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Bee's Cafe
026_癒し(25.5.22)
現在、日本でパンダを見られるのは上野動物園と和歌山県のアドベンチャーワールドだけ。このジャイアントパンダが初めて日本にやってきたのは1972年ですから、半世紀以上経つようです。名前は忘れもしない、カンカンとランラン!その後、ホァンホァン・フェイフェイ・トントン・リンリンなど来日したり誕生したり…。最初に上野動物園に見に行った時には、立ち止まることすらできないほどの大混雑で、もう一回並び直したような記憶があります。
動物園では様々な野生?動物に出会えます。ニホンザルやゴリラ、ペンギンコーナーは、どれだけ見ていても飽きないから不思議です。朝日新聞が、「心惹かれる野生動物」を読者にアンケートした結果があります。2500人の回答者の第1位がペンギン。そして、パンダ・イルカ・ラッコと続きます。最下位はイボイノシシですが、18票も集めたことにびっくりです。ランク外には、雪の妖精ともいわれ、我が家のぬいぐるみ仲間でもあるシマエナガを見ることができます。
自宅でペットを飼う家庭は少なくありませんし、私も犬を飼いたいとは思うこともあります。でも、私よりきっと長生きしますから最後まで責任を持てそうもありません。よって、病気にもならず、予防接種や餌代もかからず、雨雪の中を散歩する必要もない各種ぬいぐるみが私には合っているようです。
校長室のソファには巨大なゴリラとオランウータンが鎮座して、やってくる子供たちに人気です。息子が大事にしていた犬のぬいぐるみは、孫娘が抱きかかえて寝ているといいますから、動かないぬいぐるみにもペット同様の癒し効果があるようです。今日も校長室のティガーは、校庭で運動会練習を頑張る子供たちを見つめています。
025_許容範囲はどこまで?(25.5.21)
もう十年以上前のお話。ある宴会の席で、開始前に「ハイチオールC」の小瓶を出して数錠口に入れ、人にも勧める人がいます。しみやそばかす、日焼けなどの色素沈着に効果があるのはCMなどで知っていましたが、元々は二日酔いのための薬なのだそうで、飲んでおくと悪酔いしないというのです。パッケージにもちゃんと書いてありますから、目からウロコ!
逆に、笑いの種にされそうなのが「頭痛が痛い」「右に右折」などの重複表現。でも、気づかぬうちに口にしていることも少なくありません。ワープロソフトでは、「まず最初に」「今の現状」「約1年ほど前」などと入力すると、青いアンダーラインで間違いを指摘されます。ほかにも、「享年90歳」「製造メーカー」「募金を集める」「事前予約」「すべて一任する」「お体をご自愛ください」など、使ってしまいがちなのですが、どこが変なのでしょう。
話し言葉は、耳から入る情報ですので、わかりやすいことが大事。ですから、少々繰り返しとなっていたとしても許容範囲といえそうです。一方、書き言葉は目に触れるもの。極力重複を避けたいとは思いますが、ついつい…。「ブログ作成に関しては、その場しのぎだとあとで後悔することになりかねません。だから、あらかじめ準備しておくことが大事ではないでしょうか」なんて文章にも重複表現が隠れています。先に後悔する人はいませんし、後から準備する人もいないからです。
決してあら捜しするのではなく、普通に気にして見聞きしていると、意外とあるかもしれません。
024_思考を止めないで(25.5.20)
旧校舎と新校舎の間にある非常階段。上まで上ると見晴らしがよいことを知ると同時に、屋上にソーラーパネルが設置させていることを確認して以来、「何に使われているのだろう」という疑問は残ったままです。つい最近設置されたものらしいので、関係機関に問い合わせれば済むことなのですが、忙しさにかまけて考えること・調べること・行動することを怠っている証拠。お恥ずかしい。
さて、川崎フロンターレで18年間活躍して、数年前に40歳で引退したサッカー選手、中村憲剛氏が忘れられない恩師の一言について語っていたことがあります。高校入学時は、ボールを扱う技術には自信はあるものの身長154cm。敵がそばにいると潰されてしまうことが多かったそうです。入学してすぐに、どうすればよいか顧問かつ担任に尋ねると、「自分で考えなさい」という回答。この時から、うまくいかないことを周りのせいにしていたこれまでの自分を反省し、「小さくて身体能力が低いからこそ、どうやってプレーするか」という考え方に変わったといいます。「どうすれば自分の個性を発揮できるか考えてプレーしてきたからこそ、40歳まで続けられた。自分がネガティブに思っているものを、ネガティブにとらえるかポジティブにとらえるかで人生は変わる」と締めくくっています。
元日本代表監督の故イビチャ・オシム氏も『考えて走るサッカー』を提唱しました。人の言いなりではなく、思考を止めないで、よりよいと思う選択・行動をめざす子供たちを育成したいと考えます。そのためには、まず私たちから!
