校長の部屋

校長の部屋

タイポグリセミア(6/15)

 今日は千葉県民の日です。天気予報を見ると、最高気温33℃(昨日比+10℃)だそうです。これからの季節は、熱中症にも気を付けなくてはなりません。

 ところで、昨日の「サザエさんじゃんけん」、風呂に入っていて見損ねてしまいました。でも便利な世の中。ネットで検索すればすぐにわかります。前人未踏?の「6週連続パー」はなく、サザエさんが出した手は「チョキ」。私は「パー」を出す予定でしたから負けてしまったことになります。来週からは新作のスタートらしいですね。

 さて、まったく話題は変わりますが、下を読んでみてください。


こんちには みさなん おんげき ですか? わしたは げんき です。

この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく の けゅきんう の けっか

にんんげ は もじ を にしんき する とき その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば

じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という けゅきんう に もづいとて

わざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。


 読めてしまうのが不思議です。文章中のいくつかの単語で最初と最後の文字以外の順番が入れ替わっても正しく読めてしまう現象をタイポグリセミア(Typoglycemia)というのだそうです。ただ、途中がデタラメでよいかというと決してそうでもないですが。

 なぜこんな話をしたかというと、新型コロナ感染症拡大で疫病除け妖怪「アマビエ」が、世間に広く知れ渡るようになったことに始まります。「アマビエ」なんて知らない私は、「アマエビ」と呼んでいたのです。アマビエの画像を見ても「どう見てもアマエビには見えないのに、どうして注目されるの?」と不思議でなりませんでした。最初と最後の文字は同じではありませんが、同じ文字の配列が思い込みにつながったのでしょう。

 もう一つ。つい先日配付した「学校再開日程の変更について」というおたよりです。チラッとHPで再確認したら、なんと最初のあいさつ文に間違いがあるのを発見!「市川市教育員会」とあるじゃないですか。「委(市川市教育委員会)」が足りない!熟読する部分ではないので、さらっと流してしまいがちですが、迂闊でした。全員に配付してしまいましたので、訂正はHPだけでお許しください。

 いよいよ明日から全員登校です。個々が「密」に気を付けた「新しい生活様式」を考えるとともに、教職員による環境づくりには特に気を配ってまいります。今週もよろしくお願いいたします。

校長の髪型Q&A(6/12)

 昨日、梅雨入り宣言がありました。今朝はきれいな青空ですが、いつまでもつことやら。

 さて、よく子供から質問されるのが頭髪について。流れる汗や強い日差しを遮ることのできないこの頭に、どうも興味がある子が多いようですので、Q&Aで書いてみます。

 

Q いつからその髪型なの?

A 15年前の写真ではすでにこんな頭(髪の密度はもっと濃かった)でした。床屋でバリカンで刈れる一番短い長さにしていましたが、伸びるのが早くて毎月行くのがもったいないので、自分で切ります。最初はアダプターなしのバリカンでしたが、ずいぶん前からカミソリで剃り剃り!

Q なぜ坊主にしているの?

A 髪質が硬く、伸ばしたままにすると真っすぐになってまとまらないのです。寝ぐせも酷い。特に、朝の貴重な時間を髪のセットに時間がとられるのがもったいなくて短くしています。 

Q お風呂に入ってシャンプーは使うの?

A 剃ったその日と翌日は石鹸で十分。顔を洗いながら額、頭とごしごしすれば、ハイおしまい。でも3日目からはシャンプーのお世話になります。リンス?コンディショナー?必要ありません。

Q どのくらいの頻度で、誰が切るの?

A 3~4日に一度、風呂場で剃ります。「自分でやると後頭部は見えないでしょ?」と言われますが、右手で剃りながら左手で剃り残しの確認をすれば大丈夫なのです。最後は、頭全体を撫でて、引っ掛かりがないつるつる状態なら終了です。

Q 昔はどんな髪型だったの?

A 髪の量も多かった20代はアイロンパーマやパンチパーマをかけていました。先日お迎えに来ていたお父さん(=サッカー部の教え子)に、スマホの画面を見せられました。そこには30年以上も前のサッカー部の子供たちとの集合写真がありました。私の頭にも、当然溢れんばかりの髪。今と比べると笑ってしまいます。ちゃんと30年分歳とっていると納得せずにはいられません。

Q 坊主頭で困ることはあるの?

