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2025年5月の記事一覧

028_コメ(25.5.24)

 今日は運動会。心配された天気も、午前中は大丈夫そうです。子供たちの強い想いが通じたのかも入れません。だからこそ、精一杯頑張った後の家族との昼食は格別なのではないでしょうか。

 二人だけの生活になって久しいですが、時々買う米は5kgで十分です。好んで買うのが「ゆめぴりか」で、粘りが強く柔らかい食感が特徴です。ピリカはアイヌ語で「美しい」という意味だそうです。日本で登録されている米の品種9百種類のうち食卓に並ぶ白米用に作られているのが約3百種類といいます。ただ、コメの高騰はどうにかならないものでしょうか。給食用のコメも6月からさらに値上がり。自ずと、栄養職員の悩みもさらに深~く。

 さて、名人と言われた3代目桂米朝師匠のように、落語家さんの名前に「米」の字が入った人がいますが、どれだけいるか調べてみると意外と少ない。以前から落語家さんの噺を、演芸場に足を運んで生で聴いてみたいと思いながらも足が向きません。落語のテンポに耳がついていけるかどうかが心配のタネだからです。聞こえなければ面白さは半減どころではありません。

 数年前、新聞に桂文珍師匠の記事が載っていました。様々な新作落語に挑戦している中で、「対話型AI」に関心を持って作品化へ動き出したとありました。「○○という古典落語を演じるための台本を書いて!」と話すと、数秒で文字が出てきたといいます。でも面白くもなんともなかったそうです。どうも人間味がまだまだ描けないようです。同じような意味で、学校も知識や情報をため込む場ではなく、その使い方や人の想い、考え方の違いなど、人とのかかわりの中で大事に育てていく絶好の場なのだと考えます。

 米作りに関しては、AIの進歩による品種改良や機械化ほか人智を寄せ合って、もっとおいしくなっていくことに期待する一方で、安くなって~と願う毎日です。

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