No.76 2024年度を振り返って②
宮田っ子を全力で応援~子どもたちとともに学校を楽しむために〜
今年度も宮田小在校生や卒業生の保護者が市川市の委嘱を受け、地域学校協働活動推進員、青少年相談員、少年補導員として活動されていました。
宮田小PTAとは違った視点から、地域の子どもたちへの取り組みのご報告をいただきました。
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市川市教育委員会から委嘱される地域学校協働活動推進員(通称:学校支援コーディネーター)は、学校のニーズを引き出し、地域のネットワークを活用して、さまざまな教育活動や地域活動をサポートする「地域と学校のパイプ役」です。推進員の役割として、地域と学校との連絡調整・情報の共有、地域学校協働活動の企画・調整・運営、地域住民への呼びかけなどがあります。
<今年度の活動実績>
【宮田小推進員としての取り組み】
・朝のあいさつ運動 毎月第3火曜日実施
・各学年の授業における外部協力者リサーチと依頼
(1年生⋯昔あそび、2年生⋯町たんけん・外国の方との交流授業、3年生⋯スーパー見学、6年生⋯職場体験など)
・宮田祭 地域団体出店の依頼
・研修会、定例会、八中六中ブロック交流会などに出席
【大洲中ブロック推進員としての取り組み】
・入学、卒業おめでとうあいさつ運動
・みらいっこカフェ、ならびにティーチャーズカフェ開催(各校のPTA本部委員、大洲中教職員との交流)
・ふるさと祭り出店(大洲中PTA協力、中学生ボランティア募集)
・学習支援実践講座(宮田小6年生道徳)地域支援者探し
↑地域の外部協力者のリサーチを行い、出前授業を依頼。地域の方と学校の様々な教育活動を繋げています。
<この一年を振り返って>
「局長さんはお手紙を書くのは好きですか?」町探検で郵便局を訪れた2年生の質問です。
「自分の気持ちを遠くの相手に届けることができるので書くことも好きですし、お手紙をもらうと嬉しくなりますよ。」と局長さんは丁寧に答えてくれました。時間にすれば短いやり取りですが子どもたちと真摯に向き合ってくれた局長さん、訪問先まで付き添ってくれた保護者と地域の方々、町探検の事前準備をしてくれた先生と、実に様々な人が関わっています。
子どもの学びの場は、教室に限らず地域のどこかでこんな風に温かく見守られながら作られていることがよくわかります。学校と地域を繋ぐ架け橋となって活動する私たちにとっても、心温まる一コマでした
<保護者の皆さまへメッセージ>
皆さんは「クリーン・グリーン・マイタウン」をご存知ですか。
市内の小中学校の中でも、私たちの住む大洲中ブロックが唯一取り組んでいる学校と地域が協働で行う清掃活動です。町をきれいにするのはもちろん、懸命にゴミを拾う小学生や周りに注意を払いながら先導する中学生ボランティアの姿に感心して地域住民や教職員の方から「また来年も参加したい!」と嬉しい感想を多くいただいています。来年はぜひご一緒に活動しませんか?
↑「入学おめでとうあいさつ運動」の様子。地域の方々と保護者が協力して児童・生徒を見守る活動も行っています。
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● 青少年相談員
青少年相談員は、青少年と真に一体となり、共に喜び、共に語り、地域の青少年健全育成推進の担い手として活動しています。スポーツ、野外活動等を通した体験学習等の促進、ボランティア活動等社会参加活動の推進、社会環境の浄化と育成環境の整備など、幅広い青少年健全育成活動を行っています。千葉県知事、市川市教育委員会が委嘱し、任期は3年となっています。
<今年度の活動実績>
・地区会議出席(月1回)
・その他会議、研修出席
・ふるさと祭り 紙漉き体験出店
・子ども村参加
・市民まつり 射的、スーパーボールすくい出店
・第三地区合同行事 田植え、稲刈り参加
↑毎年市内のたくさんの子どもたちが参加する「子ども村」。たくさんの笑顔に出会える宿泊イベントです。
<この一年を振り返って>
今年度もたくさんの子どもたちや地域の方に出会え、仲間と共に楽しく活動することが出来ました。
宿泊イベント「子ども村」では市内の子どもたちがたくさん参加してくれました。相談員や学生ボランティアと一緒にカレー作りやキャンプファイヤー、今年度初のボッチャなどをして大盛り上がりでした。他にもプラネタリウムや工夫をこらした楽しい遊びが盛りだくさんで、子どもたちの笑顔と活気に溢れた2日間でした。
様々なイベントを通して日頃から子どもたちの成長を見守って下さる地域の方にあらためて感謝の気持ちでいっぱいの1年でした。
<保護者の皆さまへメッセージ>
今年度で3年間の任期を終えます。期を重ねる事に学びや気づきがあり、とても有意義な経験をする事が出来ました。宮田小から次期相談員を選出する事が出来なかったのは心残りではありますが、仲間と協力して任期を全う出来たことに満足しております。
皆さま3年間ご協力いただきありがとうございました。
↑バスボム教室も人気のイベント。このような子どもたちの体験学習の場を作っています。
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● 少年補導員
少年補導員は市川市教育委員会より要請を受け、市より委嘱され各小中学校に置くことになっている役職です。 地域の方々と協力し地区の補導活動(パトロール)を行っています。任期は2年です。
<今年度の活動実績>
・補導員連絡協議会
・ブロック会議
・登下校、祭礼、入試時のパトロール
↑腕章を付け、通学路のパトロール。盆踊りや市民まつりなどのイベントでもパトロールをしています。
<この一年を振り返って>
この一年は不審者情報が何度か出たため、パトロールの回数を増やすなどの対応をしました。地域の目が光っているぞと感じさせることくらいしかできなかったと思いますが、それもまた一つの役立ち方なのだなと学びました。これからも子どもたちが安全に生活できるための手助けができれば幸いです。
↑ 出会いの会あいさつ運動の様子。登下校中の子どもたちに声をかけます。
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<広報委員より>
今回、それぞれの立場で地域と子どもたちや学校を繋げ、見守ってくださっている方たちのご紹介と今年度の振り返りを掲載しました。学校のいろんな企画や地域のイベント、更には子どもたちの安全において、大切な役割を担ってくださっていることがよくわかり、知れば知るほどそのありがたみを感じます。
今年度の活動、ありがとうございました!