A これからの季節、直射日光が暑い!日焼けした腕や背中の皮が剥けるように、頭皮だってピリ~ってジャガイモの皮剥き状態ではがれてくるのです。そのあとしばらくは白い皮が残って、人には見せたくない日が続きます。

(追記)夏場は、頭を蚊に刺されます。蚊の羽音とともに頭に止まった感触があると「ペチッ」。血を吸われていたなんてこともよくあることです。

Q ほかの髪型がよかったと思うことはないの?

A 前髪などをかきあげる仕草が格好良く見える人がいます。ところで、今日の私の髪型はオールバックですが、気づいてくれたでしょうか?

 

 今週、市川小に来て初めて私の頭を触る子がいました。お地蔵さんではないので、願いを叶えることはできませんが、思いに寄り添うことはできますよ。お賽銭はサービスしちゃいます。でも、勝手に触らないでくださいね。デリケートなもんで。

 ほかにも質問があったらお寄せください。答えられる範囲で回答させていただきます。

サザエさんじゃんけん(6/10)

 おはようございます。今日も暑くなりそうです。マスクをした口周りが蒸れる蒸れる!

 さて、アニメ「サザエさん」の「また来週~」の一言への感傷的な思いは以前綴りましたが、最後のじゃんけんの勝敗も月曜日のモチベーションにつながります。勝てばよい週になりそうな予感がするという方も少なくない(私だけ?)と思います。

 この「サザエさん」ですが、先日6月7日放送回のじゃんけんで、史上初となる「5週連続同じ手(パー)」が出され、愛好家たちが騒然としているというネットニュースを読みました。30年近い歴史を誇るサザエさんのじゃんけんで、5回連続で同じ手は初の出来事なのだそうです。こうしたことを長年研究している人がいることにも驚きを隠せません。「サザエさんじゃんけん研究所」なるものが存在するのです。

 新型コロナの影響で、新作の放送を休止し再放送を行っている「サザエさん」ですが、本編以外の部分で新鮮な話題を提供してくれています。

 ところで、14日の「サザエさんじゃんけん」で、あなたは何を出しますか?6連続を予想して「チョキ」?それはないだろうと思う私は「パー」にします。

屋上の犬の像は…(6/9)

 昨日よりも暑くなって真夏日となりそうです。昨日午後、トンボの生態を研究しているグループが、市川小のプールからヤゴを捕獲していました。他校で捕らえたという4cmもあろうかというヤゴや羽化してきれいな黄緑色の体を輝かせているトンボも見せていただきました。子供たちの生長がイメージされました。

 さて、屋上の犬の像が何者か、何となくわかってきました。教室訪問をしている際に、階段の踊り場にある掲示物(写真)に目が留まりました。よく見て歩くと、まだまだ見過ごしているものを発見できそうです。


 犬の像は、もともとは「日時計」だったようです。犬は棒を咥えていて、その棒の影の長さで時刻がわかる仕組みです。棒は影も形もありませんが。もしかすると、床に目盛りもあったのでは?

 この「日時計」の隣に「天体観測ドーム」があったことは、110周年記念誌に掲載された写真からわかります。昭和55年10月、ソニー理科教育振興資金懸賞論文優良賞に輝き、翌年7月にその賞金30万円で「天体観測ドーム」が作られました。「日時計」が作られたのはその翌月のことです。さらに、昭和56年10月には先の懸賞論文で優秀賞に輝いたのです。そして、賞金100万円で児童用顕微鏡を40台購入したと記録に残ってます。その頃の市川小には「野草園」や「屋上菜園」などもあり、理科教育に力を入れていたことがわかります。校長室にあるヒミツの小部屋の金庫には、ソニー理科教育振興資金懸賞論文が今も大切に保管されています。

 過去を大切にしながら、児童、保護者、地域の力で、現在の市川小もみんなに自慢できる学校にしたいですね。

私が小学生だったころ(6/8)

