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2025年5月の記事一覧
022_GTPといえば…(25.5.16)
肝臓の病気やダメージの指標となるのが、AST(GOT)やALT(GPT)の数値。人間ドックなどの血液検査項目にも見られます。「GPTの数値が気になりますね」と医師から言われたのは少し前のこと。以来、検査のたびに数値を見ては一喜一憂といった感じです。
さて、独立した娘や息子の家族が色違いの猫のぬいぐるみを買って、会うたびにぬいぐるみミーティングが開催されます。といっても、ただ並べておくだけのこと。全員集合すれば5匹にもなります。そんな娘が、ぬいぐるみの前に煮干しを一匹入れた皿とマグカップを置いて写真を撮り、チャットGPTを使って絵本風に加工したものがラインで送られてきました。さらに、入力するとそれをもとにした物語までできてしまうというから驚き。人形劇『ひょっこりひょうたん島』世代の人間には、信じられない世界です。
ただ こうなると、自分でやってみたいという好奇心がムクムク。アプリをダウンロードして悪戦苦闘の末、出来上がりました。ついでに物語も作ってもらうと、『ふわふわさんたちのひみつかいぎ』という題名。人形にも向かって左から「クロ」「チャイ」「モク」という名前がついています。物語の最後は、「みんなで秘密の冒険の作戦を立て続けるのでした」と、思わせぶりな締めくり方です。確かにこれを使えば、読書感想文も卒論もできてしまいそうな気がします。もしかすると、校長先生の話なんてお茶のこさいさい!?ただ、自力でオリジナルを作成して自分らしく…なんて思ってしまうのは昭和の意地なのか、意固地なのか。
021_旬(25.5.15)
新ラッキョウの季節になりました。スーパーなどで袋詰めにして売られています。早速買って帰って、ボウルの中で丁寧に水洗い。汚れを落とした後は薄皮を剥きますが、これが結構大変。手指のラッキョウ臭は、風呂で洗ってもなかなか消えません。そして、瓶に入れてしょうゆ漬けにして3日も待てば、はい出来上がり!瓶の下の方の味の染みたものからいただきます。晩酌のお供にエシャロットもよいですが、酢漬けとは違うラッキョウもなかなかです。そういえば子供が小さいころ、野原でノビル(野蒜)を一緒に採って食べたっけ。
暑くなってくると、ビールなどが美味しい季節です。昔は、居酒屋で「とりあえず枝豆!」なんて注文をしていましたが、ほとんど冷凍の枝豆ですから手持ち無沙汰にならないためのお通しと一緒。でも、これからの季節は旬の枝豆が待ち遠しいという人は多いはずです。
きれいに茹で上がり、盛られた容器に3個入りの枝豆を見つけて手を伸ばしたくなるのは誰もが同じ。不思議と1個だけの小さな鞘はハズレ、4個入に出会った日には超ラッキーと思ってしまうのです。採れたては産毛まで眩しいくらいです。枝豆専用品種が400種類以上あるともいわれ、「湯上り娘」「味風香」など目移りしてしまって選ぶのは大変。味はもちろん、粒の大きさや産毛の色、早生・晩生など特徴に違いがあって、比較的長く楽しめます。
先日かわせみ学級では、トマトやトウモロコシ、スイカのポット苗を購入して、まずは観察記録をつけていました。大事に世話した結果、大きなスイカが実ったらうれしいだろうなぁ。子供たちにも実りあれ!
020_甘味の魅力(25.5.14)
柑橘類の花が咲いて、よい香りを放っています。我が家のレモンやスダチの鉢植えの周りをアゲハチョウが飛び交う光景があります。そして、新梢にタマゴを産みつけます。放っておくと大事な葉をどんどん食べられてしまいますので、かわいそうですが産んだそばからそれを除去するのが休日の日課。結実してキレイに色づこうものなら嬉しさは右肩上がり。収穫した実を料理などに使った時の満足感は言葉になりませんし、酸味と甘みのバランスが良かったらなお最高!
