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秋も深まるこの時期、3学年では進路決定に向けた取組が進んでいます。今回は2学期に本校で行われている進学への取組について紹介します。
【進路情報】
3学年の各教室や廊下の進路コーナーには、進路情報誌や問題集、高校のパンフレットなどが置かれてあり、生徒は自由に見ることができます。また、廊下の壁には、高校の説明会や一日体験入学、文化祭の案内等のポスターが掲示されています。
【到達度試験】
本校を含め県内の大半の中学校で行われている模擬試験です。
通知表の成績に反映されるものではありませんが、学校の枠を超えた広い範囲の中での自分の学力や学習の習得状況を知ることができたり、高校選択時の貴重なデータとなったりします。本校では年間で1,2年生は2回、3年生は5回実施しています。
【校長面接】
9月下旬より校長面接が行われています。
進路への意識づけを兼ねて面接試験を想定した練習を行っています、志望理由や進路先で頑張りたいことなど、様々な質問に生徒は緊張しながらもしっかり答えようと頑張っています。
【進路保護者会】
10月23日、今年度2回目の進路保護者会が行われました。
今後の進路決定までの流れや進学に係る最新情報、保護者としてのかかわり方などについて説明があり、参加者は皆真剣な表情で聞いていました。
【三者面談】
10月下旬より三者面談が行われています。
本人(生徒)、保護者、学級担任の三者が顔を合わせ、進路決定への具体的な見通しを確認していきます。特に私立高校の推薦入試(単願・併願等)については、この面談で決定していきます。
進路への取組は、進学先の決定(合格)をゴールと考えがちですが、取組をとおして自分の将来に夢を持つこと、そして自分自身の力でつかんだ進学先で充実した学校生活を送り、さらなる将来につなげていくことが大切です。その学校の学力や立地場所も検討条件として必要ですが、自分の肌に合っているか、やりがいをもてる環境がそろっているかなど、「この学校で頑張りたい」と心から思える進学先を見つけられることが大切です。
決定までまだ道のりはありますが、生徒一人一人が夢をもって主体的に自分の進路に向けて取り組むことができるよう、学校もサポートしていきたいと思います。
【今日の給食】(10月29日)
麦入りごはん、タラのチリソースかけ、沢煮椀、一口みかんゼリー、牛乳でした。
10月25日、本校で「関東甲信越地区中学校技術・家庭科研究大会」が開催されました。
これは、技術・家庭科授業の向上を図ることを目的として行われる先生のための研修で、9つに分けられた分野それぞれに担当市町村が割り当てられ、その分野ごとにテーマを立てて研究協議を行うというものです。
今年度は千葉県開催の年で、市川市は家庭科の「衣生活」について担当することとなり、本校の2年生による家庭科の公開授業が行われました。
授業は体育館を会場に、「衣服の表示ラベルに書かれているマークの意味について考えてみよう」という内容で展開されました。
生徒たちは、いつもと違う場所と雰囲気に最初は戸惑いや緊張がみられていたようでしたが、次第にいつものペースを取り戻し、充実した授業になりました。
県内外より多くの先生方が授業を参観していました。中には長野県や山梨県から参加した先生もいました。
授業の後、参加した先生たちにより、より良い授業の実践に向けた研究協議が行われました。
公開授業ができたことで、家庭科授業の充実への機会を持つことができました。2年2組の皆さん、ご苦労様でした。
【今日の給食】(10月25日)
ハッシュドポーク(キャロットライス)、ハムサラダ、牛乳でした。
現在、保健体育の授業では「ダンス」を行っています。
本校のダンス授業は、文化庁の「コミュニケーション能力向上事業」を活用しており、ここ数年、株式会社「演舞麗夢」(エンブレム)の方々にお越しいただき、専門家による授業を行っています。
講師の先生たちは、自分のカラーのシャツを着ているので、生徒たちは覚えやすく親しみやすい印象です。
「ダンスは初めて」という子が多い1年生の授業は、簡単な動きや基礎的な動きが多く取り入れられており、生徒たちはダンスの楽しさを体感しています。
ダンス授業に慣れてきている子の多い3年生の授業では、振付けの内容も高度になり、生徒が踊る姿にカッコよさを感じます。生徒の表情から、きっと最後まで踊りきった時の達成感や充実感はひとしおではないかと感じられます。