 今日から分散登校2です。今日はABグループ、明日はCDグループ(5年生は別)です。

 今日は私が小学生だったころ、ですから50年も昔の話をします。
 当時のクラスメイトの男子の筆箱には、必ずと言ってよいほど「ボンナイフ」が入っていました。鉛筆を削るための必需品。電動鉛筆削りなんて影も形もありませんでしたから。鉛筆のキャップに、ゴルフクラブ型が流行った時があります。消すゴムのかすを練って丸めてボールにします。机の穴に何打で入れるのか競いました。学校の池にいる鮒を理科の実験で解剖し、取り出した浮袋で遊んだような記憶もあります。

 学校の敷地内では、「肝油ドロップ」が時々販売されていました。肝油の容器が魅力的だった思いが蘇ります。当時、ゼリー状の肝油は、学校給食でも提供されるような栄養補助食品でした。ブリやタラの肝臓からとる油で、ビタミンAやDが豊富に含まれていたのだそうです。現在の肝油は、魚からではなく別の原料から作っているといいます。
また、毎月、学研の教材屋さんが「科学と学習」という冊子を販売していました。やはりその付録も魅力的だったのです。

 校門を出ると、ひよこを売っているおじさんがいました。黄色だけでなく、ピンクや水色のひよこも売られていました。でも、こんな学校は日本中探してももうどこにも見つからないでしょうね。

 学校から帰った後の遊びは、専ら公園での野球かビー玉、メンコや泥団子。時々、酒屋から日本酒一升瓶の王冠を集めてきて、珍しさを競い合ったり、交換したりして遊びました。

 昭和20年代から30年代にかけて、日本の小学生の9割に寄生虫がいたといいます。学校では定期的に検便を行いましたし、回虫退治の虫下しを飲みました。私のころは、美味しくないチョコ味でした。

 瓶牛乳のキャップ開けの針、当たりが出るともう1本もらえる「ホームランバー(アイス)」や「パイゲンC」、夏の朝のにおいとラジオ体操のカード、♪新しい朝がきた~♪というラジオ体操の歌。こんなどうでもいいことを時々思い出しノスタルジックな気分に浸るのは歳を取ったせいでしょう。

 さて、ご家庭では保護者あるいはおじいちゃん、おばあちゃんの昔話をする機会はあるのでしょうか。子供には全くわからないことであっても、聞いてみたいと思う子は少なくないのではないかと思うのですが…。

校長の似顔絵(6/5)

 今日、2回に分けて入学式を行いました。いつもと違ってちょっとおめかしして格好よかったり可愛かったりした子供たち。2か月遅れのおめでとう!
 校門で子供を迎えたり見送ったりしていた時、ある保護者の方から「1年生に校長先生の似顔絵の描き方を教えてください」とお願いされました。5,6年生にも教えていなかったのでこの場を借りて…。


 ①大きなタマゴがありました
 ②小さなタマゴがその中に、2つ横になってます
 ③タマゴの模様は「6」と「9」?
 ④タマゴをつなぐ紐がでた
 ⑤タマゴに毛虫も寄ってきて さらに一匹仲間入り
 ⑥ミミズだって仲間に入りたい
 ⑦最後に、耳を忘れずに!  ほらっ、出来上がりです。(写真参照)


 
 一昨日、3年生の男の子が描いた「リアル校長画」をいただきました。また校長室の入口に貼ってあります。ありがとう。

昔のアルバムをめくりながら(6/4)

 スマホで写真が簡単に撮れるようになって、覚書やメモのように使うこともしばしばあります。デジカメが出始めたころは高価でなかなか手が出ませんでした。画質も、現在と比較したら雲泥の差。フロッピーディスクに保存するタイプもありました。
 フィルムカメラの時から、子供の成長を写真に収めて「老後の楽しみ」と言いながらアルバムに残してきました。コメントや出来事などもたくさん添えて…。その数はざっと50冊。保管スペースの確保が大変です。最近は専らスマホ撮影になってたので、印刷することがほとんどなくなってしまいました。手軽にスマホやパソコンに保存できても、見て楽しむという機会は激減してしまったように感じますが、皆さんの家庭ではいかがでしょうか?


