今日の給食

12月13日(金)の給食

献立は、麦ご飯、牛乳、根菜とひき肉のカレー、ひよこ豆のサラダ、りんご、です。

今日は、麦ご飯を調べます。

大麦自体は、奈良時代には広く栽培されていたようです(意外にも新しい印象ですが)。

そして平安時代にはお米と混ぜて食べられるようになったそうで、この平安時代が麦ごはんの始まりでしょうかね。

日本では、近現代になるまでは、都市部以外では米だけのご飯は神様への捧げものという位置づけであり、祝祭時のみだったようです。

麦ご飯ですが、とても栄養があるので、徳川家康は若い頃から健康に留意し、麦ごはんにこだわったとか。また、日露戦争時は栄養障害による脚気によって亡くなる兵士が出たそうで、麦ご飯を食事に取り入れたようです。

それぐらい栄養のあるご飯なのですね。特に食物繊維は米の10倍にもなるので、便秘の改善・生活習慣病の要望改善・血糖値の上昇抑制・コレステロールの吸収抑制・満腹感・虫歯の予防などなど、大麦を混ぜるだけで大きな効果を期待できます。

味や触感が気になる子もいると思いますが、カレーですから食べられるのではないでしょうか。

“トリプルデミック”ともいわれるこの時期、しっかり栄養を取ってもらいたいです。