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2025年5月の記事一覧

030_体力向上(25.5.28)

 学校のアジサイが色づき始めました。我が家の8品種(?)も昨年以上によい感じです。

 雨が心配された運動会でしたが、その雨もそして暑さも心配することなく実施できてひと安心。呼びかければ「はい!」と元気に返事を返す柏井小の子。応援団が自分たちで考えながら声をかけ合っている姿。後片付けで「他に何か手伝うことはありませんか?」と声をかけてくる6年生。うれしくなる場面がたくさんありました。午前中という短い時間の中にも、子供たちの様々な思いを感じ取ることができたように思います。

 さて、運動会の半日開催が珍しくなくなったのは、コロナ明けからです。密を避け、時間短縮が求められたからですが、ずっと昔は5月頃に春の運動会を行っていました。秋とは違って体育色が強いもので、体育発表会といってもよいものでした。これを「春季小運動会」と呼んでいたので、必然的に秋は「秋季大運動会」となっていたのです。この名残がいまだ残っている場合があります。運動会の立て看板に「大運動会」の文字を見つけて、ニヤッと笑ってしまう私は性悪?

 また同じ時期に「体育相互指導」も行われていました。46年前の開校時の沿革誌にも、その文字を見て取ることができます。鉄棒やマット運動、跳び箱運動の器械運動の成果を近隣の学校を見て回るのです。4年生を対象にしていましたから、その前後の学年でも系統的な指導を大切にして、相互指導は「通過点」「振り返りの場」として体育の技能向上に力を入れました。今も同じですが、「できた」「もっとできるようになりたい」が「楽しい」につながるように努めました。ただし、誤解を怖れず言うなら、当時の児童の技能レベルは、現在と比較にならないほど高かったような…。

 体力向上が課題の昨今、体育の日常化を如何に図るかが問われ続けています

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