 先日、たまたま引き出した15年も前のアルバムをめくりながら、「そんなこと、あったなぁ」と大笑い!それとともに、私自身が若い!隣で妻が「顔の張りが違う」「ほら、ほうれい線とかさぁ~」とズバズバ言います。確かに、腕を見ても肌がカサついているように見えますし、「プールで水を弾かないんじゃない?」と思ってしまう劣化度にがっかりさせられます。
 そういうわけで、風呂上がりにはローションとクリームを塗ることだけは忘れないようにしている今日この頃…。

ごみゼロ活動に思う地域の力(6/3)

 あっという間に6月になってしまいました。梅雨入りも近いのではないでしょうか。

 5月最終日曜日というと「ごみゼロ」の一環として清掃活動が行われる地域も多いことと思います。我が家の町会も例に漏れず、本来ならば31日がその日でした。しかし、現状において実施できるはずもありません。

 この「地域の清掃活動」ですが、我が家が属す班は参加がほとんどないのです。公園近くの道路の草取りなどを自主的に行いますが、それを横目に車でブ~ンって出かけてしまう家族もあるほどです。マンションに住んでいた時も90世帯くらいあっても清掃で顔を合わせるのは片手で数えられるほど。大雪が降ったときに雪搔きしていたのは2~3人だけ。新興地区においては「自分のうち以外は関係ない」という傾向が強いのかもしれません。

 意識はなかなか変わらないかもしれませんが、何とかしないといけないという危機感もあります。大規模災害時における「共助」が言われて久しいのですが、地域の力を結集しなければできないことがたくさんあると思います。皆さんのお住いの自治会や町会はいかがですか?

 最近笑ってしまったことを一つ!災害時用の飲料水を確保していましたが、その在庫を確認した妻からメールでメモが届きました。8箱のうち賞味期限切れが7箱。内訳は、期限が切れたばかりが1箱、2019年1箱、2018年1箱、2015年3箱、なんと2013年1箱でした。笑い事ではない?

音楽を聴きながら(6/2)

 朝陽が差し込む日のダイニングは、きらきらタイム。サン・キャッチャーに反射して壁に光を映し出す短い時間が、このきらきらタイムなのです。そして、暑くなりそうな一日のスタートと思いきや、どんより曇った空が…。

 さて、妻と娘はスキマスイッチのファンです。娘がファンクラブに入っている関係で、私も2度コンサートに連れて行ってもらいました。1回目は横浜アリーナ。歌手の歌を生で聞くなんて大学生のときに友達と行ったユーミンのコンサート以来です。さらに、良い席で近い!目の前にテレビで見る顔が・・・。ある意味、感動!

 そして、2回目は今年の2月9日のNHKホール。様々な曲を聴いて予習して行ったので前回よりよくわかります。今回も1階席の通路側という最高に良い場所。卓也(ボーカルです)がステージから降りてきて目の前に。妻は「タクヤ~」と遠慮がちに言いながら腕や背中にタッチタッチ!新型コロナで様々な制限が出るほんの少し前のことです。この後からコンサートやライブは一切行われていませんから、なんてラッキーだったのでしょう。

 昨晩は、ファンによる聴きたい歌の中からスキマスイッチがセレクトしたライブの映像をYouTubeで観ました。知っているフレーズを歌いだすと、「うるさい!」「近所に聞こえる!」とバッサリ!

 話は飛びますが、昔、初めてLPレコード(CDではありません)を買ったのは「クリスタル・キング」。「チャゲ&飛鳥」にするか悩んだ末の購入でした。そして、好んで聞いたのが「甲斐バンド」。「風」や「NSP」のアルバムも何枚かありました。そういえば昔のステレオって大きかったなぁと懐かしくなります。さらに、歌番組で流れる好きな曲を、ラジカセでよく録音したものです。スタートとストップのボタンを押すタイミングの難しさ!今でも曲を聴くと、あの時代のあの場面がよみがえるなんてこともあるから不思議です。

 子供たちが10年、20年して懐かしく思い、情景が思い浮かぶ歌ってどんな曲なのかなぁ。

 

校長室へようこそ(6/1)

