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2025年6月の記事一覧

6月27日(金)

今日の献立

牛乳 ご飯 千草焼き 切り干し大根炒め煮 わかめと野菜のみそ汁

【一口メモ】

食事を味わうとは、、。それは「食事の良いところを見つけて食べる」ことです。良いところを見つけるには、①目で見つける②鼻で香りをかぐ③耳で音を聞く④喉を通っていく様子を感じとる(のどごし)⑤舌で味を感じる⑥手・口の中でふれて感じる(ほかほか)などです。味わって食べると「おいしい」「楽しい」「ご飯に合う」「何が使われているのかな」「苦手だけど食べられてうれしい」など自分の気持ちや興味・考えが生まれます。味わうためには、食事の雰囲気も大切です。味わう環境をみんなで作り出しましょう。またよくかむことで味わうことを助けましょう。

6月26日(木)

今日の献立

牛乳 ご飯 豚肉とさつまいもの甘辛炒め もやしとツナの和え物 こなつ

【一口メモ】

「まごわやさしい」食べ物を食べると体に良いとされています。「ま」はまめ「ご」はごま、「わ」はわかめなどの海藻、「や」は野菜、「さ」は魚、「し」はしいたけなどのキノコ、「い」は芋のことです。今日は「ま」の豆の大豆を使いました。かむには、唇、舌、奥歯、あご、ほほをうまく連動させることが大切ですが、唇をしっかり閉じることがポイントです。そうすることで、唾液が出やすくなり、口の中が潤うだけでなく、味もよくわかります。舌を左と右に動かすことで、左右の奥歯に動かすことができます。舌は味を感じるだけでなく、口の中の食べ物がよく噛めるように手助けしてくれます。歯と歯は、噛み合わせるだけでなく、しっかりと力を入れてかみしめることが大切です.。あごとほほをしなやかに大きく動かすことがよく噛むことにつながります。

6月25日(水)

今日の献立

牛乳 メキシカンライス チキンと豆ののり塩揚げ コーンサラダ

【一口メモ】

今日はよく噛んで食べてもらいたいと思い、考えた献立です。私たちが1回の食事で噛む回数はおよそどのくらいでしょうか。正解は600回です。おじいさんやおばあさんが子どものころは、噛む回数は1400回くらいでした。大昔、弥生時代に卑弥呼がいたころは4000回も噛んでいたそうです。よく噛んで食べると唾液が出るので、食べ物の消化吸収がよくなります。脳が刺激されて記憶力アップの手助けをしてくれます。よく噛んで食べましょう。

6月24日(火)

今日の献立

牛乳 えだ豆ご飯 鯵のみそドレッシング じゃがいもとたまねぎのみそ汁

【一口メモ】

鯵は、味が良いということから「アジ」という名前が付けられたそうです。日本全国どこでもいる魚で、5月から7月に旬をむかえます。アジは、刺身や塩焼き、フライなどのほか干物にして食べられることも多い魚です。今日は、鯵に米粉をまぶして、油でカラッと揚げました。季節の野菜のきゅうりとにんじん、コーンとともにドレッシングをそえました。主食はえだまめを使ったご飯です。学校の炊飯器では具材を一緒に炊き込むことができないため、具を煮て、白いご飯と混ぜ合わせます。混ぜる工程では、力とコツが必要です。

6月23日(月)

今日の献立

牛乳 ご飯 おさかなしゅうまい 筑前煮 ごまきゅうり

g【一口メモ】

れんこんの名産地は「東の茨城」「西の徳島」と言われています。給食室ではみなさんに、様々な食べ物を味わってもらいたいと考えています。そのためにはいい歯が大切です。いい歯があれば、かたいものや柔らかいものも何でも食べられます。なんでも食べられると楽しい、嬉しいと思えることが増えてきます。味わうためにも、いい歯でいるためにもよく噛むことが大切です。ご飯をよく噛むと甘味を感じます。きゅうりは噛む音が小さくなるまで、筑前煮も味の変化がわかるまで噛んでみましょう。唾液がたくさん出て、歯を健康な状態にしてくれます。よく噛むことは味わう1歩です。

6月20日(金)

今日の献立 

牛乳 ご飯 オクラ納豆 揚げじゃがいものそぼろ煮 こなつ

【一口メモ】

横に切ると星形になるネバネバ野菜といえば、オクラです。オクラはハイビスカスに似た花が咲いた後に実をつけます。そのままにしておくと固くて食べられなくなります。食べられるのは、実ができ始めた小さいものや、まだ若く柔らかいうちに収穫したもので、花が咲いた後、4日くらいがちょうどよいサイズです。今日は納豆あえにオクラを使いました。オクラの形、食感、香りを楽しんでください。オクラのネバネバはペクチンという成分です。お腹の調子を整える働きや、健康のために重要なコレステロールの上昇を抑える効果があります。オクラは緑黄色野菜でカロテンも豊富です。髪の毛や皮膚、視力、のどを保つためにも役立っています。

6月19日(木)

