今日の給食

12月16日(火)の給食

献立は、セルフオムライス、牛乳、野菜スープ、ヨーグルト、です。

オムライスも日本生まれの料理であると、これまでも何度か取り上げてきましたので、今日は「ヨーグルト」に注目してみます。

ご存じのとおり、ヨーグルトは、牛乳などの乳を乳酸菌や酵母で発酵させた発酵乳です。「牛乳など」とは、他にヤギ乳、羊乳、水牛乳が使われたヨーグルトがあるそうです(チーズと同様ですね)。食べたことがないのでとても興味があります。

ヨーグルトの発祥は意外に古く、紀元前数千年前にはすでに登場していました。中央アジアや東ヨーロッパで、遊牧民が乳を保存するために容器に入れ持ち運んでいた際に、偶然乳酸菌が繁殖してできたのが始まりと言われています。

それでは問題です。「ヨーグルト」という言葉はどこの言葉でしょうか?

日本でも「ブルガリアヨーグルト」は有名ですから、ブルガリアと答えたいところですが、違いました。

答えは、トルコです。トルコ語で攪拌を意味する「ヨーウルトゥ」が語源のようです。

ヨーグルトの普及に大きかったのは、ご存じブルガリアです。20世紀に入ってから、ブルガリアの長寿者が日常的に食べていることが注目され、全世界に広がったようです。

ちなみに、昨今の人気は「ギリシャヨーグルト」のようです。一般的なヨーグルトを発酵させた後、水切りをした濃厚でクリーミーに濃縮したヨーグルトですね。各地の有名店で行列ができています。

言うまでもなく、ヨーグルトは豊富な栄養や消化吸収、整腸作用まで期待できます。乳酸菌が免疫力を高めて、風邪予防の効果があることがわかっていますので、ヨーグルトを食べて、曽谷っ子には「元気」に過ごしてもらいたいです。