 今日から4分の1ずつですが、分散登校が始まりました。校門に立っていたり教室を回ったりして子供たちを見て嬉しくなりました。1年生が国語で学習する「おじさんのかさ」と題材がありますが、最後になって傘本来の使い方を実感したおじさんが「なんてたって、かさらしいじゃないか」(セリフは違ったかも?)と傘をさして言う場面があります。子供たちの声が学校内に聞こえることこそ、「学校らしいじゃないか」と言いたくなります。明日もC,Dの子供たちが元気に登校するのを楽しみにしています。
 
 さて、電車通勤の私は、読書の時間がそれなりに確保できます。つい先日までは、「レインツリーの国」(有川浩 著)を読んでいました。娘の本棚にあった短い恋愛物といえますが、聴覚障害者の困難について、「そうそう!」とうなずける部分、初めて知ることが多く書かれています。読んでみてください。
 「図書館戦争」「旅猫リポート」「植物図鑑」「キケン」などの作品がある、有川浩(アリカワ ヒロ)氏ですが、この本のあとがきを読むまでは男性だとばかり思っていました。これまでに様々な作品を読みましたが、字面から先入観が働いてしまっていたようです。気を付けないと…。
 校長室には、我が子に読み聞かせをしていた絵本のほか、有川浩や東野圭吾など文庫本を置いてあります。保護者の方や高学年の子供達にも面白そうな作品がありますので、貸し出しすることを考えています。興味があったら、校長室入口の表示札が「在室」の時にノックしてください。

 

サラリーマン川柳(5/29)

 3年生の先生方が、職員室の机でじっと一点を凝視しています。何だろうと不思議に思っていると、「モンシロチョウの卵から幼虫が出てきているのですよ」と教えてくれました。躍動する生命って感じです。最近、うちのレモンやキンカンの鉢植えの周りを、アゲハチョウが盛んに飛び回っているのを見かけます。葉をよく見ると卵が付いています。大きな青虫が何匹もいることに気づいてギョッとするのも、そう遠くないことだと思います。でもそのままにしておくと、葉がみんな喰われて丸坊主になってしまうので、丁重に辞去をお願いし、引っ越していただきます。今年は学校に持ってきて、3年生に飼ってもらうとしましょうか。
 話は変わりますが、第33回サラリーマン川柳コンクールのベスト10が昨日発表されました。第1位は、50代男性の「我が家では 最強スクラム 妻・娘」。我が家も同じかも…。
そして、第10位にランキングされた「早よ、帰れ!言ってる上司が帰らない」。こう言われないように、ワークライフバランス(生活と仕事の相乗効果)を大事にしたいですね。”生活の充実によって仕事の効率・パフォーマンスが向上し、短時間で仕事の成果が出せる。そうすることで、プライベートに時間を使えるという好循環のこと”を指しますが、「仕事」を「学習」に置き換えれば、子供たちにも通じるところがあります。
 さてっと、今日は効率よく成果が見えるように仕事を頑張って、明るいうちにお風呂に浸れたらいいなぁ。

私はクルマ大好き!(5/28)

 今回は「クルマ好き」の方しかわからないかもしれませんが…と最初に断っておきます。

 私は、卒業アルバムの将来の夢に、車を一日中運転していられる職業を挙げるくらい、小さな頃から自動車が大好きでした。ミニカーを買ってもらうと、畳の縁の模様部分を道路に見立てて、「ブーン」と自分で言いながら走らせます。車庫入れも縦列駐車もおてのもの。プラモデルもよく作りました。戦車や戦闘機、船、バイクなどいろいろな模型がある中で、ひたすら自動車。

 自転車に乗れるようになると、自転車の名前は、(前にも書いたかもしれませんが)スーパージェッターが乗る「流星号」。ハンドルの中心にあるボルトにはマジックインキで「G」と書きました。なぜかしらここだけは「マッハ号」でした。近所の友達と自宅のある八千代台から印旛沼・成田まであてもなく出かけました。小学生でしたから、今考えるとよく親が許したものだと。もしかすると、内緒で出かけたのかもしれません。

 18歳を過ぎれば、自動車運転免許は私たち世代の必須アイテム。大学に入ってすぐ教習所通い。晴れて免許取得ができてからは、父親の510ブルーバードを借りて通学やドライブを満喫。今思うと危ないこともしていたような記憶がチラッと蘇ります。