今日の献立

牛乳 マーボー丼 青菜のナムル パイナップルゼリー

【一口メモ】

にらには中国では2つの名前があり、「ようきそう」、「らいにいそう」とよばれています。「らいにいそう」には「なまけ草」という意味があるそうですが、これはいつまでも収穫ができ、手抜きをしても育つ野菜ということなのです。しかし、実際は柔らかくおいしいにらを作るのは大変です。今日は茨城県産のにらを使いました。にらは豚肉と組合わせて食べると、疲れを取り、夏バテ防止に向いている食材です。今日はマーボー豆腐を一つのお皿に盛り付けてマーボー丼にしました。

 

6月18日(水)

今日の献立

牛乳 スパゲティナポリタン 豆いりサラダ おからチーズケーキ

【一口メモ】

イタリアでは2ミリ前後のものをスパゲティとよび、それより細いもの1.6ミリから1.7ミリのものをスパゲティーニとよんでいます。主食はスパゲティナポリタンです。スパゲッティは食べたときはおなかいっぱいでも、ご飯と比べると、おなかがすくのが早く感じられます。そこで、サラダは豆をつかったサラダを合わせました。豆はおなかのお掃除屋さんです。おなかのお掃除屋さんには、食物繊維が多く含まれていて、腹持ちをよくしてくれます。

6月17日(火)

今日の献立

牛乳 ご飯 サバの味噌煮 からし和え フルーツみつ豆

【一口メモ】

パイナップルはカラスにねらわれてしまうので、カラスをおびき寄せる小屋を畑に作り、育て上げたパイナップルを守っているそうです。また、広大な土地で育て手作業で収穫するのですが、一ずつ刈り取り、背中に背負ったかごに入れるため重労働です。パイナップルを収穫するのはとても大変なのです。今日はフルーツみつ豆に沖縄県産の生のパイナップルを入れました。パイナップルにはビタミンB1、ビタミンA、ビタミンCのほか、食物繊維も含まれています。

 

6月16日(月)

今日の献立

牛乳 ご飯 生揚げの肉みそ煮 梅かつお和え 冷凍みかん

【一口メモ】

梅干しは梅から作ります。桃のようないい香りがしますが、そのままでは食べられないため梅干しやジュースなどに加工されます。梅の色は緑色から熟すと黄色になりますが、梅干しは赤いですよね。それは梅干しを作るときに赤しそを使っているからです。ちょうど今の時期に店先には梅と赤しそが売られています。梅を塩漬けにて白梅酢があがってきたら、塩もみした赤しそを絞って入れると、赤い色が付きます。梅雨が明けたら天日干しして梅干しの出来上がりです。今日の副菜は梅かつお和えです。梅には食欲を増す働きをするクエン酸が含まれています。

 

6月13日(金)

今日の献立

牛乳 ご飯 さつまいもの味噌汁 いわしの山河焼き ほうれん草の香味和え

【一口メモ】

あさっては県民の日です。今日は千葉県の郷土料理「山河焼き」を作りました。房総半島近くの海で、あじ、いわし、さんまなどの魚がたくさんとれます。漁師たちはとれた魚を船の上で、みそと一緒に細かくたたき、「なめろう」という料理を作りました。漁師は山へ行くときは、アワビの殻に余った「なめろう」を入れて持っていき食べたそうです。そして、この料理を山河焼きと呼ぶようになりました。給食では食べやすいように、肉や野菜を加えて作りました。

6月12日(木)

今日の献立

牛乳 ご飯 かぶのとろとろ煮 若竹汁 冷凍みかん

【一口メモ】

白菜や小松菜と同じアブラナ科で、育てる期間が1ヶ月半から2ケ月と短いのはかぶです。今日は千葉県産のものを使用しています。かぶのとろとろ煮のかぶは皮をむかずに使いました。かぶは皮つきでも火が通りやすく、皮のまわりの栄養素も余すことなく取れ、煮崩れの心配もありません。にんじんは味がしみこみやすいように乱切りします。豚ひき肉を炒めて火が通ったら砂糖を加えます。かぶとにんじんを加え、火が通るまで煮て、味付けし、とろみを足します。色味となるかぶの葉、さやいんげんを入れて出来上がりです。

6月11日(水)

今日の献立

牛乳 ドライカレーミートソース ポトフお団子スープ 河内晩柑

【一口メモ】

体を温める作用があり、英語ではジンジャーと呼ばれる野菜はしょうがです。今日はポトフお団子スープの中のお団子に入っています。よく練り上げられたお団子を3人の調理員さんが大きな釜に入れていくのですが、火の近くで作っていくので、みんな顔を真っ赤にしながら調理しました。時にはお湯がはねてしまうので、長い手袋をつけて全身装備を行い、やけどにも注意します。

6月10日(火)

