文字
背景
行間
2022年5月の記事一覧
021 発想の豊かさ(5/23)
4月も終わろうとするある日、ネットニュースに『カラオケボックスでミシンを貸出』という見出しをみて興味津々。じっくり読んでしまいました。家での使用頻度が少ないので購入までは至らないこと、広い部屋で快適に使えること、好きな音楽も聴けることなどが人気の理由といいます。
コロナ禍でカラオケ業界は大きな打撃を受けているため、歌以外の用途で使ってもらえるようにプランを練ったそうです。このほかにも、映画やアニメの鑑賞プラン、ウェブ会議もできるテレワークプラン、楽器・歌練習プランなど、音響設備が整った個室であるがゆえに有効な活用法を検討したのです。反響も大きく需要もあるようです。こうした発想の転換、柔軟さは学校現場にも取り入れたいことです。
話は変わりますが、運動会で各学年の表現運動に使う曲名を見ると、知らない曲ばかり。単に疎いだけ?また、コロナの影響やけがの防止の観点から組体操のやり方や技もずいぶんと変わりました。それでも、子供たちの一生懸命が凝縮した、集団による表現運動は見る者の心をつかみます。全校で5・6年生のダイナミックな演技が見られたらいいのに。
ただ、今のところ雨マークはありませんが、週末の天気が一番気になるところ。私にとっては平田小で初めての運動会。コロナ禍であっても、天気がどうあってもわくわく感は変わりません。
020 自信につなげるひと言(5/20)
先週、保育園の園長先生が、マスクによって園児は目だけで相手の表情を読み取らなければならないと言っていました。顔の多くがマスクで覆われるため、言語の発達や成長の遅れを懸念する危機感を感じている保育士は決して少なくないようですし、ある調査では、保育士のマスク着用で乳児クラスに何らかの変化を感じている人は65%にのぼったとされます。幼児にあっては、いろいろなことがわかり始め、相手を意識し出す頃からマスク生活への転換だったわけです。これは、小学生も同様。早い終息を望みます。
マスクとは無縁だった、中学生の頃に少しだけかじったフォークギター。最初にやったのはアルペジオで、井上陽水『心もよう』でした。でも、コードに指が届かない、押さえきれないという理由ですぐに脱落。そんな私が、弦が2本減ればなんとかなるかもと始めたウクレレ。“ウクレレといったら高木ブーさん”というイメージしか持たなかった私がほぼ毎週のようにレッスンに通って、毎日の練習も欠かさないでいることを我ながら褒めてあげたいと思います。今まで使っていた物は「ド」より下の音が出ないため、「ソ」の1オクターブ下まで音が鳴る弦に張り替えてもらうことにしました。そして、最近になってYouTubeでウクレレレッスンを見る機会も増えました。
すると、どうでしょう。今までやってきた弾き方などを根底から覆すようなアドバイスが、画面から聞こえるではないですか。素直にそれを実践すると、“逆に指が動かない”“間違える”の繰り返し。早速、先生に相談すると、「大丈夫ですよ」「~のように考えてください」と優しいお言葉。ドツボにはまった時の何気ない、でも的確な助言は自信を取り戻す神の声!クラスで担任のアドバイスをそんな風に聞いている子もきっといるはずです。逆に、そういう軽く背中を押してあげられるような指導を目指したいと思います。
019 缶飲料の容器(5/19)
自販機で飲み物を買うことは滅多にありませんが、缶とペットボトルが半々の割合くらいでしょうか。これから暑くなってくると、ビールが待ちきれなくなります。このビール、昔は瓶が主流。酒屋さんがケースで運んできてくれたものです。コカ・コーラも瓶を目にする機会がほとんどなくなりました。高校時代によく飲んだ緑色の瓶の清涼飲料「pop400」を知っている人はどれほどいるでしょう?