 そのあとは、中古の初代アコード。私の4つ違いの弟がホンダに就職した後に2代目アコード、インスパイアを父が買ったのを機に頻繁に貸してもらって運転していました。自分で買えるようになってからは、三菱ミニカが初のマイカーとなったことに始まり、ジェミニ・イルムシャー、ビッグホーン、初代エスティマ、95プラド、ランクル100、スイフトスポーツ、アウトバックといった遍歴です。

 いろいろ弄りもしました。ホイール、タイヤ、サスペンション、エアロ、電装系etc。その散財を今でも妻に責められます。ですから今は、毎月のお小遣いでやりくりできる範囲にとどめています。

 「クルマは動けばいい」という考えの方もいらっしゃいますが、私にとっては大切な相棒です。これは、自転車が愛車だった頃と何ら変わりません。だからいつもきれいにしてあげます。さすがに毎週洗車というわけにはいきませんが。さぁ、今週末もピカピカにしてあげます。

 子供たちが登校する日も近づいています。不安もあるでしょうが、笑顔で帰れる学校であるよう全力で努めます。

 

5月27日(水)

 おはようございます。14号沿いの花壇にも、我が家の庭にもアジサイの花が咲き始めました。土壌の酸度によって花の色合いが変化することはよく知られています。
 似たようなことが学校、学級、家庭で育つ子供たちにも言えます。根を広げやすい環境か、どのような価値観と雰囲気をもつ環境かなど、子供たちにとってはとても大切な要素のはずです。
 さて、今年の1月11日の朝日新聞に、千葉工業大学惑星探査研究センターの松井孝典所長と同大学未来ロボット技術研究センターの古田貴之所長、タレントの安めぐみさんによるパネルディスカッションの記事がありました。「未来の文明をどのように構想するのか」を議論したものです。
 キーワードは、「好奇心」だったように記憶しています。古田さん自身も「研究者ってドキドキワクワク」と語っています。そして、中学生からの「宇宙やロボットに興味があります。どういうことをすれば良いですか?」という質問に次のように答えています。
 
 松 井 氏  宇宙といってもたくさんの分野がある。生命、ロケット、観測。惑星を見る話も、宇宙を見る話もある。何でもありだ。好きこそものの上手なれ。これなら世界一になれるという自分の能力を見極めて伸ばすことだ!
 
 古 田 氏  質問を書いた少年に伝えたい。決して諦めるな!科学者になりたいなら、自分の判断を信じろ!磨け!自分で行動できるようになれ!情報を取りに行け!行動あるのみ!興味がある先生の所に自分で行こう!自分で確かめよう!今すぐやろう!
 
 子供達には、自分がワクワクすることを見つけて、失敗しながらもチャレンジし続けてほしいと願っています。そして、学校や家庭がそれを受け入れられる度量をもった器でありたいとも考えます。さらに、「7月になったら」「○年生になったら」ではなく、「今すぐにできることから」取り組み始めたいものです。

 今日も一日、子供たちが各家庭で頑張れますように!これから、どんな色の花を咲かせるのか楽しみです。

 

 

5月26日(火)-Part2-

 今日、昼過ぎに校長宛の一通の封書が届きました。

 差出人は子供の字であることはわかるものの、思い当たる節がないのです。早速開けてみると、かわいい和菓子柄(違ったらごめんなさい)の便箋3枚に丁寧な文字で書いてくれています。高学年のAさんです。そして、この「校長の部屋」を読むのが楽しみだというのです。「早く新しいのが更新されていないかな~」とつぶやきながらHPを見てくれるそうです。嬉しいですよねぇ。主に保護者や地域の方を対象に書いてるつもりですが、在校生に読者がいるとなると俄然張り切ってしまうお調子者です。で、今日の第2弾となったわけで…。

 Aさんは絵が好きで、アニメーターあるいは小説家になりたいと綴り、締めくくってくれました。私の小学校の卒業文集に書いた将来の夢は、タクシーかダンプの運転手。とにかく一日中車が運転できることが生業となったら幸せだなぁと漠然と考えていたわけですから、なんか大違いだなぁとちょっと情けなくなってしまいました。