さて、AIの言葉を引用すると、“酸味は…食欲増進・消化促進・疲労回復などに…” “甘味は、エネルギー補給や快感ホルモンの分泌を促し、リラックス効果や幸福感をもたらす魅力的な味覚で…視覚的な美しさや、文化的な背景など、様々な要素を通じて私たちの心を豊かにしてくれます” となります。つまり、身体だけでなく精神面にまで絡み合ってくるので複雑です。
私の場合、板チョコなんて折った欠片1~2個で満足できずに次から次へと手が動いてしまう麻薬?のようなものかも。また、夕飯の後に、ちょっとだけ甘いものが食べたいと思う瞬間があります。「ダメに決まっているでしょ!」と冷たくあしらわれる時もあれば、何も言わずとも大福や小さめの洋菓子が飲み物と一緒に出される時もあります。それは至福の一品で、妻が神様に見える瞬間でもあります。
総じて「スイーツ」と言われますが、種類は和洋を問わず豊富です。ケーキやアイスクリーム、チョコ系、あんこ系、プリンなど。シュークリームやエクレアもいいし、大福や鯛焼きもいい。あんみつは、浅草に行くとよく買って帰りました。あんこが入っているのに、さらに上から黒蜜をかけるなんて贅沢の極み!甘いものにランキングは無用なのです。
019_気づく(25.5.13)
校門脇でシロツメクサを摘んで編んだものを差し出してくれる子、カラスノエンドウの青い鞘をプレゼントしてくれる子などがいて嬉しいです。四つ葉のクローバーは、すでに2つ押し葉にしました。
道端や野原で見かける、ポピーに似たオレンジ色の花が、そこかしこで花を咲かせていますが、これをプレゼントしてくれた子もいます。この花はケシ科の植物で、非常に繁殖力が強いのが特徴です。ナガミヒナゲシと呼ばれる、地中海を原産とした外来種で、茎や葉には植物毒が含まれています。これを含む黄色い汁に触れると、皮膚の弱い人はかぶれやただれを起こす恐れがありますので注意を呼びかける自治体もあるくらいです。自宅前の植え込みに生えているのを見かけると、速攻で抜いていましたが、最低限手袋で保護することが必要だと今更ながらに気づいた次第です。
さて、今日から夏日がしばらく続きそうです。運動会練習も休み時間も、熱中症対策に子供たち自身が意識を高くして活動できるようにします。先週は、錆が浮いてきていた雲梯にサンダーをかけ、ペンキを塗り直しました。今は黄色ですが、それまで何色だったのか?あるいは塗り直されたこと自体気づかないことも考えられます。滑り台も突起でケガをしないように修繕しましたが、子供たちが楽しみにしている遊具の維持・管理に、見えないところで頑張る職員もいます。
縁の下の力持ちは、学校だけでなく、保護者の中にも地域にもたくさんいることに気づけるようでありたいと考えます。そして、「ありがとう」を添えられる子供たちが増えたら、もっとやる気になってしまうかも…。
018_五月って…(25.5.12)
GW中に学校に置いておくわけにもいかず、自宅に持ち帰ったオオムラサキの幼虫。いよいよ目覚めて活動を開始しました。枯葉の上で動かなかったのに、ある日容器から脱走を始めているではありませんか。慌てて容器に戻して、上からネットを被せ、学校に戻ってからはエノキの鉢に移してあげました。週明けの今朝も、校長室に入って「幼虫はどこ行った?」から一日が始まりました。大変そうですが、楽しみでもあります。
秋からきれいな花を咲かせてきたビオラがそろそろ終わりを告げます。今はそこかしこに、ツツジの鮮やかな花が見られますし、その後オーバーラップするようにサツキへと切り替わります。このツツジを検索すると、AIは“漢字で「躑躅(てきちょく)」と書きます。「躑」は「たたずむ」「足踏みする」という意味で、「躅」は「足摺りをする」「あがく」という意味”だと説明します。総じて、「足が止まるほどに見とれてしまう美しさ」を表すようです。小学生のころ、サルビアと同じようにツツジの花の根元に口をつけて、蜜を吸ったような記憶があります。ただ、毒があるとも言われるので、思い違いだったのかも…?
