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2023年7月の記事一覧
248 ショウガ(23.7.4)
たまに公用車を使いますが、頻繁に使用する車ではないので汚れもひどいですし艶もない。先日は乗り込んでか膝の辺りに目をやると、黒いズボンが汚れています。それを払ったときに初めてクモの巣であることに気づきました。ドア付近にクモの巣が張られていたようです。その払った手で何気なく頭に触れたみたいで、今度は痒くて仕方なくなりました。そんな公用車も導入から20年過ぎた位でしょうか。9月には新車がデビューする予定です。
さて、例によってテレビを見ていると、ショウガ農家の特集です。「根ショウガ」とともに「葉ショウガ」についても触れています。初夏の葉ショウガの中で「谷中ショウガ」は有名ですが、味噌やマヨネーズをつけて生で食べるとお酒も進みます。ただ、誰もが知っているだろうと思っていたこの葉ショウガを、番組に登場する若者は全く知りません。それだけでなく、インタビューを受けていた年配の方も食べたことがないというから驚きです。普通のショウガほど辛みが強くないので、食わず嫌いから卒業してほしいと思います。
話は変わりますが、スマートウォッチの時計文字盤をカスタマイズして好きな画面にできます。気分によって、あるいは月が替わったタイミングなどに変更をしますが、ある文字盤にしたとき「…?」となったのです。曜日を表示する窓に「FIR」とあります。金曜日の「FRI」の間違いでは?ほかの文字盤では正しく表示されているので、きっとプログラムミスなのでしょう。ショウガないなぁ。
247 私の帰る場所(23.7.3)
毎朝なかよし広場で植物に水やりをしたり、野菜の収穫をしたりする子供たちに会います。「ほら、獲れたよ」と自慢げにミニトマトやピーマンなどを見せてくれます。今日も真夏日で暑そうです。
さて、昨年度から気になっていたのが、2・3階昇降口の外側にある手すりから身を乗り出して下にいる友達に手を振ったり話しかけたりしている児童がいることです。自分では「大丈夫だ」と思っていても、思わぬ事故が起きるもの。幼児がマンションのベランダから転落する事案が頻発しましたが、これだって誰もが「まさか」と思ったはずです。今年度になって傘を手すりから下に落として子供の頭部にぶつかるといった案件もあります。幸い大事には至りませんでしたが、思わぬ結果をもたらすことだって予想されます。
そこで、手すりの下の部分に足をかけられないように、用務員やそのリーダーが何日もかけてボード貼りの作業をしてくれました。隙間に足を差し込めなくなりましたが、意図的にボードの上部に足を乗せようと思ったらできてしまいます。どんな対策をとったとしても、不注意は防げてもすべてを回避できるわけではありません。だから、適切な指導はどんな場面でも大事だと思っています。
『グレースの履歴』(源孝志 著)を読み終わりました。以前テレビで放映されていたので、原作を読んでいても俳優の顔が浮かんできます。ホンダのS800という真っ赤な古いスポーツカーが登場して、その名が「グレース」。モナコ公妃だったグレース・ケリーが運転した車という設定です。途中、「どこにでも行ける自由は、帰る場所がなければ、“いつまでも続く孤独”でしかない」という表現が数回登場します。帰るべき場所で、必ず誰かが待っていてくれる安心感があってこその自由ということです。自分の居場所があるという安心感があるから、好きなことができたり全力で何かに打ち込んだりすることができるのだと思うのです。家庭や学校・学級もそうありたいと考えます。