 Aさんだけでなく、約680人の児童の顔と名前が分かりません。退勤時に市川駅へ向かう道すがら、小学生や親子連れとすれ違うこともしばしばありますが、声かけはもちろん、会釈すらできません。「うちの学校の子かなぁ?」と思いつつ、「真間小や宮田小の子だったら格好悪いし、不審者になってしまいそうだし…」とためらわれます。

 ですから、マスクをした坊主頭(時にツルツル頭)で「蜂須賀校長かな?」と思ったら(偽者もいます)、「こんにちは」と声をかけてください。笑顔で応えたいと思います。ただ、耳が悪いので、聞き取れない場合もあるかもしれません。決して無視したわけではありませんので、今のうちに謝っておきます。「ごめんなさい!」次、また声をかけてください。

5月26日(火)-Part1-

 毎週日曜日に「サザエさん」を見ています。このエンディングを聞くと、月曜日からの1週間が憂鬱で悲しくなってきたことがあったことを思い出します。明るく「また来週~」って言われても…ね。

 さて、このサザエさん一家、カツオは永遠の小学5年生。学生帽を被っていることに時代を感じます。ワカメは3年生。サザエさんはこう見えて24歳(原作では1922年・大正11年生まれの27歳)です。

 では波平さんやフネさんは何歳なのでしょう?調べてみると、波平54歳(明治28年生まれ)、フネ52歳(原作では明治34年生まれの48歳)で、結婚して28年になるようです。ちびまる子ちゃんとともに、私世代には懐かしさが随所に盛り込まれ、楽しみな番組であることは確かです。

 懐かしい思いが蘇る漫画といえば、「20世紀少年」です。まさに、私は主人公ケンジの時代とかぶるのです。つい先日、箱にしまい込まれていた漫画本全22巻?を本棚へ引っ張り出してきて就寝前に読み返し始めました。

 今の子供たちが、何十年か経っても印象深く心に残っていることって何なのだろうと、ちょっと興味があります。また、先日ここに書いた30数年前の少年少女は、何を思うのでしょうか。

 朝夕の電車が混雑し始めました。座席を一つ空けて座っていたのはほんの数日前。今朝は、どの車両も7人掛けに詰めて座っていました。社会がまた動き始めてることを実感しますが、大人子供関係なく「のど元過ぎれば・・・」にならないようにしたいものです。

 来週から子供たちが分散で登校しますが、対策を怠ることなく取り組んでいきます。

 

 

5月25日(月)

 昨朝もそうでしたが、晴れた日はカーテン越しに枕元から室内に朝日が広がります。休みの日でも5時ころに目が覚めて、ウキウキした気分にさせてくれます。

 さて、今晩、緊急事態宣言の解除が発表されそうです。先週あたりから電車も人が多くなってきた気がします。

 今日、船橋駅ホームで快速電車を待っているときに、通路に貼られた特急電車の乗車口案内にふと目が留まりました。「特急あずさ」「特急富士回遊」とあります。調べてみますと、ともに首都圏と中央線主要駅を結ぶ列車なのですね。甲府や松本方面へ連れて行ってくれます。

 そういえば、私が中学校を卒業するころに、テレビから流れていたのは「あずさ2号」。兄弟デュオ・狩人のデビュー曲です。当時のあずさ2号は、平日8時に新宿を出発して、甲府、松本を抜け、13時少し前に白馬に到着する約5時間の旅だったようです。去年、秋田へ仕事で出かけたときに、東京から新幹線で4時間でしたが、遠かったことを思い出します。♪わたしは わたしは あなたから 旅立ち~ます~♪というサビ。この女性、春まだ浅い信濃路のどこへ向かったのか気になります。

 酔っぱらって、終点までを行ったり来たりなんてことを経験された方もいらっしゃいますよね。それを「まぶしい、ひとつの青春なんです~♪」とは言いませんが、私も年齢を重ね、いつか妻と一緒に寝台特急に揺られてゆっくり旅したいなぁなんてことを願う歳になりました。

 

5月21日(木)

