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【第4回 校内授業研究会 4年1組,2組,3組 総合的な学習の時間】

10月31日(木)

4年1組 安藤学級、2組 岡本学級、3組 高取学級

単元名「遊びで広がる笑顔 ~4年生ハッピー会をしよう~」

講師 市川市立大柏小学校 校長 村上勝正 先生

 4年生では、すべての人々が幸せに過ごせるようにする工夫について学習を進めています。

 この日は、1・2・3組において、それぞれの学級が進めている取組について、話し合ったり、振り返ったりする学習を行いました。

 

4年1組

 1組では、目が不自由な方と一緒に楽しめる遊びについて考え、話し合いました。

 みんなの意見を視覚的に整理するために、KPT法という手法を使い、グループごとに考えを理由や根拠を明確にしつつ、表現しました。講師の先生からは「ルールの改善点を子供たちが捉えきれていない点や、学習でどんな力をつけるのかを明確化するとより良い話し合いができる」とのご指導をいただきました。

 

 

4年2組

 2組では、目の不自由な方を学校にお招きし、一緒に楽しく交流した活動を振り返りました。

 これまでのワークシートや資料をまとめたもの、交流をした際の写真等を掲示し、児童が経験したことや感じたことを思い出しながら振り返りを行いました。講師の先生からは「話し合いの形態や板書の工夫によって考えを深めることができる」とご指導をいただきました。

 


4年3組

 3組では、目の不自由な方と一緒に遊ぶことを考え、その際のルールを考えました。話し合いでは、意見を付箋に書き出し、似た意見をまとめることで、どのような考えが出たのかを視覚的に分かりやすく整理しました。講師の先生からは「グループで話し合う前に、一人ひとりが考える時間を確保することが大切。また、話し合いの際に意識することや使えそうな言葉を掲示物としてまとめておくと、より活発に話し合いができる」とご指導をいただきました。

 

 

 その時間ごとのめあてを教師がしっかりと見据えること、個の時間と対話の時間を目的によって明確に持つことなど、児童が主体的に学習に向かうための教師の支援を充実させ、「進んで学ぶ子の育成」に努めてまいります。