今日の給食

12月9日(火)の給食

 

献立は、しらすわかめご飯、牛乳、五目うま煮、スイートポテト、です。

今日は「スイートポテト」に注目してみます。

「スイートポテト」はご存じのとおり、さつまいもを主原料として、バターや牛乳(今日は生クリームを使っています)や砂糖を使って焼き上げたデザートですね。

それでは、「スイートポテト」の発祥はどこの国でしょうか?

いかにも、アメリカやヨーロッパと考えますが、違いました。

答えは、なんと日本です。

明治時代に東京の洋菓子店の職人さんが、庶民の食べ物だったさつまいもと、西洋の材料や技術を組み合わせて考案したそうです。

こんなおいしい料理を、我々の先人が発明したことに驚かされます。いつもそうですが、日本の食文化の豊かさを感じさせてくれます。

ちなみに、そもそも、英語でさつまいも自体を「スイートポテト」と言います。そのさつまいもを使ったデザートを、そのまま「スイートポテト」と呼ぶのも何か不思議な気はします。

そのため、デザートの方の「スイートポテト」を英語で説明する際は、「sweet potato cake」や「sweet potato tarto」と表現するのが一般的なようです。

曽谷っ子には、手間のかかる料理を給食室で用意していただけるありがたさを感じながら、しっかりと食べてほしいです。