今日の献立

牛乳 ごはん 擬製豆腐 おかかあえ いなか汁

【一口メモ】

今日の主菜は擬製豆腐です。「豆腐と野菜が入った卵焼き」で精進料理といわれています。昔のお坊さんは肉や卵を堂々と食べることができませんでした。そこで、野菜や豆腐と混ぜてこのように食べていたそうです。崩した豆腐をもとのような四角い形に戻すことから、元の形に似せるという意味で、「擬製豆腐」の名がついたといわれています。他の説では「擬省」という名の尼が考案したことから、「擬製豆腐」になったともいわれています。今日はきくらげも入れました。きくらげには、おなかのお掃除屋さんの食物繊維と骨の成長に役立つビタミンDが含まれています。

6月9日(月)

今日の献立

牛乳 チキンライス クリームシチュー ほうれん草サラダ

【一口メモ】

パンに塗って食べたり、調味料として使ったりするバター。バターを一箱分作るためには、大きな1リットルのパックの4本分以上の生乳が必要です。さて今日の給食のシチューは、バターと小麦粉でルーを作り、シチューにしますが、バターを溶かし、小麦粉を加えて混ぜ続けます。混ざり合って滑らかになったものが一度みそのような状態になった後、さらに滑らかなルーとなり完成します。牛乳を加えるとホワイトソース(ベシャメルソース)になります。給食ではたくさんの牛乳を加えてソースを作るのは大変なため、スープにルーと牛乳を加え作り上げました。

6月6日(金)

今日の献立

牛乳 ご飯 鰯のガーリック揚げ ほうれん草の磯あえ みそ汁

【一口メモ】

今日は一汁二菜の献立です。一汁とは一つ汁物があるという意味です。みそ汁の具は切干大根やもやし、豆腐です。二菜はおかずが二つあるということです。おかずは主菜と副菜にわけられ、主菜は肉、魚、卵、豆などが主に使われている料理です。今日の主菜は鰯のガーリック揚げです。副菜は野菜や海藻、きのこが主な材料の料理です。足りない栄養素を補う役割で、ほうれん草の磯あえが副菜です。ごはん、汁物、主菜、副菜を順番に口にしましょう。栄養が偏りにくく、味わいが豊かになります。

6月5日(木)

今日の献立

牛乳 ご飯 三食そぼろ おからポテトサラダ こなつ

豆腐を作るときにできる豆乳をしぼった残りかすがおからです。今日はポテトサラダにおからを使いました。おからはおなかのお掃除屋さんの食物繊維や骨や、歯に必要なカルシウムをたくさん含んでいます。また、もとをたどると、おからは大豆です。大豆のたんぱく質もとることができ、体をつくるもとになります。ポテトサラダには米酢も使いました。酢には疲れをとる効果があります。

6月4日(水)

今日の献立

牛乳 ご飯 昆布豆さつまいもいり 若鳥の味噌煮 ねりごま和え

【一口メモ】

ごまは白、黒、金と皮の色で分けられています。ごまのセサミンは腸内環境を整えたり、肌を保ったり、疲れをとったり、老化の防止に役立ちます。さて、6月4日から10日までは歯の健康週間です。よく噛んで食べるとよいことがたくさんあります。「ひみこのはがいーぜ」という標語で、よく噛むと体にどのようないいことがあるか確認しましょう。

「ひ」肥満を防止「み」味覚が発達「こ」言葉の発音がきれいに「の」脳が発達「は」虫歯の予防「が」がんの予防「い」胃腸の働きを良くする「ぜ」全力投球できる

いつもより噛むことを意識しましょう。

6月3日(火)

今日の献立

牛乳 ツナカレートースト 洋風煮込み さつまいものレモン風味 

【一口メモ】

いろいろな料理に使われる万能野菜の玉ねぎ。黄、赤、白と種類がありますが、日本で多く出回っているのは黄色です。玉ねぎを切ると目が痛くなりますね。今日はトーストにも洋風煮込みにも玉ねぎを使いました。玉ねぎは涼しい気候を好むので、北海道で多く栽培されており、春に種をまいて秋に収穫します。佐賀県や兵庫県、長崎では、秋に種をまき、春に収穫します。春の新玉ねぎは辛みが少ないのでサラダとしても食べやすいです。一年中出回っているものは辛みが強いですが、火を通すと玉ねぎの細胞から甘み成分が出てきて、料理のおいしさを支えています。

6月2日(月)

今日の献立

牛乳 チンジャオロース丼 かぶのサラダ 麩のラスク

【一口メモ】

今から400年前の、徳川家康は、普段、麦ごはんを食べていたといわれています。麦にはビタミンB1という栄養素が含まれています。それはこの時代に、はやっていた病気を防ぐことができると後にわかりました。当時の平均寿命は、50歳でしたが、家康は75歳まで生きたといわれています。長生きしたのは麦ごはんのおかげかもしれません。給食のごはんには、麦や強化米をいれて炊くことがあります。ご飯の粒の中に線が見えるものが麦です。強化米は黄色く見えたり、炊くときに色が反応して黒っぽく見えたり、ほんのり苦みを感じたりすることがあります。でも、食物繊維やビタミン、鉄分など、栄養価アップしたご飯なのでご安心ください。