今日の給食

12月17日(水)の給食

献立は、ほうとう、牛乳、柚子香和え、かぼちゃドーナツ、お魚アーモンド、です。

【給食室より】

冬至は、1年でいちばん昼が短く、夜が長い日です。

冬至を過ぎると、毎日少しずつ昼が長くなります。

今年の冬至は、12月22日です。

冬至には、かぼちゃを食べます。冬至にカボチャを食べると、長生きをするといわれます。

また、冬至の日には、柚子のお風呂に入ります。お風呂に入って、体をきれいにして、いい1年を迎えるという意味があります。

少し早いですが、今日は冬至献立です。

給食室で柚子香和えとかぼちゃドーナツを作りました。

 

冬至の「カボチャ」、「柚子」について気になったので少し調べてみました。

冬至にカボチャを食べるのはいくつかの理由がありそうです。上に「長生き」とありますが、いくつかはそれとも関係します。

①栄養豊富で風邪予防となる。

②保存がきくので、昔は冬に食べられる野菜としてとても貴重だった。

③ん(運:うん)がつく言葉は縁起が良いので縁起を担ぐため。→かぼちゃは「南瓜(なんきん)」とも呼ばれるので「ん」が2つもつくから縁起が良い。ちなみに、「冬の七草」もあるそうで、①なんきん②れんこん③ぎんなん④にんじん⑤きんかん⑥かんてん⑦うどん、で「ん」のオンパレードです(いろいろな「冬の七草」があるようです)。

④冬至は昼が最も短いので「生まれ変わりの日」で「新しい力をもらう日」だから、①~③のカボチャを食べて過ごす。

冬至の柚子は主に「柚子湯」にするご家庭が多いのではないでしょうか。これは、上に「体をきれいにして、いい1年を迎える」ことと関係します。

①香りの強いものは邪気を払うと信じられていたので、柚子の香りは縁起が良い。

②柚子の成分が血行促進で体を温め、風邪を防ぐ。

③柚子の香りはリラックス効果を生む。

④冬至(とうじ)と湯治(とうじ)の語呂合わせ。

冬至は世界中で古くから大切にされてきた日です。子どもたちをグローバル人材として育てていくためにも、まずは日本の冬至についてよく知っていることが必要です。いい機会ですから、お家の方からも、冬至(今年は12/22)についてお話をしていただければ幸いです。