応訓練

校内に不審者が侵入した想定でした

 6月13日(月)の業間休みが終了した10時40分、校内に凶器を所持した不審者が侵入した想定で訓練を行いました。教職員の訓練目的は、児童を安全かつ迅速に避難させるために、状況に応じた指示と行動をとることでした。

 不審者の校内侵入を知らせる全校放送を聞き、教室にいた児童は担任の指示をよく聞いて行動しました。担任の指示のもと、教室の施錠をして廊下から死角となる場所に隠れ、不審者確保の放送を静かに待つことができました。

 一方、あらかじめ直接不審者対応をとることになっていた男性職員は、B棟3階スカイギャラリーにて不審者を取り囲みました。今回不審者役を市川警察署の方にお願いしていましたので、職員が持参した刺股の扱い方や取り囲む際の留意点を詳しく指導いただくことができました。訓練終了後、凶器を所持した不審者は、無理に確保しようとすると危険であること。警察が到着するまで取り囲み、児童から引き離しておくこと。実際の場合は不審者の動きに応じて、教職員も児童も動く必要があるため、校内での情報共有が大切であるとお話しがありました。

 

運動会応援ありがとうございました

気持ちの良い青空と太陽に恵まれました

 当日は、保護者の皆様、おやじの会、地域の皆様方からたくさんのご理解と協力をいただきながら運動会を終えることができました。ありがとうございました。マスクをはずして競技や演技を行う場面では、子どもたちの一生懸命で豊かな表情をご覧いただけたことと思います。青空の下で輝く笑顔は学校の宝物だと感じました。

運動会で育てる

【主体性を持ち自己実現する力】

各学年、徒競走と集団演技に取り組みました。徒競走は結果として順位がありました。子どもたちには順位にこだわるだけでなく、走る目標を持って練習や本番に臨むよう指導しました。走ることが得意な子はもちろん、苦手な子もゴールするまで全力を尽くす姿に拍手が沸いていました。集団演技は全体で共通の振付が多い種目です。また、ダンスに対する意欲も様々でした。練習開始の頃は振付や動きが分からない子もおりましたが、学年職員や担任の支援で一人一人が目標を持ち、成長していく姿が見られました。

【体育学習に対する興味関心】

子どもたちは元来体を動かすことが大好きです。学級でも体育の時間に校庭や体育館で活動することを楽しみとしている子どもが多くいます。職員が指導する際の、「努力を認め、課題を示す」という姿勢と、保護者の皆様の支援を得ながら、子どもたちは興味・関心・意欲を保つことができました。

【体力向上とみんなで創り上げる心】

 地域に思いっきり走り回ったり、ボール遊びができたりする場の少ない鬼高地区の子どもにとって、運動会は大変貴重な取り組みです。学校経営重点の一つにも「健やかな体」の育成があることから、一日1~2コマの練習を組み、計画的に体力向上を図りました。それでも練習期間が3週間ほどあったため、疲労が見られる子もおりましたが、ご家庭での支援を受けながら、元気に活動することができました。

 みんなで作り上げる心については、各学年が発達段階に相応しい姿を見せてくれました。そんな中、6年生は最高学年らしい6年間の積み重 ねを感じさせてくれました。自分の動きに気を配る一人一 人が集まり、集団となって表現する姿には、観る人の心を打つ力がありました。

 鬼高っ子が運動会の経験から、一生懸命やれば、「できることが増える」「わかることが増える」「自信が沸く」「一生懸命な人はかっこいい」等を感じて、今後の学校生活に生かしてくれることを願います。

 お知らせ学校だよりでは紹介できなかった写真をご覧ください。お知らせ