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令和7年度 学校運営協議会
第2回学校運営協議会
オープンスクールデーに合わせて第2回の学校運営協議会がい開催されました。
今回は本校初めての取組として、代表児童との意見交流の機会を持ち、その意見について話し合うということに取り組んでみました。
学校運営協議会も地域学校協働活動も、大本は子どもたちのためです。子どもたちの意見を聞くということは、もっと早くやっておいても良かったと思います。
代表児童は、6年生から6名です。
休み時間をなくしてもよいから学校運営協議会に伝えたい意見がある、という志のある子どもたちが立候補をしてくれました。出された意見が以下のものです。
・学校前の桜並木通りの信号を渡る時に危険なので安全対策をしたい。
・地域にゴミのポイ捨てがある。やめるよう呼びかけたい。
・地域のお祭りを増やしてほしい。
・山王公園の時計が表と裏で時間がズレている。直してほしい。
・挨拶が少ないので挨拶をするように呼びかけたい。
・山王公園にゴミ箱がないからポイ捨てがある。ゴミ箱を設置してほしい。
子どもたちの意見は大きいです。もともと学校運営協議会の委員さんは、子どもたちのために力を尽くしたいという方が集まっていますので、子どもたちから意見をもらったことで、それについての意見交流が活発に行われました。
代表児童もさすが自ら名乗り出た子どもたちで、大人たちに「~してほしい」という意見で終わりませんでした。最後は「自分たちがポスターを作ればいい!」となり、主体的に発信側に立って現状を変えようとする意欲が見られました。
実は、学校運営協議会からは、市や教育委員会に「意見書」を提出し、要望することはできます。
しかし、子どもたちのこういった意欲をみると、大人たちが意見書を出すのはもう少し様子を見て、子どもたちが自分たちの力で、自分たちの町をどのように良くしていくのか見たほうが良い気がします。自分たちで自分たちの町をよくする。これが民主主義でもあり、学ばせる良い機会にもなりますからね。
大人はいつでも手助けをできる準備をして、子どもたちの活動を見守りたいと思います。
大人も子どももよい機会になりました。また開催できれば思います。