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前期終業式

 各学年から代表児童が通知表をステージで校長から受け取り、一人ひとり前期に頑張ったことを話しました。

 そして校長からは、ノーベル賞を受賞された北川進さんと坂口志文さんに関連させ次のように話しました。

『この度お二人の日本人の研究者の方がノーベル賞を受賞されました。不思議なことに、お二人ともインタビューで全く同じことを次のように述べられています。「みんな絶対無理だといいました。誰も相手にしてくれない時もありました。でも私はこの研究が好きだったんです。だから続けてこれました。」好きということはすごいエネルギーなんですね。みなさんも先生たちも、自分がウキウキ!ワクワク!ドキドキ!できる大好きなことを見つけていきましょう。』

『また、このお二人は研究が認められるまで星の数ほど実験を繰り返したことと思います。なぜ実験を繰り返すのかというと、その研究結果が確かなものであることを証明するためのたくさんのデータが欲しいからなのです。でもそのほとんどは失敗だったといいます。しかし、失敗したことでこうすると失敗するよというデータを得ることができました。だからこそ確かな成功が導き出されたのです。つまり「失敗とは失敗なのではなくて成功のためのデータの積み重ね」だということです。前期に嫌だったことややり直したいと思うこともあったことでしょう。でもそれはあなたがウキウキ!ワクワク!ドキドキ!するために必要なデータでした。失敗という言い方がよくないですね。失敗ではなくチャレンジと言い換えましょう。さぁ後期に向けて心機一転たくさんチャレンジするのです。先生たちはみんなを応援しています。一緒に頑張っていきましょう。』