023_バイアス(25.5.19)
小説を読んでいた時にあった、“ 世間というものは、背景や思いを感じ取ってはくれません。人は、多面性を持つと知りながら、表層に現れたたった一つの事実のみで、人を定義します。” という一文。何か事件が起きると、その背景は人には伝わらず、切り取られた場面だけが独り歩きを始めて、それをもって人は安易に善悪の判断をしてしまいがちです。
これは学校や家庭も一緒。見えていることばかりに心が奪われてしまうと、物事の本質や真実が隠れてしまうことがあります。バイアスに支配されると、認識の歪みや思考の偏りを生んでしまいかねません。
さて、学校から柏井4丁目先の「新橋」三差路を左折した先に「戸崎下」交差点があります。少し前に気づいたのが、その一画に卵専門店「むこたま」の販売所があることです。我が家からさほど遠くない場所にも本店があり、道の駅でも買うことができます。ただ、我が家の贅沢の一つと言えるほどお高い!でも、卵かけご飯にしたら、その違いに誰もが気づくほど美味しいのは確かです。まず、熱々のご飯に卵白だけをかけてかき混ぜます。そこに残った黄身を落として軽く混ぜます。私は醤油の代わりに醤油麹をひとかけら落として食べるのですが、ぜひお試しあれ!
話が逸れましたが、「むこたま」の卵は、平飼いされた鶏のものだろうと勝手に決めつけていました。これもバイアスかも。ここでは、敢えてケージ飼いした鶏の卵を販売しているといいます。鶏の習性や衛生・健康面などをしっかりと考え、管理しながらよい鶏を育てているようです。
私たちも無意識の思い込みや偏見等に十分注意を払いながら、子供たちの真の姿をしっかり見守り育てていきたいと思います。それにしても週末の天気が気になります。
022_GTPといえば…(25.5.16)
肝臓の病気やダメージの指標となるのが、AST(GOT)やALT(GPT)の数値。人間ドックなどの血液検査項目にも見られます。「GPTの数値が気になりますね」と医師から言われたのは少し前のこと。以来、検査のたびに数値を見ては一喜一憂といった感じです。
さて、独立した娘や息子の家族が色違いの猫のぬいぐるみを買って、会うたびにぬいぐるみミーティングが開催されます。といっても、ただ並べておくだけのこと。全員集合すれば5匹にもなります。そんな娘が、ぬいぐるみの前に煮干しを一匹入れた皿とマグカップを置いて写真を撮り、チャットGPTを使って絵本風に加工したものがラインで送られてきました。さらに、入力するとそれをもとにした物語までできてしまうというから驚き。人形劇『ひょっこりひょうたん島』世代の人間には、信じられない世界です。
ただ こうなると、自分でやってみたいという好奇心がムクムク。アプリをダウンロードして悪戦苦闘の末、出来上がりました。ついでに物語も作ってもらうと、『ふわふわさんたちのひみつかいぎ』という題名。人形にも向かって左から「クロ」「チャイ」「モク」という名前がついています。物語の最後は、「みんなで秘密の冒険の作戦を立て続けるのでした」と、思わせぶりな締めくり方です。確かにこれを使えば、読書感想文も卒論もできてしまいそうな気がします。もしかすると、校長先生の話なんてお茶のこさいさい!?ただ、自力でオリジナルを作成して自分らしく…なんて思ってしまうのは昭和の意地なのか、意固地なのか。
021_旬(25.5.15)
新ラッキョウの季節になりました。スーパーなどで袋詰めにして売られています。早速買って帰って、ボウルの中で丁寧に水洗い。汚れを落とした後は薄皮を剥きますが、これが結構大変。手指のラッキョウ臭は、風呂で洗ってもなかなか消えません。そして、瓶に入れてしょうゆ漬けにして3日も待てば、はい出来上がり!瓶の下の方の味の染みたものからいただきます。晩酌のお供にエシャロットもよいですが、酢漬けとは違うラッキョウもなかなかです。そういえば子供が小さいころ、野原でノビル(野蒜)を一緒に採って食べたっけ。
暑くなってくると、ビールなどが美味しい季節です。昔は、居酒屋で「とりあえず枝豆!」なんて注文をしていましたが、ほとんど冷凍の枝豆ですから手持ち無沙汰にならないためのお通しと一緒。でも、これからの季節は旬の枝豆が待ち遠しいという人は多いはずです。
きれいに茹で上がり、盛られた容器に3個入りの枝豆を見つけて手を伸ばしたくなるのは誰もが同じ。不思議と1個だけの小さな鞘はハズレ、4個入に出会った日には超ラッキーと思ってしまうのです。採れたては産毛まで眩しいくらいです。枝豆専用品種が400種類以上あるともいわれ、「湯上り娘」「味風香」など目移りしてしまって選ぶのは大変。味はもちろん、粒の大きさや産毛の色、早生・晩生など特徴に違いがあって、比較的長く楽しめます。
先日かわせみ学級では、トマトやトウモロコシ、スイカのポット苗を購入して、まずは観察記録をつけていました。大事に世話した結果、大きなスイカが実ったらうれしいだろうなぁ。子供たちにも実りあれ!
