いつもは気にならない段差でも・・・
11月21日、4年生の福祉教育の一環として、車いす体験をしました。
教えてくださったのは、社会福祉協議会とボランティアの皆さまでした。
車いすの乗せ方から説明を。
足が不自由なので、足をしっかりとフットレストに乗せます。
次に、介助の仕方を。
実際に体験してみると・・・
マットの上は、タイヤが重くて動きずらい。
ちょっとのスロープだけど、車いすが重い。
体の大きい先生が乗った車いすは、一人じゃムリ!
車いすに乗る人を介助する難しさを実感した子どもたちでした。
次に、校庭で車いすを。
自走にもチャレンジ!
力を入れるけど、なかなか進まない・・・。
スロープは・・・
1cmくらいの段差なのに、上がれない・・・。
普段は気にもしていない場所なのに、車いすで上がることができないなんて!
前輪を持ち上げて
校庭に作ったクランクの道、方向を変えるのが大変・・・。
車いすに乗ってみて
「坂を下りるときは後ろ向きなので、怖い」
「乗っているだけでなく、押してくれる人に協力をする」
「段差があります、と声をかけてくれたので安心だった」
「ちょっとはずかしい」
「速く押されたり、回されたりしたら怖い」
「押す人に負担をかけてしまう罪悪感、感謝の気持ちも」
車いすを介助してみて
「安心させるためにも、掛け声を忘れずにする」
「力加減がむずかしい」「操作もむずかしい」
「コーンに当たりそうで冷や冷やした」
「高齢者や病気・けがをした人の介助は難しい」
「乗っている人の命を預かっている。一歩間違えたら大変なけがになる」
安全に車いすを操作する方法、危険な場所、義足体験、目や耳が不自由な世界、体が不自由な人にしてあげられること、福祉全般について知りたい!とたくさんの課題が生まれてきました。
学習は続きます。