さて、去る4月28日は「缶ジュース発売記念日」だったそうです。1954(昭和29)年に明治製菓が日本発で発売したのがオレンジジュース。現在は350㎖や500㎖、あるいは増量ヴァージョンが大半ですが、元々は250㎖でスタートでした。義母がよくくれた三ツ矢サイダーもこのサイズ。スーパーで見かけると手に取りたくなります。
いま流通しているすべての缶飲料が「ステイオンタブ(Stay-on tab)」で、本体にタブがくっついたままのタイプですが、少し遡ると「プルトップ式」、さらに私の子供時代はジュース専用缶切りがあるタイプでした。缶に2つの穴を開けるのです。一つは飲み物が出てくる吸い口用の穴。そして、もう一つは缶の中に空気を送り込む穴なのです。上手に開けられないと、中身が噴き出すなんてことも…。今とは比べものにならないような小さな穴でした。缶詰だって缶切りが必要でしたから、どこの家庭にも必ずあったはずです。
こうした物が懐かしく思い出される方は、私と同年代かそれ以上?ただ、こうした缶の開け方や構造などに工夫や進歩がたくさん隠されています。当たり前になっていることの中に疑問や不思議を感じる心を研ぎ澄ましていきたいものです。ペットボトルにだって秘密がいっぱい!漫然と見過ごしてしまわないようでありたいと思います。
今日はさらに暑くなりそうです。熱中症予防の水分補給は、学校でも家庭でもこまめにしていきましょう。
018 自分の成長を喜ぶ(5/18)
私は、知らず知らずのうちに相手を傷つけてしまう言葉を発していることがあるようで、家族からよく指摘を受けます。言葉だけでなく、言い方が強かったり自分本位の考えで突っついたりするようで攻撃されているような感覚になってしまうとのことです。全然悪気はないのですが、相手は非難されたと勘違いする場合もあるでしょうから、気をつけるように念を押されています。
さて、もうすぐ3歳になる孫が歌ったり踊ったり色々やって見せてくれます。子供って今まで出来なかったことが出来るようになるとうれしくてしかたないのでしょう。それを大人の前で一生懸命披露しているのだと思います。年齢にかかわらず、人間は成長することが喜びなのだと思います。周りの者も、出来たことを喜んでいる姿を見るのはうれしいものです。家庭・地域・学校で、たとえ小さなステップであったとしても、それに気づき、認めていくことは意欲や自信になるはず。その積み重ねが自己肯定感の高まりになると信じています。
褒めたつもりが相手を傷つけたりやる気を失わせたりしてしまうことのないように、細心の注意を払って今日も過ごします。
017 紫外線(5/17)
日焼けが格好いいと思う私の感覚はもう古い。夏場のサッカー指導は炎天下。半日でも屋外にいようものならこんがり小麦色。「ザ・夏!」と思っていましたが、紫外線への意識が高まってからは…。代償として、今では腕や背中が染みだらけです。
コロナ禍前の水泳指導では、ラッシュガードを身に着ける子供が半分近くいることに旧タイプの私は驚きを隠せませんでした。でも、随分前からUVケアの化粧品やクリームが薬局の棚にたくさん並んでいたのを見て見ぬふりをしていただけかも。昔は、コパトーンなど日焼け用オイル主流だったのに、真逆にスイッチです。
いずれにせよ、5月は外出を控えるほど強い紫外線ではないにしても、そろそろ意識し始める時季かもしれません。特に注意すべき時というのが、①雨上がりの翌日の澄んだ青空の日、②太陽高度が高くなる梅雨の晴れ間、③一日の中では11~13時頃、の3つ。私の頭も帽子を忘れると皮がむけます。
さて、秋山教頭が出張に出た日は、歩数稼ぎも兼ねて校内の戸締り確認をして回ります。これまで屋上に上がったことがないことを思い出し、第2校舎の屋上へ行ってみました。なかなか広いじゃないですか。奥には第1校舎の屋上が見えます。フェンスに鍵がかかっているので、そのまま行けず断念。でもよく見ると、狭いし汚れがひどい。管理棟でない方が第1校舎とされる訳がわかった気がしました。一方、屋上も活動の場になりうることが確認できたのは収穫!ただこれからの時期、紫外線には要注意?!