020_甘味の魅力(25.5.14)
柑橘類の花が咲いて、よい香りを放っています。我が家のレモンやスダチの鉢植えの周りをアゲハチョウが飛び交う光景があります。そして、新梢にタマゴを産みつけます。放っておくと大事な葉をどんどん食べられてしまいますので、かわいそうですが産んだそばからそれを除去するのが休日の日課。結実してキレイに色づこうものなら嬉しさは右肩上がり。収穫した実を料理などに使った時の満足感は言葉になりませんし、酸味と甘みのバランスが良かったらなお最高!
さて、AIの言葉を引用すると、“酸味は…食欲増進・消化促進・疲労回復などに…” “甘味は、エネルギー補給や快感ホルモンの分泌を促し、リラックス効果や幸福感をもたらす魅力的な味覚で…視覚的な美しさや、文化的な背景など、様々な要素を通じて私たちの心を豊かにしてくれます” となります。つまり、身体だけでなく精神面にまで絡み合ってくるので複雑です。
私の場合、板チョコなんて折った欠片1~2個で満足できずに次から次へと手が動いてしまう麻薬?のようなものかも。また、夕飯の後に、ちょっとだけ甘いものが食べたいと思う瞬間があります。「ダメに決まっているでしょ!」と冷たくあしらわれる時もあれば、何も言わずとも大福や小さめの洋菓子が飲み物と一緒に出される時もあります。それは至福の一品で、妻が神様に見える瞬間でもあります。
総じて「スイーツ」と言われますが、種類は和洋を問わず豊富です。ケーキやアイスクリーム、チョコ系、あんこ系、プリンなど。シュークリームやエクレアもいいし、大福や鯛焼きもいい。あんみつは、浅草に行くとよく買って帰りました。あんこが入っているのに、さらに上から黒蜜をかけるなんて贅沢の極み!甘いものにランキングは無用なのです。
019_気づく(25.5.13)
校門脇でシロツメクサを摘んで編んだものを差し出してくれる子、カラスノエンドウの青い鞘をプレゼントしてくれる子などがいて嬉しいです。四つ葉のクローバーは、すでに2つ押し葉にしました。
道端や野原で見かける、ポピーに似たオレンジ色の花が、そこかしこで花を咲かせていますが、これをプレゼントしてくれた子もいます。この花はケシ科の植物で、非常に繁殖力が強いのが特徴です。ナガミヒナゲシと呼ばれる、地中海を原産とした外来種で、茎や葉には植物毒が含まれています。これを含む黄色い汁に触れると、皮膚の弱い人はかぶれやただれを起こす恐れがありますので注意を呼びかける自治体もあるくらいです。自宅前の植え込みに生えているのを見かけると、速攻で抜いていましたが、最低限手袋で保護することが必要だと今更ながらに気づいた次第です。
さて、今日から夏日がしばらく続きそうです。運動会練習も休み時間も、熱中症対策に子供たち自身が意識を高くして活動できるようにします。先週は、錆が浮いてきていた雲梯にサンダーをかけ、ペンキを塗り直しました。今は黄色ですが、それまで何色だったのか?あるいは塗り直されたこと自体気づかないことも考えられます。滑り台も突起でケガをしないように修繕しましたが、子供たちが楽しみにしている遊具の維持・管理に、見えないところで頑張る職員もいます。
縁の下の力持ちは、学校だけでなく、保護者の中にも地域にもたくさんいることに気づけるようでありたいと考えます。そして、「ありがとう」を添えられる子供たちが増えたら、もっとやる気になってしまうかも…。
018_五月って…(25.5.12)
GW中に学校に置いておくわけにもいかず、自宅に持ち帰ったオオムラサキの幼虫。いよいよ目覚めて活動を開始しました。枯葉の上で動かなかったのに、ある日容器から脱走を始めているではありませんか。慌てて容器に戻して、上からネットを被せ、学校に戻ってからはエノキの鉢に移してあげました。週明けの今朝も、校長室に入って「幼虫はどこ行った?」から一日が始まりました。大変そうですが、楽しみでもあります。
秋からきれいな花を咲かせてきたビオラがそろそろ終わりを告げます。今はそこかしこに、ツツジの鮮やかな花が見られますし、その後オーバーラップするようにサツキへと切り替わります。このツツジを検索すると、AIは“漢字で「躑躅(てきちょく)」と書きます。「躑」は「たたずむ」「足踏みする」という意味で、「躅」は「足摺りをする」「あがく」という意味”だと説明します。総じて、「足が止まるほどに見とれてしまう美しさ」を表すようです。小学生のころ、サルビアと同じようにツツジの花の根元に口をつけて、蜜を吸ったような記憶があります。ただ、毒があるとも言われるので、思い違いだったのかも…?