「演舞麗夢」の方は、優しく、わかりやすく、丁寧にダンスの楽しさや魅力を教えてくれています。そのため、当初は踊ることに恥ずかしさや苦手意識をもつ生徒も、無理なくダンスに親しんでいるように感じます。そばで見ている人も思わず引き込まれるような楽しさいっぱいの授業です。
【今日の給食】(10月24日)
ゆかりごはん、中華風卵焼き、秋野菜のそぼろ煮、牛乳でした。
10月21日、本校で教育関係者対象の公開授業が行われました。
「市川市学校教育ビジョン」という市川市教育委員会の事業によるもので、市内の学校で実践されている充実した取組みや先進的な取組を公開し、内容や情報について共有したり協議をしたりしながら、市内全体における授業力の向上や学校教育の充実を図ろうというものです。
今回は「学習の個性化」をテーマに、生徒個々が単元内で特に興味や関心のある内容を選び、ICT機器を使いながら深掘りしていくという学習形態について、本校2年生で実践されている理科の授業が公開されました。
生徒たちは、各自タブレットを用いて、動画を視聴したり資料を検索したりしながら自分たちが選んだ内容への学習を深めていき、発見したことや学んだことをグループ単位でまとめていきます。
多くの先生方や教育委員会の方たちが授業を参観していました。
【今日の給食】(10月21日)
タコライス(麦入りごはん)、肉団子スープ、牛乳でした。
後期の初日となる10月18日、本校では「秋風祭」が開催されました。
秋風祭は、本校の文化的行事の通称名で、「合唱コンクール」「芸術鑑賞」「生徒会引継ぎ式」の三部で構成されています。
【第1部】合唱コンクール
限られた練習時間ではありましたが、スローガンである「精神一到」(集中して努力すれば、どんなことでも成し遂げられるという意味)のとおり、どの学年、クラスからも思いの込められた素晴らしい歌声が体育館いっぱいに響きました。
中でも3年生が奏でる重厚なハーモニーは、聴く人たちを酔わせるものがありました。
きっと1,2年生の多くの生徒が「将来は3年生のような歌声を響かせたい」と感じたのではと思います。
【第2部】芸術鑑賞
市川市出身のメンバーがいるお笑いコンビ「フランスピアノ」による「コント・漫談」を楽しみました。2人のテンポの良さと楽しい掛け合いに、生徒たちは盛り上がり、体育館は始終笑い声に包まれました。
【第3部】生徒会引継ぎ式
この秋風祭をもって引退する旧役員(3年生)から、これまでの思い出や生徒会への熱い思いが述べられ、新役員へしっかりと引き継がれました。
それぞれ雰囲気の異なる内容の構成でしたが、生徒たちの気持ちの切り替えが素晴らしく、すべての企画が充実した大成功の秋風祭となりました。
生徒会役員の皆さん、実行委員の皆さん、本当にご苦労様でした。
保護者の方もたくさんお越しいただきました。
合唱コンクールの結果は以下のとおりです。
≪金賞≫
・1年・・・3組「君をのせて」
・2年・・・3組「COSMOS」
・3年・・・3組「虹」
≪最優秀賞≫
・3年3組
※他に個人賞(指揮者賞・伴奏者賞)の受賞がありました。
【今日の給食】(10月18日)
秋味ポークカレー(麦入りご飯)、ひじきのマリネ、ヨーグルト、牛乳でした。
※写真を撮り忘れてしまいました。
本校は「二期制」を採用しており、本日(10月17日)が前期の最終日です。
通常授業終了後、「前期終業式」が行われました。
内容は、校長の話、生徒指導主事の話という流れでしたが、今回は「式」ということもあり、生徒たちはいつも以上に立派な態度でした。
後半は表彰、そして新しく部長になった生徒による抱負の言葉が述べられました。
終業式後、「通知表」が生徒に渡されました。
各クラスでは、学級担任が生徒一人一人にアドバイスを交えながら通知表を渡していました。
通知表というと「結果」(評定の数字)で良し悪しを判断しがちですが、これまでの取組を振り返るとともに、自分の課題を確認し、今後につなげていけるよう「過程」も重視して捉えていくことが大切です。
今年度も折り返し地点を回ります。後期がさらに充実したものになってほしいと願っています。
【今日の給食】(10月17日)
きのこスパゲッティ、海藻サラダ、大学芋、牛乳でした。
「秋風祭」直前となり、合唱練習が大詰めを迎えています。