ところで、『となりのトトロ』の登場人物である姉妹、サツキとメイは5月が誕生月なのだろうと勝手に決めつけています。あるいは、物語の季節が5月ころということから名前を決めたのかもしれません。詳細はどうあれ、田植えが始まり、風が気持ちよい季節であることには間違いありません。ただ、「五月蠅い」と記されるように、ハエや蚊が増えてくるのはちょっと…。
017_面白そうを求めて(25.5.9)
少し前の朝のニュースで、高校のロケット部が取り上げられていました。これまでの最高記録、高さ15mを超えようと部員が試行錯誤を繰り返します。規格が決められたロケットの高度や滞空時間を競う「ロケット甲子園」が毎年開催されますが、この高校のユニークなところは、「糖」を燃料として利用するというアイディアにあります。コロナ禍で火薬の入手が難しくなったことから、燃焼しやすい糖などに着目したといいます。発射の映像に見入ってしまいましたが、結構な高度と距離を稼いだように見えましたから、ひとまず大成功といったところでしょうか。
私たちは時々、一見奇妙な部分にひらめいたりこだわったりするものです。「卵の黄身がもっと大きいといいのに」「手元に戻ってくる紙飛行機を作りたい」「強風でもロープに絡まない鯉のぼりの結び方はないだろうか」など、できるか否かにかかわらず思いや願いはうまれます。それを困難という一言で切り捨てたり自然消滅したりしてしまうことが多いかもしれませんが、挑戦する自由さ・勇気があってもよいと思うのです。「面白そう」を安心して研究できる環境や心の余裕が創り出すものは果てしなく大きいかもしれません。たとえ役に立ちそうになくても、目先にとらわれず一歩を踏み出す勇気が、未来を創るのだと思います。面白さ・楽しさを追求する柔軟な頭が集う学校・家庭・地域でありたいものです。
さて、この週末は何に挑戦しましょう?
016_日本語って難しい(25.5.8)
小学校での漢字指導は、書き順を大事にします。でも、大人になってから「あれ?」「どっちが先だっけ?」なんてことは日常茶飯事。手書きの機会が減った現在、あまり気にしないというのが現実かも。
例えば、「書」や「恵」の縦画は何画目?「博」の右上の点は何画目に打ちますか?「書」「恵」の縦画は6画目ですし、「博」の右点は9画目。書き順が昔と変わった?なんて妙な理屈をつけながら、「博」の右点を最後に堂々と打っている私。
そんな漢字ですが、日本人にはスラスラ読めても、海外の人には絶望的なものもあるようです。校長室前廊下に「頭の体操クイズ」と題して様々な問題を掲示しています。例えば、『バスに10人が乗っています。バス停で5人が降りました。残りの客は何人でしょう?』といった問題です。しっかり考えないと正解にたどり着けないのですが、結構喰いつきがよいので嬉しくなります。先日は、「仏像」の「仏」と「タイム」の「イム」、「公園」の「公」と「ハムカツ」の「ハム」、「江戸」の「江」と「パティシエ」の「シエ」が混同されやすいことを使って出題したのですが…。
また、「生」という文字も曲者です。「生きる」「生える」「生まれる」「芽生え」「生卵」「生(産)毛」「生醤油」「生け花」「生憎」「生命」「芝生」「生類」「今生」「平生」など、読み方は多岐にわたります。逆に、これらを普通に読めてしまう私たちってすごいのかも?!
015_変身しても…(25.5.7)
ツバメの姿を見かけるようになりました。学校昇降口の屋根にもツバメが飛来していますから、巣作りが始まるのかもしれません。その時は、落ちてくる糞に気をつけながらも温かく見守る子供たちであってほしいと思います。逆に、カラスには学校で巣作りさせないようにしないと…。
さて、ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻が今もなお続いています。一般市民まで巻き込むことに悲しみと憤りを隠せませんが、戦況を伝えるニュースの言葉に、時々「あれっ?」と思うのも事実。例えば、首都の「キーウ」。以前は「キエフ」だったのにいつから?…と思って調べてみると、3年前の侵攻後、ロシア語からウクライナ語由来の読み方に変更したそうです。同じように、1986年春に原発事故があった「チェルノブイリ」が「チョルノービリ」と記されるようになっています。人名の「マイケル」「ミッシェル」「ミカエル」が、米仏独で読み方が違うことに通じているような…。
少し違いますが、文化庁が行う国語に関する世論調査をみると、昔は間違いとされた使われ方が、現在では受け入れられているというケースが少なくありません。例えば「①役不足」「②雨模様」「③涼しい顔をする」の意味を尋ねられたら?
①は、「本人の能力に対して、与えられた役目が軽すぎる」が本来の意味あり、②は「雨が降りそうな様子」であって「雨が降ったり止んだりしている」わけではありません。③については「大変そうな状況でも平気を装う」ではなく、「自分に関係があることなのに、知らないふりをしている」が正しい用い方。ほかにも「引く」「推し」のように、新しい意味や使われ方が広まった言葉もあって難しい!
