給食カレンダー

ひやしうどん、天ぷら、ずんだ餅、牛乳

日時

2025年07月01日(火)

公開対象

パブリック

詳細

「半夏生(はんげしょう)」

夏至(げし)から数(かぞ)えて11日目頃(にちめごろ)からの5日間(いつかかん)を半夏生と言い、農家(のうか)では、どんなに天候不順(てんこうふじゅん)の年(とし)でも、この日を田植(たう)え終了(しゅうりょう)の目安(めやす)としていたそうです。

讃岐地方(さぬきちほう)の農家では、田植(たう)えや麦刈(むぎか)りが終(お)わった労(ろう)をねぎらうために、半夏生の日にうどんを打(う)って食(た)べる習慣(しゅうかん)があります。今日は給食(きゅうしょく)でも、暑(あつ)い日(ひ)にぴったりの冷(ひ)やしうどんの献立(こんだて)です。うどんつゆに野菜(やさい)を加(くわ)えて食(た)べてください。

讃岐地方の風習以外(いがい)にも、半夏生の日には、天(てん)から毒気(どくけ)が降(ふ)ってくるので井戸(いど)にフタをしたり、「妊婦(にんぷ)さんにはこの日の水(みず)はのませるな」という言(い)い伝(つた)えもあります。

昔(むかし)は今(いま)のように蛇口(じゃぐち)をひねったら衛生的(えいせいてき)な水が出(で)てくるわけではなく、井戸(いど)の水を飲(の)み水にも使(つか)っていました。この時期(じき)は、梅雨(つゆ)で大雨(おおあめ)が降(ふ)ることが多(おお)く、井戸が雨水(あまみず)で汚染(おせん)されやすかったことから、気(き)を付(つ)けてほしい思いを込(こ)めて、天から毒気(どくけ)が降ってくる・・・なんてことが言い伝(つた)えられたのでしょうね。

 

 

作成日時

2025-07-01 12:45:27