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2023年11月の記事一覧

303 教科担任制(23.11.7)

 大笑いした新聞投書がありました。

 5歳になる孫に、「バァバ、お母さんごっこをしよう」と誘われたそうです。「私がお母さんをやるから、バァバは犬でも猫でもいいよ」と言います。たまに、「ご飯でもくれ、ワン!」などと言っていればよいだろうと考えて、楽そうな犬をやることにしたのだそうです。すると孫は、いきなりおもちゃを遠くに投げて言ったのです。「取って来い!」と。ごっこ遊びも様変わり中?

 さて、毎朝家や学校で新聞に目を通しますが、必ずといってよいほど四コマ漫画を読みます。読売新聞は『コボちゃん』、朝日新聞は『ののちゃん』です。ののちゃんは小学3年生で、苗字は「山田」。’91年秋から『となりのやまだ君』で連載がスタートし、’97年4月から主人公を変更して改題・掲載されていて今日に至ります。最近気づいたのですが、ののちゃんの学年は一部教科担任制なのです。体育はタブチ先生、図工はヤスダ先生が教えています。担任が藤原先生なので3クラス編制なのでしょう。

 本校でも、5学年と6学年で一部教科担任制を行っています。学級数が違ったり、教科による週指導時数が違ったりするので、組み合わせと時間割編成は想像以上に大変です。ミシン縫いによるエプロンやナップザック制作では、午前中4コマ全部家庭科室で同じ教員が指導をしている姿がありますが、指導者にとって或いは児童にとってのメリットや効果を検証する必要がありそうです。

 昨日から24日まで平田小の読書週間ですし、全国的には9日までが読書週間。『私のペースでしおりは進む』が今回全国の標語らしいです。平田小のテーマは、学校だよりでお知らせしたとおりですが、学校図書館や公共図書館を積極的に利用して、とっておきの1冊に出会ったり、読書の幅を広げたりできるといいなぁ。

302 土曜日って(23.11.6)

 朝の電車で爆睡中の高校生や社会人を時々見かけます。遅くまで仕事だったのか、夜更かしをしたのか。極限まで睡眠時間を削らざるを得なかった頃、吊革につかまりながら寸暇を惜しんで寝ていたことを思い出します。ですから金曜の夜はうれしくてたまりませんでした。

 そんな土曜日と日曜日の朝のNHKニュース。キャスターの一人は井上次郎アナウンサーです。上手ですが、何より安心する顔立ちなのです。朝から見たくない顔や聞きたくない声があると同じように、癒される顔や声もあるようです。

 また、土曜日の新聞別刷りに、様々なタイプのクロスワードパズルが掲載されますが、必ず鉛筆を持ち出して取りかかります。朝から脳が活性化するのを感じます。でも、数独の場合はスルー。好きじゃないから…。最後に残った文字を並べ替えて出来上がりという懸賞問題もあります。ある人は、「ロ」「イ」「ウ」「ン」「ハ」「-」の6文字を見て、閃きます。嬉々として、「ウーロンハイ」と書いて応募したそうです。でも正解は「ハロウィーン」だったとか。

 土曜日には特別感があります。一日が終わっても、もう一日休みという「おまけ」があることの喜び。何をしようかと高揚感に溢れます。先週は金曜日が祝日でしたから、さらにお得感!逆に日曜日の夕方以降は、気持ちは沈滞。多くの人が折り合いをつけて月曜日からの仕事や学業に臨みます。私たち教員の場合、子供の顔を見て声を聞くと、自然と気持ちが盛り上がるからこれまた不思議!

