お知らせ

6年生「縄文体験」

縄文時代について学びました

 6月17日(金)6年生が「縄文体験」の授業を行いました。毎年、市川市立考古博物館から学芸員の講師をお招きして、専門的な知見からのお話を聞いている授業です。

  縄文時代ってどんな時代?ということでお話がすすんでいきました。今から1億3千年位前から2千3百年位前は現在より海面が低く、鬼高小の周辺は海底であったこと。市川市周辺は海岸線であったため全国的に見ても貝塚が多い地域であること。外環道道の駅周辺の遺跡からは大きな丸木舟が出土していること。等のお話が前半にありました。

 後半では縄文人が乗っていた丸木舟の作り方や、暮らしていた竪穴式住居を映像で学んだ後、使っていた石器類や土器類などの標本や模型を近くで見ることもできました。また、縄文人は何を食べていたの?ということで、主にドングリやクルミ等の植物採集、イノシシやシカ等の狩猟、大好物であった貝類等の漁労、により意外に豊かな食生活をおくっていたことがわかりました。狩猟も行っていた為多くの動物と接していましたが、縄文人にとって犬は特別な存在で大切に扱われており、亡くなった際にはお墓に埋葬していたことも教えていただきました。

 昨年まで感染予防対策の都合上、外部から様々な先生をお招きしての体験学習を行うことができませんでした。感染状況が落ち着いている現在、「保護者地域と連携し子供の夢を実現する学校」「新たな学びのある学校」を目指して、学校でしかできない学びを工夫していきます。