宮田小NEWS

小さな命

少し前のお話です。

 

12日(月)、宮田小学校で飼っているうさぎの「きなこ」が天国へ旅立ちました。

 

朝、早くに出勤した先生が「きなこ」の異変に気付き、校長室へ運びました。

おととい、10日土曜日に見たときはいつもと変わらない様子だったように感じましたが...

身体に力が入らない感じで...体温も下がっていました。

 

タオルとカイロで身体を温め、近くの動物病院へ。

病院の先生も優しく受け入れてくださり、できる治療を施していただきました。

 

お昼前、先生から息を引き取ったとの連絡をいただきました。

 最後まで治療をしてくださった病院の先生には、感謝しかありません。

 

悲しみにくれながらきなこを迎えに行き、校長室で安らかな寝顔で眠るきなこを見て、 今、できることは何か。

 

宮田っ子のみんなに可愛がられ、愛され、そして最後まで頑張った「きなこ」を宮田っ子のみんながちゃんと見送れるようにしようと。

 

教頭先生がお花を手向けてくれました。

献花台の準備も整え、給食の時間の終わりに、放送で全校のみんなに伝えました(6年生には伝えられずにごめんなさい)。

 

昼休み、多くの宮田っ子がきなこに会いに来てくれました。中には折り紙のにんじんやキャベツ、お手紙をもってきてくれた子も...。

お世話をしてくれていた飼育委員のみんなは最後までそばにいてくれました。

宮田っ子みんなのやさしさが、「きなこ」に伝わったことでしょう。

みんなありがとう。

 

その日の夕方、「きなこ」を市川市に依頼し、動物専用の炉で火葬、遺骨を慰霊碑に合同埋葬していただきました。

   市川市の動物慰霊碑

 

「みやたっこのみんな いつもわたしをみまもってくれてありがとう

  こんどはわたしが てんごくからみんなをみまもるね きなこ(ポッキー)」

 

 その日、見送ることができなかった子が、次の日供えてくれたかわいい「にんじん」です...きなこも天国で「おいしい!」って喜んでると思うよ。

 

 ※「きなこ」は以前、「ポッキー」という名前だったそうです。5年生や6年生の子どもたちが教えてくれました。長くにわたり、宮田小のアイドルでした。