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139_助けを求める(25.12.10)

 人権にかかわるいじめ防止を呼びかける標語が各学級から集まって、昇降口に掲示されています。その中からいくつか紹介します。

 ■考えて! いましてること いじめかも

 ■大じょうぶ? その一言で すくわれる

 ■ともだちがいるのはうれしい いじめがあるのはかなしい

 ■いじめはね ごめんねだけじゃ 済まされない

 ■いじめをしているそこの君!みえないナイフをもっている

 1948年12月に国連で採択され、12月10日は「世界人権デー」に定められました。そしてこの日を最終日とする12月4日からの一週間を人権週間と定めていますが、知らない人も多いようです。国連が提唱する人権は、「生まれてきた人間すべてに対して、その人が能力を発揮できるように、政府はそれを助ける義務がある。その助けを要求する権利が人権」を謳っています。一般的に、優しさや思いやりが強調される日本の道徳的な価値観とは異なるようです。

 話は変わりますが、様々な商品に付属するシリカゲル(生石灰乾燥剤)。つい燃えるゴミの袋に捨てようとすると、待った!がかかります。それ自体は直接火災を引き起こすことはないようですが、水分に触れると急激に発熱して、周囲の可燃物を発火させる恐れがあるからです。消防署を舞台とした本の中にもそうした様子が描かれ、不注意の怖さを痛感したのです。

 一年で最も住宅火災が多いのは、暖房器具などの火の取り扱いが増え、空気が乾燥する冬場だと思っていましたが、空気の乾燥と強風が重なる春(3~5月)の方が多いそうです。そうすると、今の時期から約半年間、助けを求める場面がないように火の用心!!