 肌寒い日が続いています。校庭では、一時預かりの休憩中の児童5名がソーシャルディスタンスをとりながら?遊んでいます。

 市川小バラ園から数種類のバラを切ってテーブルに飾っています。センスがないので花瓶に差しただけですが、彩りを与えてくれて心が和みます。

 そして、その奥に見えるのが校長室の仲間たちです。紹介します。

 中央が副校長の「ウータン先生」、右に「ティガオ」、左に「クーマン」。ティガオは、前任校で子供たちから「ひげ抜きの刑」を受けてしまいました。

 我が家にもぬいぐるみがたくさんあります。成人して家を離れた娘や息子が連れて行った子たちもいますが、全部に名前がついています。例えば、同じような犬のぬいぐるみにも「ワン助」「ワン太郎」「ワン之介」「ワンポ」など様々で覚えきれません。

 話は戻りますが、校長室の3名は、校長室の警備員として夜間も活躍してくれているはず?です。校長室にお立ち寄りの際には、ぜひこの仲間たちにもお声掛けをお願いします。

5月19日(火)

 人それぞれ口癖というか、つい音となって出てしまう言葉や声ってありますよね。

 最近、妻から「なんか鬱陶しい!」と言われたのが、自席から立ち上がる時に発する「よし!」というかけ声なのです。自分では切り替えのために何気なく言っているようですが、聞いてる者にとっては耳障りなことも多いようです。そういえば、職員室の椅子から校長室に移る時にもよく言っていると思います。隣の席の飯田教頭も耳障りに思っていたかもしれません。ごめんなさい!

 昔、学級担任をしていた頃のことです。授業中に、何やら子供たちのクスクスッとした笑いが頻繁に起こるのです。何かと思いつつも授業を終えました。休み時間にある女児が教卓に近づいてきて、「45回だったよ」と報告するのです。私には「???」です。聞いてみると、授業中に「ね」と言った回数だったのです。話す中で「~でね、~でね」と繰り返していたらしいのです。そのあとの授業では、言わないようにすることばかり考えて気疲れしてしまったことを思い出しました。

 ある言葉が気になりだすと、そこばかりが聞こえてしまうことがあります。講演会などで「え~、それは、え~」というように、話の合間に「え~」が頻繁に聞かれることがあります。逆にそうした言葉がないと、とても聞きやすく話が上手に思えてきます。

 自分ではわからないことがたくさんありますので、気づかせてくれたことに感謝の気持ちです。

 さて、皆さんのご自分では気づかない癖、口癖ってなんでしょうか?

 

5月18日(月)

 先々週土曜日に、テレビで「ミッション・インポッシブル ~ローグ・ネイション~」が放送されたので、ドキドキしながら最後まで観ました。不可能を可能としてしまう、トム・クルーズ演じるイーサン・ハントの活躍には目を見張ります。ご覧になった方もいらっしゃったと思います。

 さて、10年前のパソコンのコマーシャルで、俳優の山P(山下智久さん)が、クエスチョンマークの点を除いた部分をなぞり取って、「I」と「m」の間にアポストロフィーとして擦り付ける映像がありました。

 「Impossible?」が「I’m possible.」に早変わり!つまり、「不可能を可能に!」というコンセプトです。文法的には正しくはないようですが、単純な私は「なるほど、おもしろい!」と、その発想に驚かされました。

 まだしばらく、新型コロナウイルスに影響を受ける生活が続きそうです。さらに、第二波、第三波と波が繰り返されることも予想されます。ただ、こういう状況で「不可能を可能にする」発想や行動はとても大事だと考えます。

 市川小に着任して1か月半、創造(想像)力たくましく、発想豊かに子供たちの教育について考えていかなければいけないと改めて反省しています。

「できない、と言ってしまったとたん、そこから先にはいけない。でも、大丈夫、あなたにもきっと、できる。だって、“Impossible”は、ひとつ発想を変えるだけで、“I’m possible”になるのだから」(by T社)

 

5月17日(日)

 気持ちの良い日曜日です。天気が良いと気分も晴れ晴れします。でも明日は雨の予報、しかも今日より7℃ほど気温が下がるとか。明日更新しようと思っていましたが、先週金曜日の写真を使って市川小のバラ園の紹介をします。

  

 きれいでしょ?様々な種類のバラの今が最盛期です。杉山校長の時に整備して、7年目になります。花ボランティアの中村さんが丹精込めて育てています。学童Aクラスの奥側にありますので。来校する機会がありましたらぜひご覧ください。