古くなった頭の中も、時々アップデートしなくちゃ。
014_5つのR(25.5.2)
4月下旬だったか、産経新聞のコラムを読んだときに、「嘘でしょ?」と思ったことがあります。学校の同じクラスに、同じ誕生日の人がいる確率の話です。40人学級で何と89%というのです。70人集まれば99.9%といいますから驚き以上に信じることができません。ただし、自分と同じ誕生日の人がいる確率となると、途端に10%まで下がるようですが、それでもかなり高い確率です。
「私の誕生日は、憲法記念日です」と言えば、聞こえはよいですが、「ゴ(5)ミ(3)の日です」となれば、覚えはよいですがイメージは…。また、100%休日ですから、その日のうちに家族以外から「おめでとう」を言われた経験がないような気がするのです。先のコラムからすると、私と同じ誕生日の子は、全校350人とすれば30人前後くらいいることになりますが、果たして…。
さて今年のGWの過ごし方は、折を見て伝えたいとは思いますが、このGW前にあるカウンセラーは「5つのR」を推奨していました。「Relaxation」「Rest」「Recreation」「Retreat」の4つをバランスよく実践し、ストレスからの回復力「Resilience」を高めたいというものです。日々のストレスや悩み、疲労で心身が伸び切ったゴムになってしまうと、弾力性も粘り強さも失うことになってしまいます。GWや長期休業だけでなく、週末も5Rを意識したいと思います。
そういえば、このGWころから、カメムシを目にすることが多くなります。緑色のものと濃茶の2種類ですが、秋までの半年間の格闘のスタートです。これは私のストレスの一つ。農家にとっても、悩ましい害虫!?
013_ブレーキ&アクセル(25.5.1)
今日は「スズランの日」。庭に群生する中から摘んだスズランが、部屋中によい香りを放っています。
テレビ爺ぃが今、楽しみにしているのが、鎌倉を舞台にした『続・続・最後から二番目の恋』です。小泉今日子さんと中井貴一さん主演のドラマで、第1期は13年前に放送された第3期。自分と同じ世代が演じているというだけで、親しみや安心感を覚えてしまうからなんとも不思議です。
話は変わりますが、車検の際に修理箇所があったので、代車を1週間ほど使用していましたが、ブレーキの利きが甘くて慎重な運転を余儀なくされました。助手席専門の妻は、どの車に乗ってもハンドブレーキを何度もかけます。怖いと思うと、ダッシュボードにただ手を伸ばすだけなのですが、その頻度が多い!酷いときには、両足でフットブレーキばりに踏ん張ります。「今のは何でもないでしょ」と言っても「だって…」の繰り返し。運転免許を持たないから感覚が違うのかもしれません。でも、妻が教習車の助手席に座ったことを思い描くだけで恐ろしい。
高速道路の逆走も恐ろしいですが、人間の暴走(?)は車以上に怖い場合があります。一部には某国大統領を、ブレーキのない車に例える声もあります。そうならないように、学校でも家庭でもブレーキ役の意見には真摯に耳を傾けたいと思います。安易に突き進まないためのブレーキは必要ですが、逆にアクセル役に転じることも大事です。慎重すぎるが故に機を逃してしまうことだってありますから。
様々な場面でアクセルとブレーキの使い分けは必須なのでしょうが、学校はGW明けから運動会まで「アクセル全開」でいきます。
学校だより「うばやま」No.17は、12/15発行予定です。
■新入生保護者説明会について
新入生保護者会の案内を掲載しました。変更点がありましたら、本ホームページに掲載しますので、ご確認ください。
■ふれあいカレンダー
ふれあいカレンダーの頒布期間が、目標部数が完売となるまで延長となりました。引き続き、購入サイトが開かれている間は購入可能です。購入される方は、以下のURLからご購入ください。どうぞよろしくお願いいたします。
⇒ URL:http://www.fureai-calendar.com
■イベント紹介
(1)「プラネタリウムコンサート」
市川市少年自然の家で、12月7日(日)14時から行われます。対象は小学生以上、先着100名。
■柏井公民館より
柏井公民館だより
第5号 12月発行
■県「子どもと親のサポートセンター」から
不登校児童生徒支援事業のご案内
■市教育委員会から
【学校地域連携推進課】第2回サポート講座「家庭読書のススメ ~読み聞かせ体験を通じて~」のご案内(12/17)
【警察への通報・相談窓口の周知】警察への事件情報の提供先としての「匿名通報ダイヤル」や、学校に相談しにくい悩みに対する相談先としての「ヤングテレホンコーナー」があります。また、オンラインゲームに関わる情報も掲載します。ご一読ください。
非常変災時学校対応ガイドライン
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非常変災時ガイドライン(柏井小).pdf
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