給食カレンダー

ルーローハン(魯肉飯)

日時

2025年05月08日(木)

公開対象

パブリック

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今日は台湾(たいわん)の郷土料理(きょうどりょうり)のひとつ『ルーローハン』を作(つく)りました。

ルーローハンは、豚(ぶた)バラ肉(にく)を醤油(しょうゆ)のスープで甘辛(あまから)く煮込(にこ)み、ごはんにかけて食(た)べる料理(りょうり)です。もともとは、お肉屋(にくや)さんで余(あま)ったくず肉や脂身(あぶらみ)を煮込んで作ったそうです。また、お肉を小(ちい)さく刻(きざ)むことで、貴重(きちょう)だった豚肉(ぶたにく)を、家族(かぞく)みんなで食べられる良(よ)い面(めん)もあり人気料理(にんきりょうり)のひとつとなったそうです。

今日のルーローハンでは、ウーシャンフェン(五香粉)という香辛料(こうしんりょう)が入(はい)っています。漢字(かんじ)の五(ご)とあるように、五種類(ごしゅるい)のスパイスが入った合わせ調味料(ちょうみりょう)で、中国(ちゅうごく)や台湾、ベトナムなどでよく使(つか)われるそうです。お肉のくさみをとったり、味(あじ)に深(ふか)みを加(くわ)えてくれます。今日は台湾の味(あじ)を楽(たの)しんでほしいです。

 

チンゲン菜(さい)は、中国語(ちゅうごくご)で【茎の青い葉(くきのあおいは)】という意味(いみ)があるそうです。チンゲン菜は、からだをさびにくくしてくれるカロテンや、ビタミンC、骨(ほね)を丈夫(じょうぶ)にしてくれるカルシウムを多(おお)く含(ふく)んでいます。

今から約(やく)50年くらい前(まえ)に、千葉県柏市(ちばけんかしわし)で中華料理(ちゅうかりょうり)の料理長(りょうりちょう)さんがチンゲン菜の種(たね)を中国から持(も)ち帰(かえ)り、地元(じもと)の農家(のうか)の方(かた)に栽培(さいばい)してもらったのが、日本(にほん)での栽培(さいばい)のはじまりとのことです。

今日のチンゲン菜も千葉県(ちばけん)生(う)まれのもので、一番収穫量(いちばんしゅうかくりょう)が多(おお)いのが5月です。

新鮮(しんせん)な野菜(やさい)は、おいしいだけでなく栄養(えいよう)も豊富(ほうふ)です。残(のこ)さずおいしくいただきたいですね。

 

作成日時

2025-05-08 11:59:58

更新日時

2025-05-08 12:01:03