ところで、『となりのトトロ』の登場人物である姉妹、サツキとメイは5月が誕生月なのだろうと勝手に決めつけています。あるいは、物語の季節が5月ころということから名前を決めたのかもしれません。詳細はどうあれ、田植えが始まり、風が気持ちよい季節であることには間違いありません。ただ、「五月蠅い」と記されるように、ハエや蚊が増えてくるのはちょっと…。
017_面白そうを求めて(25.5.9)
少し前の朝のニュースで、高校のロケット部が取り上げられていました。これまでの最高記録、高さ15mを超えようと部員が試行錯誤を繰り返します。規格が決められたロケットの高度や滞空時間を競う「ロケット甲子園」が毎年開催されますが、この高校のユニークなところは、「糖」を燃料として利用するというアイディアにあります。コロナ禍で火薬の入手が難しくなったことから、燃焼しやすい糖などに着目したといいます。発射の映像に見入ってしまいましたが、結構な高度と距離を稼いだように見えましたから、ひとまず大成功といったところでしょうか。
私たちは時々、一見奇妙な部分にひらめいたりこだわったりするものです。「卵の黄身がもっと大きいといいのに」「手元に戻ってくる紙飛行機を作りたい」「強風でもロープに絡まない鯉のぼりの結び方はないだろうか」など、できるか否かにかかわらず思いや願いはうまれます。それを困難という一言で切り捨てたり自然消滅したりしてしまうことが多いかもしれませんが、挑戦する自由さ・勇気があってもよいと思うのです。「面白そう」を安心して研究できる環境や心の余裕が創り出すものは果てしなく大きいかもしれません。たとえ役に立ちそうになくても、目先にとらわれず一歩を踏み出す勇気が、未来を創るのだと思います。面白さ・楽しさを追求する柔軟な頭が集う学校・家庭・地域でありたいものです。
さて、この週末は何に挑戦しましょう?
学校だより「うばやま」No.17は、12/15発行予定です。
■新入生保護者説明会について
新入生保護者会の案内を掲載しました。変更点がありましたら、本ホームページに掲載しますので、ご確認ください。
■ふれあいカレンダー
ふれあいカレンダーの頒布期間が、目標部数が完売となるまで延長となりました。引き続き、購入サイトが開かれている間は購入可能です。購入される方は、以下のURLからご購入ください。どうぞよろしくお願いいたします。
⇒ URL:http://www.fureai-calendar.com
■イベント紹介
(1)「プラネタリウムコンサート」
市川市少年自然の家で、12月7日(日)14時から行われます。対象は小学生以上、先着100名。
■柏井公民館より
柏井公民館だより
第5号 12月発行
■県「子どもと親のサポートセンター」から
不登校児童生徒支援事業のご案内
■市教育委員会から
【学校地域連携推進課】第2回サポート講座「家庭読書のススメ ~読み聞かせ体験を通じて~」のご案内(12/17)
【警察への通報・相談窓口の周知】警察への事件情報の提供先としての「匿名通報ダイヤル」や、学校に相談しにくい悩みに対する相談先としての「ヤングテレホンコーナー」があります。また、オンラインゲームに関わる情報も掲載します。ご一読ください。
非常変災時学校対応ガイドライン
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非常変災時ガイドライン(柏井小).pdf
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