301 あやかる(23.11.2)

 10月29日から今日までの約1週間は、我が家の「命日週間」なのです。なんということでしょう!2日おきに義母、父、義父と続きます。ですから初日に3人分のお墓参りを済ませました。そして今日11月2日は「いい字」の語呂合わせで「習字の日」だといいます。

 さて、年末に、ボクシングの井上尚弥選手(バンタム級4階級制覇・スーパーバンタム級2団体王座)が、世界スーパーバンタム級4団体統一戦に臨みます。圧倒的な強さから「モンスター」の異名をもちますが楽しみでなりません。

 過去の日本人ボクサーで特に印象が強いのが、やはり具志堅用高さん。試合のたびにテレビにかじりついて観たほどです。そのほか、輪島功一さんやガッツ石松さんの試合も魅力的でした。影響されやすい質の私は、家でシャドウボクシングもどきをやって汗をかいたこともあります。近くにボクシングジムがあれば通っていたのではないかと思うくらいです。これは、きっと漫画『あしたのジョー』や『がんばれ元気』の影響があったに違いありません。

 活躍するスポーツ選手などにあやかってつけられた子供の名前、つまり「あやかり名」は少なくないはずです。「由伸」とあれば、ジャイアンツファンで高橋由伸にあやかったなと思ってしまいます。日本シリーズ第1戦で投げたオリックスの山本由伸選手はきっと…?大リーグで活躍する大谷翔平選手や佐々木朗希選手に名前をもらった子もいるでしょうし、「裕次郎」なんて俳優名(古っ!)もありました。2023年の赤ちゃんの名前ランキングでは、ドラマ『silent』の影響で、「紬」「湊斗」「想」がランクアップしたとか…。

 先月26日にはプロ野球ドラフト会議がありました。1位指名をもらって歓喜の選手、最後まで名前が上がらずに悔し顔の選手だっています。ただ、ドラフト上位に名前を連ねることが目的ではなく、あくまでもスタートラインに立っただけ。ドラフト外の選手が大活躍することだって、野球界以外でもざらにあります。子供たちには、自分の名前を「あやかり名」にするぞというくらいの気概をもって、様々な方面で挑戦してほしいものです。

 そういえば、昨朝白門に立つ千葉さんをお見かけしました。健康のために朝日を浴びながら歩いてきたとのこと。子供たちとも笑顔で会話を交わしていました。もうすぐプレゼント用のメッセージ綴りが完成します。

300 ジャパン・モビリティ・ショー(23.11.1)

 早くも11月に突入です。校長室の行事黒板は、校内外のイベントなどでびっしりです。

 校内に自動車メーカー「スバル」のクルマが大好きな男児がいます。自分で車をデザインして見せてくれたりそのメーカーに特化した書籍を持ってきたり…。さらに、国語や図工、家庭科と学習の中にも想いが表れ、その徹底ぶりに感心してしまいます。

 そのスバル社が、空を移動できるエア・モビリティを目玉にした出展がされたと、新聞で報じられました。長く親しまれた「東京モーターショー」から、名称を「ジャパン・モビリティ・ショー」に改め、4年ぶりに開催する大規模な展示会の記事。先の土曜日から一般公開が始まりました。海外からの出展はわずかですが、これまで以上に未来を展望した姿・技術を感じる展示が見られます。

 何を隠そう、自動車好きの私は振替休業日に足を運んで、一人で見てきました。前回行ったのは、確か10年前。息子と一緒に行きましたが、人で溢れていてブースによっては近寄れない所もあったように思います。今回は平日ですからさほど混雑しないだろうと思いましたが、いやいや「月曜日なのに、皆さん休んでいていいの?」と思うくらいビッグサイトの中は混雑していました。かといって、展示された車に近寄れないほどではありません。

 この10年間で大きく変化したと思うことが2つあります。まずは、乗用車からトラック・バスに至るまでEVが多いこと。だから、ダイハツのブースに旧車ミゼットやシャレードを見かけたときには、懐かしいとともにホッとしたほど。そしてもう一つの変化は、見て回った身体の疲れ具合。高々1時間半見て回っただけなのに、家に帰って疲労度マックス!グッタリでした。

 さて冒頭の男児、同じ日に会場にいたそうです。午前9時から午後7時まで隈なく見て回ったといいますから驚きです。むしろ、引率したお母さんの疲労度は、私の比ではないはず。本当にお疲れさま。ただ、子供のためならできてしまうのだから、親ってすごいと思います!