学校では、昼休みや下校前の時間帯になると、校内の様々なところから素敵な歌声が聞こえてきます。
成長期にある中学生の合唱は、学年ごとにそれぞれの良さがあります。特に3年生ともなると重厚なハーモニーが奏でられています。
どのクラスも順調に仕上がってきており、本番が楽しみです。
秋風祭は18日(金)に行います。保護者の方、ぜひお越しください。
【今日の給食】(10月15日)
芋栗ごはん、魚の紅葉焼き、おかか和え、なめこ汁、牛乳でした。
本校には校内教育支援センターがあり、通称「はるかぜルーム」と呼ばれています。
はるかぜルームは、欠席が続いている生徒や、教室に入ることに難しさを感じている生徒の居場所として、また所属学級への復帰を図るための支援を図る場所として校内に設けられている教室です。
授業のコマごとに担当の教職員が生徒に付き添い、授業をしたり学習のサポートをしたりします。
使用教室は、生徒の動線から離れた目立たない場所にある教室を使っています。
中はこのようになっており、学習できる環境が整えられています。
また、部屋の奥側には一人で学習したい人のためのスペースや、クールダウンスペースも用意されています。
対象は本校の生徒で、入級(利用)に関しては、体験入級を行った後、保護者立ち合いの面談による校長の承認を経て正式な入級となります。
はるかぜルームへの入級または見学、相談を希望される際は、保護者の方より学級担任または教育相談担当職員にいつでもお問い合わせください。
【今日の給食】(9月11日)
麻婆豆腐丼(麦入りごはん)・中華風コーンスープ・柿・牛乳でした。
令和3年度より、生徒一人に一台の学習用端末(タブレット)が整備されました。また、タブレット以外にも、ここ数年の間で学校にICT機器の導入が進んでおり、授業の風景が変わりつつあります。
現在本校(市川市立の公立学校)の各学級の教室に整備されているICT機器のいくつかを紹介します。
1.大型提示装置
65V型の4Kテレビジョンです。授業では、教員のパソコンやタブレットを接続したり、書画カメラを接続したりして教材や映像資料等を映します。画面が大きいので、後ろの席の生徒も無理なく見ることができます。
2.書画カメラ
卓上の資料や図面などを、写真・動画・ストリーミング映像で大型提示装置に写し出すことができます。スタンドスキャナー、ドキュメントカメラ、実物投影機ともいいます。
3.デジタル教科書
紙媒体の教科書をそのままデータ化した教材のことです。大型提示装置やタブレットに写し出すことができ、音声や動画を再生したり、画像等を拡大したり、写し出された画像等に書き込んだり保存したりすることができます。また、学習履歴をデータとして記録することもできます。
4.電子黒板
大型提示装置に搭載されており、教材資料や図面データを写し出したり、その図面等にタッチペンや指で文字やマークを描いたりすることができます。
これらの機器を使用することにより、生徒たちは手軽に鮮やかな画像や映像、音声等に触れることができます。そして、授業のテンポや効率も上がり、理解度の向上が期待されます。さらに、授業支援ソフトとつなぐことで、より学習効果が高まっていると感じています。
現在、本校の教職員たちは、従来の授業形態の良い面を大切にしながらICT機器の活用を上手にマッチングさせることで、効果的な授業の実践や個別最適な学習の充実につなげられるよう研究工夫に努めています。
【今日の給食】(9月8日)
ごはん、揚げサバの野菜あんかけ、豆腐とわかめの味噌汁、牛乳でした。
高校入試では、面接試験を取り入れている学校が多く、本校でも受験時に多くの生徒が面接試験を受ける予定です。
そのため、9月末より3年生全員を対象に昼休みや放課後などの時間を使って一人10分程の校長面接を実施しています。
志望動機、高校生活への意気込みなど進路に関する質問や、自分自身についての質問など、1名につき7~8問ほどの質問に、生徒たちはやや緊張した様子で答えます。
面接練習をして感じることは、質問に対してしっかりと受け答えができる生徒が多いということです。中には緊張で言葉が詰まる生徒もいますが、その場で精一杯考え、自分の言葉で答えています。
また、面接をとおして、生徒たちの素直で温かい人柄を感じることができます。校長面接は、校長の私にとっても生徒一人一人を知る貴重な機会となっています。
【今日の給食】(10月3日)
ソース焼きそば、豆腐団子スープ、カップヨーグルト、牛乳でした。